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社員旅行で会社もメンバーももっと好きになった話

こんにちは。NEWhのHR担当山下です。

昨年12月、NEWhのメンバーで社員旅行に行ってきました。
行き先はなんとベトナムのハノイ!

「自由なワークスタイルと共創・チームワーク重視の組織カルチャーの両立」を掲げるNEWhでは、組織で一体感を持てるイベントにも重きをおいています。ですが、過去に会社行事としてキャンプ企画等はあったものの、オフィシャルな社員旅行は今回が初めて。しかも行き先が海外ということで、期待に胸が高まります。

いざ行ってみると、「NEWhという会社」「NEWhというチーム」そして「メンバー」。
対話と交流、そして共創を通じてそれぞれの魅力を再発見する又とない機会になりました。

今回はそんなNEWh初の社員旅行についてレポートしていきたいと思います。

社員旅行の目的


「どうして社員旅行へ?」
「何故ベトナムなのか?」

この記事を読んでいる方の中にはそう思った方もいるのではないでしょうか。

今回の社員旅行には、3つの目的がありました。

1つ目は「NEWh内の相互理解を深めること」
2つ目は「Sun*ベトナムとの理解を深めること」
そして3つ目は「ベトナムという成長市場に刺激を受けること」

NEWhは創業から約2年のまだまだ若い会社ですが、この1年間で新たにメンバー8名が入社し、人員数は約2倍へと成長しました。

また、NEWhは新規事業・デジタルトランスフォーメーション(DX)・プロダクト開発を支援するデジタルクリエイティブスタジオ Sun Asterisk(以下Sun*) の戦略子会社として創業しましたが、Sun*のルーツは実はベトナム。

同社では創業時からベトナムでITエンジニアの雇用を行っており、現在グループ全体約1800名のうち、その2/3以上をSun*ベトナムをはじめとした海外エンジニアが占めています。

Sun*ベトナムはSun*グループを支える大きな存在となっていますが、NEWhのメンバーの中でも、Sun*ベトナムと日常的に交流があるメンバーはまだわずか。

このような背景がある中で、

・創業初期のこのタイミング、かつ新しいメンバーも増えてきた中で、みんなで集まり、体験を共有し、刺激を受け、楽しむことはすごく大切なこと。

・ベトナムは成長市場で新しいことに対する熱量がすごい。NEWhも新規事業に向き合う中、そういった熱量を持つ人たちとの接点を持ち、交流をきっかけに刺激を受け、自分たちも新しいことに対する熱量を持ち続けていきたい。

・だからベトナムにみんなで行きたい。

といった代表神谷の思いもきっかけとなり、今回の旅行が実現しました。

Sun*ベトナムの拠点はハノイ、ホーチミン、ダナンにありますが、今回はその中でも最大規模の拠点であるハノイを訪問することが決定。

任意参加のイベントでしたが、結果としてメンバーほぼ全員が参加する一大イベントに。
出発が近づくに連れ、期待に胸を踊らせて少し落ち着かない様子のメンバーたち。そんな姿もまた、旅への期待を高めるのでした。

メンバーとの「共創」で生まれたプログラム


仕事において「共創」を大事にしているNEWh。

今回の社員旅行にあたっても会社からただ目的を共有するだけではなく、目的を正しく理解・共感してもらった上で、参加者それぞれが意義と目的を持ち、それらを叶え、全員にとって有意義な内容にしていきたい。

そんな思いから、プログラム企画にあたってはメンバー全員に事前ヒアリングを実施しました。

「成長市場であるベトナムの人たちとの交流やローカルカルチャーを体験したい」
「普段仕事で関わりがないメンバーや新しく入社した人と交流したい」
「みんなで面白い体験を共有したい」
「半分は自由に過ごしたい」

など、メンバーから寄せられた希望を元に今回は下記3つのプログラムを企画しました。

  • Sun*ベトナムオフィス視察&交流会

  • ベトナム文化体験&NEWh懇親アクティビティ

  • NEWh懇親会

ここからは、実際の様子をご紹介いたします。

Sun*ベトナムオフィス視察&交流会

初日、ノイバイ国際空港に到着したら、早速送迎バスでSun*ベトナムオフィスへ。

移動中の車内。溢れる異国感に胸が弾みます。

Sun*ベトナムオフィスに到着。
ハノイは湿度が高い上に雨も多いので、室内を痛めないために日本と同じく靴を脱いで過ごす文化があるそう。こちらのオフィスもエントランスの先は靴を脱いで上がるスタイルでした。

Sun*オフィス内。
奥に見えるハートの風船は「ベトナム女性の日」のお祝いで飾ったものだそう。誕生日のメンバーのデスクにはまた別のお祝いが飾ってあり、お祝い事や風習を大切にするベトナムの文化を感じますね。

コミュニティスペースにはサービスデザイン、事業開発に関する書籍がズラリ。
NEWhメンバーもこれには興味津々。メンバーが持ち込んだ書籍も多いそうで、皆さん勉強熱心なのが伝わります。

オフィス見学の後はSun*ベトナムの会社・事業説明会。
実はベトナム国内より日本からの依頼がほとんど、など改めて知ることも多く、今後のSun*ベトナムとNEWhとのコラボレーションを具体的にイメージできる有意義な時間となりました。

言語の壁を超えてつながった、ベトナムメンバーとの交流会

オフィス視察後はSun*ベトナムメンバーとの交流会へ。

会場入り口にはなんとNEWhを歓迎するタペストリーが!思わぬサプライズにメンバーから歓声が上がります。

会場に入るとさらなるウェルカムムード。そしていよいよ交流会がスタートしました。

左)まずは乾杯!日本では最初に1度だけの乾杯も、途中何回でもするのがベトナム式だそう。NEWhのみんなも「モッ!ハイ!バー!ゾー!」の掛け声に合わせて一緒に盃を交わします。
右)普段は禁酒中の神谷さんもこの日ばかりはビール解禁。いい笑顔です。

左・中央)どれもおいしいベトナム料理。
右)ベトナムメンバーお勧めのりんごのお酒。なんと度数29.5度!どんぶりに注ぎ、ビニール袋に入った氷で冷やして飲むというのがなんとも豪快。

場が温まってきたところで、ベトナムメンバーに向けて神谷さんからNEWhの会社説明を。
通訳に抜擢されたのは、過去ベトナムに3年住んでいたという新メンバー辛川くん。流暢なベトナム語での会社説明に会場の熱気も高まります。

NEWhにはベトナム語はもちろん、英語に不慣れなメンバーも多いのですが、交流会では日本語や英語に堪能なベトナムメンバーのフォローもあり、言語の壁を感じることなく親交を深めることができました。

「共創」を大切にしているNEWhでは相互理解の時間や場を重要視していますが、それは、対話を通じ、互いに認め合うことで、よりよい仕事につながると考えているためです。
Sun*ベトナムとの交流会はまさに互いを知り、認め合う、双方にとって充実した時間となりました。

現地文化に触れて学ぶ、NEWh懇親アクティビティ

Sun*ベトナムメンバーとの交流を楽しんだ初日。
2日目の午後からはNEWhの懇親アクティビティを開催しました。

行ったのは、「ベトナム・ハノイを知ろう!ベトナム探索クイズ大会」

こちらは事前にメンバーから寄せられた「ベトナムのローカルカルチャーの体験」と「メンバー同士の相互理解・チームビルディング」の希望を叶えるための企画。
くじ引きでチームに分かれてベトナム市街を探索し、ベトナムに関するクイズを3問ずつ作成し、正解を競います。

今回は4チームに分かれてのチーム対抗戦。
説明が終わるとみんな一斉にベトナムの街へと飛び出しました。

あるチームはハノイの名所、ホアンキエム湖周辺を探索。

おそらく何かのお店。肉も魚も路面販売が主流?

また別のチームは現地の書店でネタ探し。
日本ではなかなか使う機会のない翻訳サービスを利用してリサーチを進めます。

フィールドワークから戻ったらクイズ大会がスタート。会場はSun*ベトナムオフィスのコミュニティスペースをお借りして実施しました。

NEWhのメンバーたちはベトナムで何を発見し、どんな問題を作り上げたのか?
気になるその一部をご紹介します。

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Q.こちらはベトナムのとある寺院に掲示されているポスター。「ある行いをするとこういったご利益が得られる」という説明をしているもので、上の絵では「仏像を大切にすると○○になれる」と描かれています。一体どのようなご利益が得られるのでしょうか?

気になる正解は...

A. 健康でイケメンになれる

まさかのイケメン。健康プラス美貌、どの国でもみんなが求めるものは同じ…というところに親近感を感じつつ、日本ではあまりないストレートな表現に思わずクスっとしてしまいますね。
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上記は一例ですが、

  • ベトナムのショッピングモールで現地の暮らしぶりを調べ、そこからクイズの着想を得たチーム

  • 日本では見たことのない料理や食材からヒントを得てクイズを作りあげたチーム

  • エスノグラフィック調査的な観察手法を用いたチーム

など、普段のデザインやリサーチの手法を自然と用いながら、同じ「ベトナム」という地にありながらも、着眼点や発想にそれぞれの個性が垣間見えた今回のクイズ大会。

またデザインやリサーチにおいて「共感」は大切なスキルですが、異なる文化や価値観ではより重要となります。好奇心を持ち、観察し、自らが体験してみること、話を聞くこと。
今回のクイズ大会では、異国の地、そして業務外の取り組みではありましたが、そのような場でもメンバーから共感のアプローチが見られたことも非常に印象的な企画となりました。

最後は懇親会&そしてサプライズ

クイズ大会の後はNEWhメンバー揃っての懇親会へ。
今回はハノイで大人気のレストランQuan An Ngon Ha Noiへお邪魔しました。

おいしい料理に舌鼓を打ちながら、フィールドワーク中の体験やクイズ大会の感想など話に花をさかせます。

そして宴もたけなわ、という頃…

突然運ばれてきた大きなケーキ。

実はこのベトナム旅行期間中、誕生日を迎えるメンバーがなんと2人も!
ということで、誕生日のメンバーへのバースデーサプライズをこっそり用意していたのでした。

突然のサプライズに、
「まさか異国の地で誕生日を祝われることになるとは思ってもみなかったです」
と少し照れながらも嬉しそうな様子のおふたり。

2人を祝うメンバーたちもみな自分のことのように嬉しそうで、改めてNEWhっていい意味でアットホーム、あたたかい人たちが集まったいい会社だなと思うのでした。

面白いものは何でもシェア。自由時間も一緒に盛り上がる仲間たち

1日目、2日目を終えて3日目は終日自由時間。

1日目に親交を深めたSun*ベトナムのメンバーを誘って朝からホアンキエム湖周辺(※1周約15km)を走る人、同じく現地メンバーを誘ってお茶をする人、民俗学博物館へ赴きより深くベトナムの文化を学びに行く人、ひたすらローカルフードの食べ歩きをする人…など、三者三様の過ごし方となりました。

それぞれが思い思いに過ごす一方、各自発見した面白いもの・体験をSlackでシェアしあい、一緒に楽しむ姿も。

訪れた先の素敵な風景、美味しいお店の情報、その時々のメンバーの様子…など、離れたところにいながらも、まるで一緒に過ごしているかのよう。
自らの発見や体験を積極的に共有し、互いの学びを高め合う。

「共創」や「共感」を大切にするNEWhのカルチャーをそんなところからも感じられる出来事でした。

今回の旅行で得られたもの


終わってみればあっという間だった社員旅行。
参加したメンバーからは下記の感想が寄せられました。

・コロナ以降、すべてのスタッフが揃って同じ体験をする、ということ自体がとても貴重な時間になっているのではないかと感じています。この規模感だからこそかもしれませんが、「同じ釜の飯を食う」経験で深まるものは計り知れないなと感じています。

・この旅行を通じて、上司や部下のような堅苦しい雰囲気でないNEWhの良さがとてもよくわかりました。

・チームビルディングとして普段交わらない人同士が共同で小さな冒険をするのは、会社全体の奥行きを感じて、形作る試みだと思いました。すごく良かったです。

・Sun*ベトナムチームの勢いが知れてよかった。

・オフィスは思った以上に大企業な広さで、現地でのSun*の存在感を感じた。

・現地のカルチャーをどっぷり体験できた。

・成長市場なので活気に溢れているだろうと思っていたが想像以上だった。

・出会う人みんな勉強熱心で、前向きで、とても”仲間”という存在を大切にしていた。新しいことに向きあい続けるにはこういう姿勢やマインドが大切なんだなと改めて思いました。

NEWhでは普段はリモートワーク中心のメンバーも多いため、業務外での交流があまりない、というメンバーも少なからずいます。

今回のベトナム社員旅行では、普段業務で関わる、関わらないに限らず、海外という非日常な環境で一緒の体験をすることで、メンバーの仲がぐっと縮まっただけでなく、「NEWhというチーム」を強く感じることのできた4日間でもあったなと、私自身も強く感じています。

今回の旅の目的の一つであったSun*ベトナムとの交流も、NEWhという一つの会社に閉じず、Sun*グループとしての強み、そして魅力を実感する機会となったことは間違いありません。

ダイバーシティへの理解、またグローバルな価値観を持つことは今後のビジネスにおいてもますます重要です。
ベトナムという異文化での体験、現地メンバーとの交流は、そういった感覚を育む人材育成の一環でもありましたが、ベトナムという成長市場から感じたエネルギーも、いま確実に私たちの中に根を生やし、芽吹きはじめています。

海外旅行中ならではのちょっとしたトラブルも振り返れば楽しい思い出。

いまNEWhにいるメンバーと、この先の未来でも末永く語り合うことのできる共通の体験・思い出ができたことが、実はこの旅行で得られた一番の収穫なのかもしれません。

「みんなで体験を共有できることがNEWhの貴重な財産になる」

旅行前、代表の神谷がメンバーに向けてそう話していましたが、今回のベトナム社員旅行が今のNEWhのメンバーにとってかけがえのない体験になったことは間違いありません。

次回の記事ではベトナム旅行企画の舞台裏もご紹介できたらと思っております。
そちらもぜひ楽しみにお待ちください。

NEWhでは更なる成長を一緒に盛り上げていきたい仲間を募集中です。
詳しくは下記よりご覧ください。

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