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英語学習には、終わりがないの!?

この記事は、noteに記事を投稿している、コーヒー好きの英語講師の雨宮大和が、セカンドnote『新しい英語の教科書』用の記事として、メインnoteから厳選したものです。過去に読んだことがある人もいるかもしれませんが、ご了承ください。

少し前、ある興味深いツイートを見つけました。

たしかに、英語学習って学べば学ぶほど新しいことが気になるし、一生勉強しないといけないイメージがあります。

今日は、これについて考えていきたいと思います。

英語学習をする目的は!?

よく、英語学習の目的を見失っている人を見かけます。一生懸命英語を勉強しているのに、勉強することが目的となってしまっている人です。

勉強は、学べば学ぶほど新しいことを知りたくなります。僕自身も、英文を読んだりしていて、語源が気になり始めると調べ始め、気づいたらものすごい時間が経ってしまっていることがあります。

勉強を始めると、キリがありません。はじめは、日常英会話を話せるようになりたいと思って始めた英語学習が、いつのまにか英文法の研究になってしまっていませんか。

日本語を学ぶまでの過程

日本語を学ぶまでの過程を思い出してみましょう。

おそらく、皆さんの多くは、父親や母親が話している言葉を聞いて、自分も同じように真似をして話しているうちに、ちゃんとした会話ができるようになったのではないでしょうか。

まさか、日本語を学ぶ時に、言葉の意味を調べたり、文法書を読んだりして学ぶ人はいないでしょう。

だから、僕たちは日本語を不自由なく話すことができますが、日本語を深く理解しているかと言われたら疑問符がつきそうです。

例えば、急に、日本語の語源や日本語の使い分けを聞かれて、すぐに答えられる訳ではないですよね。

自分たちが使う範囲で、日本語を使いこなせる程度だと思います。それでも、「日本語を学び足りないなぁ」と感じることは少ないでしょう。

英語を学ぶ時も同じ

英語を学ぶ時も同じです。初めから、研究者になってはいけません。

オススメの方法は、自分たちが使う範囲の英語から学び始めることです。そして、使っていく内に表現の幅を広げていけたら良いのです。

例えば、まずは自分の自己紹介の英語だけはマスターしようとか、道案内の達人になろうみたいに、狭い範囲の中で英語ができるようになればいいと思います。

できる幅を少しずつ増やしていけば、「英語学習に終わりがない」と嘆くこともありません。

終わりがないのは、終わりがないくらいに深く知ろうとしているからです。

おしまい。

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