個人店がフードデリバリーで選ばれるために大切なこと
NewEra180(ニューエラワンエイティ)です!
家業の50年飲食店を継承し完全デジタル化をしたり、2012年頃から個人店さんのスマホマーケティングのサポートをしたり、趣味でこれからやってくる新時代について考察したりしています。
今回は、個人店さんがフードデリバリーで選ばれるために大切なことです。
UberEatsや出前館、その他のフードデリバリーアプリの中には、大手チェーン店さんをはじめ、多くのあなたのお店以外のお店さんがいます。
コロナの影響によって、参入店舗は更に大幅に増え、フードデリバリーをはじめたけど、思ったよりも注文が入らないとお困りの個人店さんも多いようです。
フードデリバリーアプリで出前を注文する人は何倍にも増えているにも関わらずです。
結論から言うと・・・
結論からお伝えすると、
アプリ内での「お店の名前」がとっっっっっっても大切です!めちゃ重要です!!
まずは、どういう順番でお客様が閲覧するのか?
UberEats、出前館やその他のフードデリバリーサービスでも、アプリ内のページ構成は、
①店舗がズラーっと並ぶページ
②各店舗のメニューページ
という構成で、アプリを開くとまず①を閲覧します。①は、店舗名と写真しか情報がありません。
そこであなたの店舗名をタップしてもらえないと、メニューページに進んでもらえません。
そして、①で選んでもらうために最大限工夫できるのは、店舗名のところしかなく、ここが呼び込みの言葉、キャッチフレーズとなります。
とても重要な店舗名なのですが、
良くない例と、その後に良い方法をお伝えするので、チェックしてみてください。
1番やってはいけないやり方
まず、個人店さんが1番やってはいけないやり方は、店舗名だけで登録してしまうことです。
その理由を説明します。
アプリを見るお客様はあなたのお店のことを知らない人のほうが多く閲覧します。
その時、誰もが知っている大手チェーン店は、お店の名前だけで何を販売しているお店かがわかりますが、知らない場合は何のお店なのかわからないわけです。
わからないお店の場合、お腹が空いているお客様がわざわざそのお店をタップしてメニューを見てくれることはほとんどないです。
これは、リアルのフードコートやフードフェスティバルをイメージするとわかると思います。
もしも、たくさんのお店が並んでいる中で、何屋さんかわからないお店があった場合、
「まず何屋さんなの?」とツッコミたくなり(笑)、そして、そのお店を選ぶことはないと思います。
アプリの店舗がズラーっと並んでいるページはそういう場所だという認識が必要です。
個人店が選ばれるネーミング方法
では、どうすればいいかと言うと、
店舗名の前に、あなたのお店が何屋さんなのかというのと、その特徴をヒトコトフタコト枕詞のように付け足すのです。
例えば、
・自家製ソース太もちパスタ「店舗名」
・伝承50年タレの焼き鳥丼「店舗名」
などです。
さらに、そこに個人店だとわかる情報を入れることができるとより良いです!
・自家製ソース太もちパスタで○○町で人気「店舗名」
とかだと個人店っぽさが出ませんか?
「え?そんなことで?」と思う方もいるかもしれませんが、インターネットは、そういうちょっとした言葉で選ばれたり選ばれなかったりするものです。
あなたも、Yahooニュースを見るときに、思わずタップしてしまう記事タイトルがあったりしますよね?
それって、実は、人がそう動くように言葉が工夫されているからです。
お客様は、フードデリバリーにおいても、
個人店さんの、ちゃんと美味しかったり、ちゃんと健康のことを考えくれてたり、ちゃんと親切なところだったりを求めている人も多くいらっしゃいます!
ネーミングを工夫することは、そのお客様の探す手間を減らしてあげることにもつながりますよ!
NewEra180
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?