読みやすい文章を作るための10のルール・前半

ライティングの講座で必ずお伝えしている「読みやすい文章を作るための10のルール」読みやすい文章とはすっと入る文章のこと。つまり理解に大きなエネルギーを必要としない文章です。

よく講座の皆さんにお伝えしている、読みやすくて、伝わりやすい文章を作るための10のルールをお伝えします。今回はまずは守ってほしい、5つのルールまでをお伝えしていきます。

1.一文に入れるメ1簡潔な文章にする。

初心者ほど、1文が長い傾向にあります。一度に同じことを言うのではなく、相手にわかりやすく伝えるならシンプルに。接続詞を使って長くするより、一文に入れるメッセージは1つにして、簡潔に伝えるのが大切です。

2.意味の切れ目に読点をうつ

これは主語を明確にしたり、修飾語や副詞が何にかかるかを正確に伝えるために必要です。また、読点を適切にいれることで、意味がわかりやすく伝わります。

3.主語と述語を近づける

長いので主語と述語が遠く離れてしまい、これは誰が言ったのかな?と、主語が不明確になる場合があります。登場人物が自分以外に出てくるケースは特に気をつけて、主語述語は近くに置き、1文は80W以内を目指してください。

4.文末のバリエーションに配慮する

です、ますなのか、〜である、だ、なのか、表現のニュアンスは統一するのが基本です。そして、文末は同じ表現が繰り返えされないように工夫するようにしてください。「〜です」や、「〜した」など同じ表現が繰り返されると稚拙な印象に見えてしまいます。

5.同じ言葉を繰り返さない、言い換えをする

4の文末と同様なのですが、同じ言葉も繰り返さないようにするのが大切です。同じことを言うのにも言い換えて表現することが大事。
料理の描写も美味しいだけでなく、見た目の盛り付けのことやジューっと言う音など、他の言葉で表現できないかなとバリエを持って表現しましょう。

今回は1-5までのポイントをお伝えしましたが、この5つのルールを改善するだけでも文章の質がアップします。これだけみるとそんなの当然だよねmと簡単そうに思えるかもしれませんが、いざ文章を書いてみると本当に多いので、ぜひご自身が文章を書くときに照らし合わせてチェックしてみてくださいね。



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