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バイデンの中東離れが加速させた 中国の存在感、変化する石油地政学

スンニ派大国サウジとシーア派大国イラン
外交関係正常化 存在感増す中国

 3月10日、イランとサウジアラビアが外交関係正常化で合意。両国は2カ月以内に双方の大使館を再開する。今回の協議は北京で3月6日から進められてきたという。

 イラン外務省の報道官は3月13日の記者会見で「このポジティブな展開はバーレーンを含め、ほかの地域諸国との関係でも起こりうる」と強調した。

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