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自分の人生を生きるために「自分の内側の火」を呼び起こす

こんにちは。いろさいです。

自分の人生を生きるためには、外側に左右されることなく、自分の内側から湧いてくる望みや願いにフォーカスして、それに意識を向けていくことが重要となります。

しかし、多くの人が外側に起きていることに影響を受け、自分に集中したくても他者に引っ張られてしまい、その結果他人軸や外軸に自分の軸がぶれていってしまうことが見受けられます。

自分軸で生きるためには、「自分の内側の火」を原動力にして進んでいくことになります。自分の内側の火というのは、「誰がなんと言おうと、私はこれをするぞ!」といった人生の創造の松明の炎なのです。本来であれば誰もがこの「自分の内側の火」というものを持っているのですが、この世界で生きていく上での制限や、「こうしなくてはならない」といった圧力が、この火を極限に小さいものにさせてしまっています。

占星術やタロットでは「火」というのは生命の始まりを意味します。まず初めに創造する「火」の力があり、それが地上の肉体に受肉することで生命が誕生します。つまり「火」はこの世界に生まれてくる意志を表し、私達は大なり小なりこの世界で体験したいことがあり、その意図が生命エネルギーとなり生まれていきます。そのエネルギーはとても大きいものなので、地上の肉体にそれを封入することは、肉体に合ったコンパクトな「火」の力に抑え込まれてしまいます。また、今までのこの地球は「地」を重視しすぎたため、さらにこの火の力がより抑え込まれるような重い世界が展開されていました。お金や物質を重視しすぎる生活は、人間の本来の生命や創造のエネルギーを失いさせてしまいます。物に囲まれている人はその囲まれている物に似てくると言われていますが、それだけ物質化して重くなっていくことを示しています。あまりにも物質的生活を重視しすぎて肉体が重くなってしまった場合は、重すぎる肉体から自分を解放する手段として、肉体を壊すような行為に衝動的に走ってバランスを取る人も少なくないのです。

外側の目が気になって自分の思う様に生きることが出来ない、外側の世界に恐れや恐怖を感じている、どうしても他者の言うことに振り回されてしまう、と言った人たちは、自分の内側の火を少しずつ取り戻していきましょう。徐々に取り戻していく中で「これが自分の創造の火だ」というのが体感でわかっていけるようになると思います。

「自分の内側の火」の取り戻し方は色々ありますので、簡単に下記に書いておきます。しっくりくるものから試してみたら良いと思います。

(1)自分の心地よい時間を増やす

 心地よく生活を送ることは、自分の人生を生きるための土台となります。人によって心地よいと思うことは異なると思うので、とりあえず自分がこれをやったらリラックスできる、楽しい、ホッとするというものを日々の生活に取り入れてください。そしてその時間を増やしてください。好きなコーヒーを飲む、好きなケーキを食べる、好きな音楽を聞く、掃除をする、ウインドウショッピングをする、何でもOKです。些細なことをたくさん増やしていってください。

(2)自分を褒めることを口ぐせにする

 「自分の内側の火」を呼び起こす絶対条件が「自分への自己肯定感」です。自分を褒めることを日常にしてください。日常に落とし込むには口ぐせが一番です。些細なことを自分で褒めるようにしてください。「夕飯を美味しく食べれた自分すごい、最高」とか、「あたたかいお風呂に入れる自分はなんて幸せなんだ」とか、些細であれば些細であるほど自分を褒めるネタが転がっているので、取り組みやすいと思います。「こんなこと馬鹿げていて本気に出来ない」「本当に自分のことをすごいだなんて思えない」と思っていてもいいです。心が伴っていなくても、言い続けていると口ぐせに変化していきます。口癖になっていくと「なんか自分ですごいかも」や「自分ってすごいんだ!」に変化してきます。いわゆる自己暗示ですが、そうすると自然と自己肯定感が身についていくようになります。自己否定も自己肯定もどちらも所謂「暗示」です。その根源には潜在意識の信念がありますが、口ぐせはこのベクトルの方向性を変える指針となります。

(3)第3チャクラヒーリング

 みぞおち辺りにある場所が「第3チャクラ」のある場所です。この第3チャクラは太陽神経叢(たいようしんけいそう)とも言われており、個人の自立、意志や自信をつける場所とも言われています。自己主張が弱い方はこのチャクラが弱まっている、エネルギー不足である可能性があります。この場所をヒーリングや浄化して、エネルギーを解放してあげましょう。Youtubeにヒーリング動画がたくさんアップされておりますので、自分が心地よいと思った動画を参考にしながら、第3チャクラをヒーリングしていきましょう


(4)強い感情を利用する

 怒りや嫉妬という強い感情は、自分の内側にくすぶっていた火を揺さぶり起こす作用があります。何かに強い怒りを感じたり、誰かに強い嫉妬を覚えたりする時に感じる強い感情は、「自分の中に抑え込まれた生命の火」ということを実感して下さい。そして、その感情から自分に「何を伝えたいのか?」ということに耳を傾けてみてください。「私を侮辱するのは許せない!」「私を蔑ろにするのは許せない!」「あの人には出来て私に出来ないなんて許せない!」。このような強い感情は、自分の本来の創造の火が抑え込まれて発揮することが出来なかった故の強い反応であることを理解しましょう。この根底にあるのは「私は大事にされるべき素晴らしい存在だ!」「私だってやりたいことをやれる存在だ!」という生命と創造の炎なのです。人に張り付かせた重い自分の感情を回収し、本来の自分の人生をクリエイトすることができる「創造の火」が自分にあることを実感し、「私だってやってやるぞ!」と自分軸を進むんだ!と立ち上がりましょう。

(5)自分の本当の望みを知る

 自分がどうしたいのか、そのことがわからないと人生の羅針盤が手に入りません。自分の本当の望みを知っていきましょう。他人がこうしたほうが良いと言っていたからとか、こうした方が格好がいいとかおしゃれに見えるとか、メディアがそう言っていたからとは、そういったものは無視しましょう。それらがあなたの人生を送ることに責任をとってくれることはありません。

まずは小さいことから始めましょう。今日何を食べたいか?とか、今何をしたいか?とかそういったことを常に自分の行動の指針となれるように、「今何したいか?」を頻繁に自分に問うように意識してみて下さい。そして食べたいものがあれば食べる、やりたいゲームがあるならする、寝たいなら寝る等、ちゃんと実行して下さい。本当にやりたいことを実行すると、自分の中に満足感が貯まっていきます。すると段々ともっと大きい望みが自分の中にフォーカスしていくことになります。本当にこれしたいのかか?と思うようなことも色々試してみることで、「これは本当に望むと勘違いしていたものだった」「これは本当に自分が望むことだった」というものが感覚でつかめるようになります。これは自分で体得していかないとわからないと思います。自転車に乗れるようになるにはどうしたらいいか?というのを上手く説明できないのと同じです。


少しでも「自分の内側の火」を感じることができるようになったら、その火の力を自分の中で育てていって下さい。他の人の火に目移りして、他者の内側の火を育てることに散漫にならないようにしましょう。自分の内側の火が日常で感じることができるようになれば、多少他者から何か言われても、動じない軸のある自分になっていることに気がついていくようになります。


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