僕のレンズで見た世界(中編)・・・楽員名鑑

2023年4月20日 11:52

新日本フィルハーモニー交響楽団のメンバーを、趣味やライフスタイルを通して紹介するnote。前回に引き続き、カメラが趣味のコントラバス奏者・城満太郎と、東京都墨田区のフォトジェニックな場所を巡ります。
スマホでも、一眼レフでも、素敵に写る場所がたくさんの錦糸町を、城と一緒に写真におさめましょう！

眠らない街、錦糸町

前回は昼間の錦糸町をお届けしましたが、今回は、昼間の爽やかな雰囲気とはまた違った、夜の錦糸町をお届けします。

※以下、無記名の写真は全て城満太郎撮影。

錦糸町は古くからの繁華街ですが、2012年にスカイツリーが出来てから夜の輝きが一層増しました。
なにせ634mの巨大建造物が、ずっと光を放っているのです。名実ともに＂眠らない街＂と言えるこの錦糸町の、夜のフォトスポットをご紹介します。

スカイツリーのライティングはLEDなので、一つの色だけでなく、様々な表情を見せてくれます。
通常のライティングだけでも３種類、1日の時間帯によっても変化します。
さらに、時期やイベントによる特別ライティングも見ものです！

※詳しくはこちら

様々な色に変化するスカイツリー。
最近では自分の＂推しの色＂(アイドルなどのメンバーカラー)にスカイツリーが灯る時を狙って、写真を撮る方もいるみたいです。

シンボリックな物の写真は変わり映えしないことも多いですが、スカイツリーは来るたびに違う顔が見られて、その日の思い出にも色を添えてくれそうですね。

灯りの元には人が集まる

錦糸町では、毎年冬になると駅を中心にイルミネーションがともります。
年によって様々なデザインが施されるのですが、トリフォニーホールまでの道にもキラキラした光が溢れるので、色彩が寂しい季節の写真にはもってこい！

また、水面にスカイツリーや富士山などを映すといい感じの写真になりますが、それと同じく、表面がツルツルのものだったら石でも綺麗な写真が撮れるんです。

例えば、トリフォニーホール(大ホール)の正面入口前に石のベンチがあるのですが、普通に撮るとこんな感じ↓

せっかくのイルミネーションがあってもなんだか寂しい感じ…

それを、カメラの位置を下げ、イルミネーションの光がベンチに映るようにすると↓

一気に華やかになりますね！

「ツルツルしたもの」を見つけた時は、是非光を映し込んで、写真を華やかにしてみてください。

＊＊＊

墨田区周辺には浅草や隅田川など、フォトジェニックな場所がたくさん。
昼ももちろん素敵ですが、夜の墨田区もまた違った雰囲気になるのを、是非カメラにおさめてみてくださいね。

どこもかしこもアイデア次第でフォトスポットに……

次回もお楽しみに！

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城満太郎 (じょうまんたろう)

千葉県出身。東京藝術大学音楽学部を卒業後渡独。ベルリン・ハンスアイスラー音楽大学卒業、ミュンヘンフィルハーモニー管弦楽団より奨学金を受け同オーケストラアカデミーにて研鑽を積む。吉田秀、永島義男、エスコ・ライネ、マティアス・ウェーバー、スラヴォミル・グレンダの各氏に師事。
2011年入団。現在新日本フィルコントラバス・フォアシュピーラー。

Twitter：@JMantaro
Instagram：@MANTAROJO

ヘッダー写真：木下雄介
ヘッダー以外、無記名の写真：城満太郎
文：腰野真那

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