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事故から1年(その後について)

こんばんは、MAPです。

今日5月21日は、妻が自転車事故をおこした日(1年前)になります。
しばらくnoteを更新していませんでしたが、今考えていることをつらつらと書きたいと思います。


人生が変わった出来事

1年前の今日、午前中は近所のママ友が家に来てママたちがリラックスして楽しげな会話を楽しんでいました。

自分はママたちの邪魔にならないように黒子に徹して、ママたちが楽しむためのサポートをしたり、子どもたちの面倒をみたりして妻たちが日頃のストレスなどを発散してもらえたらと張り切っていました。

午後は、別の友人宅にBBQへ家族で行くことになっていて、自分も家族も楽しく過ごす予定の1日の予定でした。

どこにでもある、何気ない1日のはずだったのですが・・・

妻は、単独で自宅に帰る途中に自転車で転び、後頭部を強く打って脳ヘルニアになってしまいました。正確にはこの時点では脳ヘルニアではなかったのですが、結果としそのようになってしまい1ヶ月後に亡くなりました。

誰がこの出来事を想像したでしょうか?

真っ当に生きてきたはずの人生で、まさかこのようなことが起きるなんて・・・夢であって欲しい、このような事実はとても受け止められない。

その当時は何が起きているのか全くよくわかりませんでした。
現実に起きていることかもよくわからず頭の中が空っぽになってしまい、しばらくは一切の思考停止状態でした。

子供たちとの会話

1年経った今、子どもたちと妻の話をする機会が減りました。時と共に良くも悪くも少しずつ記憶から離れていきます。

とはいえ、私は1週間前くらいから今日の日を意識していて、子どもたちと事故のあった出来事について何らかの会話をしようと考えていました。

私:1年前の今日のこと覚えている?

子ども:えっ何だっけ?

私:お母さんが自転車で事故してしまった日だよ

子ども:あー、そうか。そうだったね。

私:その事故から自分たちが学ぶべきことは何かな?

子ども:うーん

私:色々とあるけれど、自分自身を過信しないこと。自転車に乗るときはヘルメットを被ることかな。

でも一番重要なことは、「人生はいつ終わりが来るかわからない」ことかな。だから、みんなもやりたいことは先延ばしにせずに、どんどんやっていいからね。お父さんができる限りサポートするから。

子ども:うん

私:お母さんがいなくて寂しくない?

子ども:今は時間も経って寂しさはあまりないかな

私:何か我慢していない?寂しい時は、「寂しい」って言っていいのだよ

子ども:うん、ありがとう

というような会話をしました。
長男は、声をあげて泣くほどではありませんでしが、涙だぽつり、ぽつりと出ていました。

長女は、割とさっぱりとしていて大きく表情変えず冷静に聞いていました。

次女は、いつの間にか寝ていました(笑)。

この1年、子どもたちにとっても立ち直るための辛く、寂しい日々だったと思います。

もちろん、心の傷はまだ癒えていないかもしれませんが、大きく落ち込むこともなく、普通に学校に通い、何かトラブルを起こすこともなく、前向きに生きている姿を見ると、とてもたくましく思いました。

子どもたちは「今、この瞬間を生きている」のかもしれません。
過去でもなく、未来でもなく、だからこそ大きく落ち込むこともなく、日々を楽しく過ごせているのかもしれないと思うのでした。

今の生活について

「最近どうしているの?」とたまに聞かれます。

答えとしては、普通の日常生活を送っていますということになります(笑)。

そうそう、次女が4月から小学校へ入学したので、朝の送りと帰りのお迎えがなくなったので、それはそれで楽になりました。

ただ、水泳教室に通うことにしたので、それのサポートは時々発生します。なるべく自分のことは自分でやるという癖をつけてもらっていますが。

長男、長女は大きな変化はありませんが、長男は小学5年生なので中学をどうするか少し悩んでいます。色々と調べてみたのですが、あまり良い答えは出ずに今ある選択肢から選ぶことになるのかなぁと。

自分は、しばらく全盛期の半分の仕事になっていましたが、少しずつ仕事の量を増やしていっています。仕事はやりがいはありますし、収入も増やしたいという思いもあります。

ということで、生活についてはある程度慣れてきていて、大きな不自由もなく過ごせています。

ただ、時折食事を作ったり、洗濯物を畳んだり、洗い物をしたりしていると、「これをずっとやるのは辛いな・・・」と感じることがあります。

自分は主夫業はできるものの、やっぱり向いてはいないのだと思います(笑)。

次回も思いつくままに書きたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

MAP

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