子どもにしてあげたいこと

子育てをしていて
これは自分のセラピーではないかと
錯覚することがある

私は私
子どもは子ども
別の個体だ

分かってはいるが
ふとした時に
自分が子どもの頃に感じていたことや
親にされたことが
フラッシュバックして
境目が分からなくなる瞬間がある

一般的に親、特に母親は
子どもの人生を
自分の人生のリベンジマッチと
してしまうことがあるようだ

多かれ少なかれ子育てには
自分と子どもを重ね合わせるという
側面があるのだろう

良いか悪いかは程度の問題だ

自分のセラピーと錯覚することも
何ら不思議なことではないのかも

そう思ったら少し気が楽になった


子育てにおける私の目標は
無駄な足枷を作らないこと

無駄な、というのがポイントである
どうやったってゼロにはできない

足枷を置き換えるとしたら
認知の歪みやマインドブロックだ

自己認識や世界観が歪んでいると
人生悉く上手くいかないということは
私が実証済みだ

例えば困っているときに
周囲から差し伸べられたサポートに
気づくことも受け取ることもできない

歪みをなるべく作らないこと

スポーツとか偏差値とか
そういうレベルの話ではなく
もっと根本的なところ

日々の生活の中で
子どもがその小さな胸の中に
大人と同じようなモヤモヤを
抱えている瞬間を目にする

そういうときは
大体フラッシュバックが起こり
なんとも言えない感情になる

私の親の対処法は
無視するか否定するだった

嬉しいことを喜び
腹が立つことには怒り
悲しいことには悲しみ
悔しいことは悔しがる

子どもには
感じたことをありのままに受け止められる
ようになってほしい


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