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初めてのキッザニア。めちゃくちゃ頑張っていた息子。11回目の面会交流。

今回の記事では、8/17(水)11回目の面会交流について記載したい。

一ヵ月ぶりの再会。初のキッザニアへ。


今月で息子は三歳になった。
息子が三歳になったら行くと決めていたのがキッザニア。
私の元バイト先である。
たくさんの思い出が詰まった場所に息子と行けることを心待ちにしていた。

キッザニアの近くで待ち合わせ。
先に私を見つけて猛ダッシュで駆けつけてくる。
恒例の全力抱っこから面会交流がスタート。
そして「パパ会いたかったよ」と一言言ってくれました。
「もちろんパパも会いたかったよ!」
そんな言葉を交わして再会を喜びました。

息子は少しお腹の調子が悪いとのこと。
人が多い場所だけど、無理なく楽しく過ごしたい。

入館。お仕事探し。


そのまま抱っこでキッザニアの入口へ。
バイトをしているときは従業員用入口から出入りするので、来場者用の入口から入るのはなんだかテンションが上がる。

入口にはANAの飛行機(実際に使われていたらしい)の一部が飾られており、それを見た息子はテンションマックスに。
「ANAやー!!!!!」
と叫んで走り回ってジャンプしている。笑
めっちゃかわいい。
パパはさっさと受付を済まし、いざ入場。

懐かしすぎる。
バイトをしていたのは約10年ほど前の話だが、内観はあまり変わっていない。
少し懐かしい気分に浸っていたかったが、息子を連れてとりあえず一周歩いてみる。

息子が最初に選んだお仕事は、パイロット。
入口の飛行機がインパクト強すぎたんでしょうね。
パイロットは一時間ほど待ち時間があったので、予約を済ませる。
待ち時間なしでできる仕事を一つできればなーと歩き回ってみる。

息子が興味を持ったのは電力会社のお仕事。
内容は、高所作業で電柱の修理をするというもの。
大丈夫かなーと思いながら電力会社の受付へと向かう。
受付の方から
「高い場所での作業は大丈夫ですか?」
と確認された息子は
「やっぱり怖いからやめとく」
とのこと。笑
怖いのは無理してやらなくていいよ。楽しそうなアクティビティから順番にやっていこ。

とりあえず昼食。


色々とお仕事を見回ったけど、最初だしちょっと怖がっている様子。
まぁパイロットはすごいやりたそうにしていたので、それまで無理に何かをさせる必要はないかと思い、昼食をとることに。

イスとテーブルがかなり混んでいたので、パンとサンドイッチを購入してベンチで食べることにした。
サンドイッチを落とさずに上手に食べれるかなーと心配だったけど、ほぼ落とさずキレイに食べきっていました。
立派に成長している姿を見せてくれてありがとう。

ご飯を食べているときも、キッザニア内を走っている救急車や消防車を見て興奮しっぱなし。
今日はもう消防車は受付が終了していたけど、次キッザニアに来たときは消防車に乗ろうね。

初のお仕事。パイロット。



パイロットの予約時間になったので、受付へと向かう。
さぁ、上手にかっこよくできるかな?

僕と離れて座るように促されると、ちょっと怖がって僕から離れようとしない。
「大丈夫やで、お姉さん(従業員の方)が優しく色々教えてくれるから」
と言うと、従業員の方も
「一緒にお仕事頑張りましょう」
と優しく声をかけて下さいました。
すると息子はお姉さんの方へ。
よく頑張った息子よ!
そのあと何度か僕の方へ戻ってきたけど、泣くことなく、やめることなくお仕事をスタートしてくれました。
いざパイロットのお仕事が始まると、夢中でシュミレーターを操縦する息子。
お仕事の説明をじっと聞くことはできていなかったけど、息子なりに頑張って操縦している。笑

楽しい時間は短いもので、キャストの人から「ではみなさん操縦を終えて集まって下さい。」との声がかかる。
息子以外の他の子はみんな集まっているが、息子だけはシュミレーターから離れない。笑
他の子から「もう到着したから終わりやで」と声をかけられていました。
やりたい気持ちはよく分かる。でも次待っている人もいるから交代しないとね。

お仕事が終わった後、最後にお給料を受け取って終了。
息子よ、よく頑張った!
一生懸命頑張ってる姿にパパも元気をもらったよ。

自分がバイトをしているときには気付けなかったけど、従業員の方から、大人と接するかのように我が子と接してもらえることがこんなにもありがたいことなのかとしみじみ。
連れてきてよかったなー。

次は介護福祉士の仕事。車いすを押す息子。


次は介護福祉士のお仕事。
自分が働いていたときにはなかったアクティビティで、どんな内容なのか自分も楽しみ。
介助が必要な方を、補助器具を使って車いすに移す作業と、車いすを押して一緒にパーク内を散歩するという内容でした。
ボタンを押すと昇降するストレッチャーを操作して、大興奮する息子。
でも、あんまり昇降しすぎると乗ってる人が気持ち悪くなっちゃうよ。笑

車いすを押して散歩をするとき、僕は内心結構不安でした。
息子は物の扱いがあまり丁寧な方ではなく、おもちゃを投げたりわざと物を倒したりしてしまうこともあります。
車いすも乱暴に扱ってしまうんじゃないかなーと思っていましたが、従業員の方に補助してもらいながら、丁寧に車いすを押していました。

感動です。笑
ただ丁寧に車いすを押しているだけでも感動してしまう自分は、スーパー親バカなのか?
それともみなさん同じような気持ちになるのかな?
本当にキッザニアに連れてきて良かった。

最後は一番大好きな電車の仕事。


最後は電車の運転士のお仕事。
なんとそこには、昔一緒に働いていた従業員の人がいました。
懐かしすぎてすごいうれしい。
その人は、僕が働いていたときに、優秀賞?のような感じで表彰されていた人なので、子どもとの接し方がすごいのなんの。
タイミングよくその人が息子のお仕事をサポートしてくれることに。

息子はとにかく乗り物が好きなのですが、その中でも特に電車と新幹線が大好き。
従業員の方のお仕事説明は全く聞かずに、ずっと電車の中の物に触りまくっている。笑
従業員の方、色々ご迷惑おかけしてすいません。
電車もシュミレーターを使って運転をするというお仕事なのですが、息子は本当に楽しそうにお仕事に取り組んでいました。
この先、じーっと人の話を聞けるようになってくれたらそれはそれでうれしいけど、でも人の話が聞けなくなってしまうぐらい何かに熱中できるそんな姿も大好き。
そういうところも忘れずに育ってほしいな。

お別れ。いつもより別れを拒む息子。


そんなこんなで、楽しい時間もこれにて終了。
退館時間ギリギリにキッザニアを出る。

いつもはもう少し名残惜しくなるお別れですが、直前まで遊び倒していたので、僕も息子もやや興奮気味でした。

外に出ると、息子を迎えに来た祖母の姿が見えました。
すると息子はようやくお別れの時間だと気づき、「まだパパとバイバイしたく」と言って僕から離れようとしません。
いつもこの時間がツライ。

「また来月絶対会えるよ。またキッザニアに来ような」
何度も息子にそう言い聞かせます。
ようやく納得してくれて祖母のもとへ。

いつもパパのこと好きって言ってくれてありがとう。
今まで生きてきた中で、こんなに愛されていることを実感するときはないよ。
自分がこんなにも人を愛せるんだって実感するときでもある

息子に愛されているということが分かるだけで、パパはまた明日から精一杯頑張れるんだよ。
次会うときも最高にいい顔で会うために、毎日一生懸命がんばって生きていけるんだよ。
あなたが抱っこを求め続ける間は、いつまででも抱っこしてあげるために、ずっとトレーニングし続けるよ。

愛って本当にすごいパワー。
そんなことを教えてくれてありがとう。
また会えるのを楽しみにしてるよ。またね。


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