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言わないことを決める

私はよく口を滑らします。

「言わなきゃよかった」と思ったときには後の祭り。
なかったことにしたいときに限って相手は熱心に深掘りをしてきます。
取り繕おうとすると、ますます話が変な方向に行き、気づけば泥沼です。

言ったが最後。全ては後の祭り。

ここ数日でも何度かやらかしました。
振り返ってみると
・感情が溢れてしまったとき
・話を盛り上げようとしたとき
こういうときは滑りがちです。

言葉に感情が乗ると、感情の波に乗って次から次へと言葉が出てきます。それがいわゆる本音というものなのだと思います。
言葉と感情が一致すること、それ自体は悪いことではありません。ですが、本音というのは伝える相手を選んだ方がいいというのも事実です。言う必要がない相手に言わなくてもいいのです。

私はついつい相手にいい顔をしてしまいます。
ただ会話をすればいいのに、少しでも面白い話を、有益な情報を相手に与えたいと考えたり、時には遜ってでも相手を気持ちよくしようとするのです。

これは一見いいことのように思えますが、根底にあるのは自分をよく見せたいという欲です。
あなたにとって私は利益になる存在ですよ、ということを体現したいのだと思います。

感情と欲。
人間の愚かな部分でもあり、愛おしい部分でもあります。
悟りの境地に至らない限り一生付き合っていくことになるでしょう。
コントロールするにも限界があります。
私はその場の感情や欲に勝てない自信があります。笑

では、口を災いの元としないためにはどうしたらいいでしょうか。
少し違う視点で考えました。

言わないことを決める。
今のところこれが最適解だと思いました。
例えば人を批判しない、自分を貶めないなど。

「余計なことを言わない」というのが大事なのです。
他人のことに口出しするのは基本的に余計なことです。
自虐ネタを聞かされた方は大抵笑えないということも知っています。

言わないことは決めました。
あとは、日々実践するのみです。

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