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楽で快適な「家事導線」を考える。

60㎡のマンションに家族4人で暮らしています。

「狭くないの?」とよく聞かれます。
確かに広くはありませんが、狭くても結構ちゃんと住めるものだな〜というのが率直な感想です。

部屋が狭い分、限られたスペースの中で家具や物の配置を考え抜きますので、無駄のない導線を作りやすい気がします。

我が家の話で恐縮ですが、事例として少しご紹介します。

無駄を省いた導線の例

◆キッチン
シンクの反対側(背中側)に無印良品のスチールラックを。
上段に電子レンジ、バーミキュラの調理ポット、ヘルシオオーブン。
中下段はよく使う食器置き場。ふきんもぶら下げています。

洗い物をして振り返れば食器を置いたり取り出せますし、調理家電にも歩かずに手が伸ばせるので大変効率的です。

食器棚は使いません。
扉の開閉や棚にしまう工程を省くため、「置くだけ」にしています。

食器が多少濡れていても自然に乾きますし、子供でも取り出しやすく後片付けも簡単にできるので本当に楽です。
◆洗面所
洗濯機の横に小さめの衣装ボックスを6つ重ね。
家族1人ずつボックスを割り当て、パジャマや下着を収納しています。
残りのボックスにはタオル類。

浴室から出る時、タオルや着替えにすぐ手が届きます。
また、洗濯機で乾燥まで済んだタオルやパジャマは、一歩も歩かずに手を伸ばせばボックスに直行収納が可能です。

お洗濯については、干すことをやめました。
選択表示が可であれば、すべて洗濯機の乾燥機能で済ませてしまいます。

物干場までの移動→干す→乾いてるかな確認→取り込む→しまう
の工程が省けるので、かなりの時短になります。

これによるもう一つの大きなメリットは、保育園の細々とした持ち物の管理が楽になったことです。

持ち帰った洗濯物を洗い、翌日分を補充する。
毎日のことなので、結構しんどい作業ですよね。

以前は、よく乾かなかったり、忘れ物をしたりと、保育園でタオルや着替えを借りることもありました。

それはそれで翌日、自前のタオルや着替えに加えて保育園への返却分が持ち物に加わりますので、かえって面倒な感じになります。

干すことをやめてからは、保育園から持ち帰った洗濯物は、大きめの洗濯ネットに全部放り込んで洗濯します。

乾燥まで済んだら、洗濯ネットから取り出し、畳んで保育園バックへ戻すだけ。

スタイは◯枚、タオルは◯枚、あらズボンはいくつ補充するんだっけ…?と考える必要が一切なくなりますので、管理のストレスが減り、忘れ物もゼロになりました。

物の移動が保育園バックと洗濯機の行き来だけになるので、忘れ物をしようがない、そんな環境を作ってしまった感じです。

基本的にものぐさなので、1分でも30秒でも無駄を省いて楽しく快適に過ごすために日々実験中です。

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