ライターデビューしてからの失敗談その1。10年前の初めての文字起こし・・・

前記事では、ライターを辞めたいと思ったことはないけど、休んだ時期はあるという話を書きました

今日はライターになってからの「苦い思い出」その1を公開しますねwww
公(おおやけ)にするのは初めてかもしれん・・・

はじめての「文字起こし」・・・あれは苦かった

リアルなつながりで、書籍執筆のために取材した音源の文字起こしをライターの先輩から依頼されました。その人の抱えている案件で、仕事を分けてもらった形だったのだと認識しています。

ライターデビューしてはじめての文字起こしのご依頼をお引き受けした時は、とっても嬉しかったです。
「はじめての文字起こし出し、頑張ろう!3千円もらえるっっw」って意気揚々。3時間程度の音源の文字起こしをお引き受けしました。(今おもえば、3千円は安すぎるけど)

初めてお引き受けした書籍の文字起こし・・・・
でもね文字起こしって意外に大変でして。
これね、時間をかけてもなかなか終わら無いんですよ・・・。
あの時は、泣きながらやっていました。でも泣いても終わら無いんですよ。
本当に。

文字起こしの要領もわからなかったし、タイピングのスピードも遅い。話している言葉を全部起こせばいいのか、まとめればいいのか、その辺りもわからない。とにかくわからないまま、全部聞こえてきたものを文字にしました。

文字起こしは収録時間の6倍を見積もって作業しよう

人にもよりますが、いまの自分が仮に文字起こしをしてもだいたい時間数の6倍はかかることはわかっています。だから3時間の音源だったら、いまでも18時間はかかるわけです。いまならAIツールなんかを使えば割と早めにできますが、1から自分で聞いて文字起こしをすると6倍の時間がかかります。

で結局、どうしたと思います?
がんばってやってはいるものの、わたし、期限に終わらなかったんです。それで「できませんでした」って言いました。当然、めちゃめちゃ怒られました・・・ww「もういいわ💢」と呆れられて、当然、途中までやった分のお金もいただけません。当たり前です。

こういうときは、事前にきいておくべきことがあったはずですし、思ったように進まないのがわかった時点で、相談するべきでした。

反省だらけ。「穴があったら入りたい」

今思えば、駆け出しとはいえ、酷すぎる自分。振り返ってみても、ほんと、穴があったら入りたい涙。

反省です。
・わからないことをきちんと聞けていなかった。
・1時間でどのくらいの文字起こしは進捗するものなのか、見通しを聞く
・文字起こしの要領を教えてもらう
・期日にまにあわなそうであれば、その時点で期限を延ばしてほしいなどの相談しておくべきだった

など、相談、指示を仰ぐなど、先輩に報告することが大切でした。

今の私が、当時の私のようなライターさんと仕事をしたら当然怒ったと思います。つぎに仕事を一緒にしようなんて思えません。ライターのA先輩には本当にご迷惑をおかけし、失礼なことをしました。本当にごめんなさい。反省しています。もちろんその後は仕事につながりませんでした。(当たり前)

取材音源の文字起こしは、実際の自分の仕事でも大いに役立つ

文字起こしは大変ですが、取材の音源を自分で聞きながら文字にすることは原稿作りでは非常に役立ちます。

改めて聞き直すと、違った意味で聞こえてきたり、ニュアンスが理解できたり、書くべき文体が見えてきたり。

文字起こしのコツのお話は、また別記事で書こうと思います。

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