見出し画像

自分が幸せになるには、「自分は幸せになって良い」と許可すること

こんにちは。いろさいです。

多くの人が「自分の人生を生きたい」と望んでいると認識しています。自分の人生を生きるというのは、自分の本質でこの世界を生きるということです。自分の本質で生きることは、自分が幸せに生きることにも繋がります。

しかし、誰しもが幸せに生きたいと思っていても、それを実現できていないようにも思えます。それは、「幸せ」が自分ではなかなか得られないご褒美のようなものとして捉えている人が多いからだと考えます。この背景には「不足」から成り立っていた今までの社会構造から来ていると私は指摘します。

新しい時代に移行するにあたり、私達は自分の幸せについてもアップデートしていく必要があります。そのためには今までの幸せの在り方を手放すのが必須となります。つまりは「不足」から成り立っていた幸せの定義を手放していくことです。

今まで私達の幸せの定義は、外部的条件によって決められると信じ込まされてきました。それは「~すれば幸せになれる」といった考え方です。「素敵な恋人を作れば幸せになれる」「幸せな結婚をすれば幸せになれる」「お金持ちになれば幸せになれる」「大企業に就職したら幸せになれる」「権力を得たら幸せになれる」といった感じにです。この考え方の根底には「不足」があります。「自分は駄目な人間だから、どこか足りていないから、外部から何かを補う必要がある」、といった考え方です。だからその代替として恋人だったり結婚だったり、お金だったり、名誉だったり権力だったりを外から得て補充しようとするのです。

しかし「不足」から起こる願いは、それを得たとしても、結果「不足」しか生まなくなります。素敵な恋人ができたとしても「自分はだめな人間だ」という前提では、結果不幸な恋愛に進むことになります。素敵な結婚をしたとしても、「自分はだめな人間だ」という前提では、結果不幸な結婚生活に発展することとなります。大金を得られたとしても「自分はだめな人間だ」という前提では、結果不幸なお金の使い方をすることになり人生が崩れていきます。つまり、不足から生じた事象については、補充を外部委託できないのです。ですので自分で自分を満たすことをしないと、永遠に自分は欠けた駄目な存在として生きていくことになります。これはとても不自然な生き方です。

「私は外部から与えられたもので幸せになりたい」と思う人がいるかも知れません。この視点は、とてもドラマチックでロマンチックなものです。ドラマチックでロマンチックなものは、自分ではコントロールできないからドラマチックでロマンチックなものなのです。そういったドラマ性を人生で求める人は、外部的条件での幸せの道に生きるのも選択としてありだと思います。幸せの道へは遠回りとなるかもしれませんが、それもその人の好み、経験したいことであればその人の自由です。選択に良いも悪いも無いのです。

もし幸せの遠回りをしたくないのであれば、「私は幸せだ」と思うことを増やし、それを日常の中で取り入れていくことです。とても地味に見えますが、これで本当に幸せと思う時間は増えていき、自分の軸が安定していきます。それは「幸せだ」と思えることが人として本来の姿だからです。

私達は「私は幸せだ」と思えば、瞬時に幸せが手に入ってしまうのです。そんな馬鹿なと思うかもしれませんが、結局は幸せという感覚は自分の内側から発生するものなので、自分が幸せと思えば幸せなのです。一見独りよがり見えるかもしれませんが、これは今までの「幸せは外部条件でこそ得られる」というのがいかに不自然であったことに気がつく必要があるとも言えます。外部に自分の幸せの条件を委ねてしまっているわけですから。この考え方を採用すると、他人軸で生きることになります。今までの世界は自分軸で生きることを許されていなかったという見方もできますね。他人軸の生き方は依存の生き方です。自分軸で生きるのを許されない世界というのは、人として生きるのを許されていない世界だということです。そんな世界に私達は身を置く必要はないのです。

そして「私は幸せだ」と思うためには、「私は幸せになって良い」という許可を自分に出してあげて下さい。多くの人が「私は幸せになってはいけない」という無意味な縛りで自分をくくりつけてしまっています。その根底には「自分は駄目な欠けた人間だ」という思い込みの自己認識があります。その呪縛から解いてあげましょう。私達は幸せになっていいのです。というかそれが当たり前なのです。自分が幸せになることを許さないと、他人に幸せになることを許すことはできません。自分も他人も幸せになることを許されない世界はデストピアです。私達が生きる新しい世界とは全くかけ離れたところです。今から「自分は幸せになって良い」と自分で許可を出してあげましょう。まずはそう思うこと、そしてそれを口に出してみることから始めましょう。口に出すのはかなり効果があって良いですよ。言い続けるとアファメーションとなり「自分が幸せになって良い」という許可が無意識に定着していきます。

そして、自分が「幸せだな」と思うことを日常で増やして、その都度「幸せだな」と感じるようにして下さい。幸せというのは自分の内側で感じるものなので、幸せと感じることが増えれば増えるほど、自分の幸せ感度の容量が増えます。おいしい食べ物を食べたら「幸せだな」と感じ、お風呂に入って気持ちよかったら「幸せだな」と感じ、楽しい本を読んだら「幸せだな」と感じ、ベッドに入って心地よかったら「幸せだな」と感じてみましょう。幸せを積極的に感じる=自分が幸せになる許可をしている、と捉えて下さい。日常の些細なことで幸せを感じることを積み上げると、毎日ハッピーで無敵になります。そうすると自分にものすごいエネルギーが湧いてくることを実感できると思います。自分が満たされることでエネルギーが充満し、そこから新しい行動を生み出していけるようになります。自分で自分の人生を創造できるというのは、やはり「自分が幸せ」だからなんです。

中には「自分はだめな人間だ」「自分は欠けている」「自分は不足している」といった自己概念と向き合うのがしんどくて、外部条件の幸せに走る人もいます。「自分はだめな人間だ」と潜在意識で思ってしまっている自分と向き合うのが苦しくて悲しくて、そういった自分と向き合うのが嫌なのです。しかし覚えておいて下さい。人は誰しも自分が大好きなのです。本当は自分が大好きなのに、「自分はだめな人間だ」と思わされていることが辛くてしんどいだけなのです。あなたは今まで生きてきた中で、間違った自己認識を採用してしまっただけなのです。それは親や先生、他者からの受け売りであり、そこには根拠も深い意味もありません。「自分は幸せになってもいい人間だ」という自己概念も、「自分は幸せに値しない駄目な人間だ」という自己概念も、どっちにも根拠も深い意味はありません。ただの選択です。どっちを選択するかどうか?だけなのです。私達は自分の人生を選択するという自由があります。今まで「自分は幸せに値しない駄目な人間だ」という自己概念を経験してきたのであれば、「自分は幸せになってもいい人間だ」という自己概念も経験してみませんか?両方経験することで「人間として生きるとはなにか」という視点が統合され、私達は一つ上の次元で物事を捉えて進むことができるようになっていきます。高い視点から物事を見えるようになるというのは、それだけ自由度が増すことを意味しています。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?