見出し画像

売れるものを作れ、それ以外は切り捨てろ

新商品を出すに向け、コンテンツ販売を行っているチームのメンバーと打ち合わせをしてきた。
けど、私が今書きたいのはその事じゃない、どんな打ち合わせをしたのかは、また改めて記事にしようと思う。

商品を出す度に、毎回終わってから「こういうことも考えておけば良かった、何で予測できなかったんだろう」と制作をスタートする前の事を悔やんでしまうので、今回から毎日コンテンツ販売に関する日記をつけていこうと思い、新商品をどんな人に楽しんで欲しいか、だったり、達成したい目標を言語化していった。
不思議と、どんどん言葉が情熱的になっていく。
「絶対お客さんはこれでURLをクリックしてくれるから」とか、絶対、という力強い言葉を沢山使い、私は誰かを説得しているようだと思った。
未来の私だ。
私は未来の私に向けて、指示書を書いている。

中身を作り始めると、意外と自分が何をしたかったのか、何の為に作っていたのかが分からなくなる。その行動をする上での目的だとか、今は当たり前に考えられることも出来なくなり、感覚的には視野が今の30%ぐらいになってしまう。
そんな人間の考える宣伝とか、アプローチは信用ならない、現に私は、後から考えればそんなんじゃ駄目だと思うような事を、平然とやってしまっている。
それで、売上がガクッと落ちてしまった事がある。それを避ける為にも、早く手を動かしたい、とどれだけ思っても、先を見据えて、自身がこれを作るのは、この目標を達成するためだ、その為にはこれをやらなくてはならない、というのを決めておく必要がある。
そして、決めたとして、未来の自分が思い出せなきゃ意味が無い。
ちゃんと言語化して、残しておく必要がある、今みたいに。

あと、発売前は色んなことが怖くなる。
告知がしつこいと思われたらどうしよう?
そもそもこれ面白いのか?
誰にも買って貰えなかったらどうするの?
とか、本当に本当に不安になる。
でも、中身を作っている間は孤独だ。
未完のものをこれ面白いですか?って見せる訳にはいかない。
それに、下手に相談して「思い詰めすぎ無いでね」とか言われても、うるさい!思い詰めなかったらいい物にならないんだよ!!!となってしまいそうだし、そうなれば触れてきた人を皆傷付ける針鼠と化してしまう。それは良くない。
後は、人に意見を求めた瞬間ブレる。
企画の舵取りをしているのは私で、私のやりたいことのブレが、チーム全体の迷いに繋がる。
だからこそ、制作作業に入る前の私が
「○○の要素は絶対にユーザーにウケるから貫き通す。」
「私はこの商品を○○個は絶対に売りたいと思ってる、その為に宣伝をしろ、宣伝のし過ぎでどうこう思うような人間は売上に影響しない。」
と強めに言っておくと、私が言ってるんだから間違いない、という気持ちになれる。
未来の私の為、今どこへ向かおうとしているのかを、ちゃんと決めておかなければならない。

中身はきっと良いものが作れるだろう、という自信が、ここまでの積み重ねのおかげで確実に存在してる。
だから、ここからは魅せ方だ。
これだけ自分の作るものにクリエイターが関わってくれるのは初めてだからこそ、私が誘導して「伸びるもの」にしなければいけない。
どうすれば数字を取れるか、それだけを考える。
告知がしつこいって思われるかもしれないとか、そういう変な遠慮はしない。
覚悟を決めろ、腹を括れ。
売れるものを作る、それだけを考えろ。

このnoteは、未来の自分に向けて書いている。
1ヶ月後の私は、これ本当に伸びるのかな、伸びなかったらどうしよう、なんて考えているんだろう。
そんな事今考えていたって仕方ないよ、売れるように造られているものは売れるし、売れないものには売れるようになる何かが足りてない。
願っても、祈っても、物が売れることは無い。
だから今は、これは売れる、って思った事は全部やれ、自分がやりたいだけかも、とちょっとでも思う事は一切やるな。

そんな深夜の独り言。
売れる物になるよう最初は慎重に、作っている間はこれで良いと自身を信じながら、明日も頑張ろうと思います。
おやすみなさい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?