第38回人工知能学会全国大会2024 参加レポート
こんにちは!株式会社Newbees リードディレクターのyamoです。
Newbeesがシルバースポンサーとして協賛した「第38回人工知能学会全国大会」に行ってきました!
こんなに大規模なオフラインイベントに参加できるなんてとてもありがたいです。今回はDSチームのyuyaさん、bunさんと、プロダクト開発部のtamaさんとともに会場の様子をしっかりとレポートしたいと思います!
スポンサーになった経緯はこちらの記事をご覧ください。
参加メンバー紹介
そもそも人工知能学会全国大会ってどんな大会?
募集した研究を口頭発表する一般セッションや、研究結果について発表者と密度の濃い議論ができるポスターセッション、萌芽的なテーマについて発表されるオーガナイズドセッションなどがあり、これらを通じて研究者のネットワーク形成を促進します。また、企業展示ブースには約80社が参加し、デモンストレーションによりサービスの理解を深めることが可能です。
開催期間は2024年5月28日(火)~31日(金)の4日間で、DSチームの2名は3日間、それ以外のメンバーは2日間参加しました。当日の予定をすり合わせるミーティングでは、興味のあるセッションが重なってしまい、どれに参加するのか選ぶのに苦労するほど興味深いテーマが多いと話していました。
会場やメンバーの様子をご紹介
今回の会場は、浜松駅から徒歩5分にある「アクトシティ浜松」で、非常にアクセスしやすい場所にあります。台風の影響で参加の前日は雨模様だったのですが、当日はびっくりするくらいの晴天!
傘を持ち歩くことなく移動できるのは地味にありがたいです。
受付で参加者全員に配布されるA4サイズのトートバッグを受け取り、会場入りしたのですが、会場案内図をみてわかる通り非常に広いです。
各会議室であらゆるセッションが行われているので、看板前で次の場所を探す方も多く見られました。
セッション中は撮影や録音が禁止されていたため、その様子をお見せすることはできませんが、立ち見が出るほど満員のセッションもあり、参加者は熱心にメモをとりながら発表に耳を傾けていました。
私は「ChatGPTを用いたSNS不適切書き込み分類の評価」と「ChatGPTを用いた対話型ファッションスタイリングシステム」に参加しましたが、質疑応答の際にChatGPTの課題点について鋭い質問が投げかけられる場面もあり、「議論の場」であることを改めて実感しました。
さて、次は企業ブースを見学しに移動しましょう。とても広い会場なので辿り着くまでに5、6分歩きます。
企業展示会場では、大画面を使って説明する企業や、デモ機を展示している企業もあり、見ているだけでもワクワクしますよね。将来的にNewbeesもこのような場で発信していきたいと考えているので、とても参考になりました。
展示スペースの中央には無料のドリンクコーナーや作業スペースが用意されており、待ち時間に仕事をしている人も多く見かけました。
皆さん忙しい合間を縫って来場されているので、こういったスペースがあると時間を無駄にせずに過ごせるのは助かりますね。
おや?遠くに見たことのある顔を発見しました。yuyaさんとtamaさんです!
これからポスターセッションに参加するため合流したようです。bunさんもすでにこちらの会場に入っているとのこと。
ポスターセッションとは、学術会議や学会などのイベントで行われる一種の発表形式で、プロジェクトに関する情報をポスターとしてまとめ、それを会場内で展示します。ポスターの作者と対話ができるので、活発な情報交換がなされていました。
参加者が通路を埋め尽くすような状態の中、bunさんを発見しました!
かなり熱心に研究者の発表を聞いていますね。着席型のセッションとは違い、この距離感で研究成果について口頭説明をしていただけるのでとても貴重な時間だったと思います。
約1時間半ほどのポスターセッションを終えて、次は企業展示ブースを見ることにしたようです。
闇雲に話を聞くのではなく、目的の企業に向かいます。数ある企業ブースのなかでも、人間科学と情報科学の2軸を研究し、単なるマッチングや予測の実装にとどまらず、新しい推薦システムの形を提案する取り組みを行っている「ミイダス株式会社」に興味津々のbunさん。
夜には大会参加者の交流会が開催されました。非常に豪華な会場には美味しそうな料理が並び、本大会の委員長による挨拶や、次回の全国大会開催地をクイズ形式で発表するなど、会場は大盛り上がりでした。
パーソナルレコメンデーションに関連する研究者や他のエンジニアの方々と名刺交換をしながら、交流を深めることができました。
あっという間の最終日がやってきました。午前中の一般セッションに参加した後は「さわやか」でお昼にしようとしていたのですが、大行列だったため諦めることに……。名物の浜松餃子を食べながら、学んだばかりの内容を共有し合いました。
お腹を満たした後は、ポスターセッションと午後の一般セッションに参加し各自帰路に着くのでした。
出張を終えて、DSチーム内で印象に残ったレコメンド開発について共有しました。ジョブマッチングサービス企業の推薦アルゴリズムを中心に、Newbeesで進めているアルゴリズムの方向性を確認しました。さらに、発展的な話題としてゲーム理論やマッチング理論についても共有し、我々との親和性の高さについて意見を出し合いました。
参加メンバーの感想
yuya コメント
bun コメント
tama コメント
まとめ
実際に参加するまではどのような雰囲気なのか想像できませんでしたが、国内最大級と謳うだけあって、その規模感に驚きを覚えました。多くのAI研究が集まるこの大会は、共同研究の機会や社外でも情報交換ができるつながりを持つための素晴らしい場です。
私たちは、DSチームの採用をさらに強化し、協賛だけでなく、自らの研究発表を行えるようにチャレンジしていきたいと考えています。
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