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コロナ禍の海外旅行 ~準備編~

4/22~5/20にフランス、スペイン、デンマーク、スウェーデンをハネムーンで訪れました。主に各国の入国に必要な情報を中心に、どのように事前準備を進めてきたのか、まとめたいと思います。
各観光地の記事はこちら

渡航に必要な手続きの確認

sherpa(渡航制限のまとめサイト)がわかりやすかったため、参考にしました。

私たちは日本帰国時の情報もSherpaで確認しましたが、今は厚労省の水際措置のサイトの方が分かりやすいかもしれないです。


※以下の内容は2022/4/22時点の情報のため、現在の状況と異なります。必要な手続は頻繁に変更されるため、必ず渡航前に最新情報を確認していただくようお願いします。

入国時に必要な書類・手続

ワクチン接種証明書
 夫婦ともにワクチンを3回接種しており、接種時に渡された接種券、マイナンバーカード、パスポートがあれば発行できます。証明書は自治体が発行する紙のタイプと、スマホのアプリで発行する電子タイプの2種類があり、不安だったため紙と電子の両方を用意しました。結局、帰国便のチェックイン時でしか提示は求められませんでした。

欧州デジタル旅客ロケーターフォーム(dPLF) ※フランスのみ必要
 渡航者追跡フォームにWebで登録します。記入が完了すればPDFデータを入手できるため、印刷して持ち歩いていました。ただ渡航中に必要になるシーンはありませんでした。

Spain Tlavel Health(SpTH) ※スペインのみ必要
 健康管理フォームにWebで登録します。EUデジタルCOVID証明書または同等の証明書があれば不要ですが、なぜか日本は対象外となっていたため申請しました。事前に登録することは可能ですが、後半部分は渡航日の48時間前にならないと記載ができない謎仕様のため注意が必要です。ただ頑張って申請したにもかかわらず②同様、渡航中に提示を求められることはありませんでした。

ちなみにEU圏内を移動した際は、パスポートと搭乗券のみで大丈夫でした。
もちろん各国の政府機関が求める書類は、最低限用意して渡航することを強く推奨します。


帰国時に必要な書類・手続

帰国時にMySOSというアプリのインストールを求められます。必要な書類を電子申請し、空港での手続きを簡素化することが可能です。以下のサイトが参考になります。

①ワクチン接種証明書
 詳細は上述の通りです。ワクチンの接種回数に応じて、日本での待機期間を緩和させることが可能です。

出国前陰性証明書
 出国前72時間以内に受けたPCR検査の陰性証明書が必要です。日本が指定する専用フォーマット以外は原則NGのため、結果が出た後に再度検査機関を訪れ専用フォーマットへ記入するよう依頼する手間が発生します。余裕を持った旅程を組むことをお勧めします。

③質問票
 滞在国や体調等について回答します。MySOSのアプリより回答可能です。

④誓約書
 待機期間における過ごし方に関する事項を誓約します。MySOSのアプリより回答可能です。

またMySOSとは別にデジタル庁が開発したVisit Japanというサービスが存在します。検疫や入国審査に関する情報の登録が可能ですが、MySOSと重複している箇所もあり、あまり必要性を感じませんでした。一応登録はしたものの税関申告くらいしか使い道がなかったです。
Visit Japanの詳細は以下を参考にしてください。


持ち物

持参してよかったものをまとめました。

■コロナ対策グッズ
 ・マスク
 ・ウェットシート
 ・消毒ジェル

陽性になると最悪帰国できなくなるため、感染対策は十分にすべきです
公共交通機関(飛行機、電車、バス、タクシーなど)ではマスクの着用を求められますので予備含め多めに用意したほうが良いです。
また日本では当たり前のように飲食店にアルコールスプレーや検温機が置いてありますが、ヨーロッパではほとんど見かけませんでした。手づかみで食事することも多いため、手を消毒するための用意は必要です。(現地の薬局でも取り扱いはなさそうでした。)

■タッチ決済可能なクレジットカード
キャッシュレス化が進み、ほとんどの店でクレジットカードが利用可能です。頻繁に利用することとなるため、端末にかざすだけで決済できるタッチ式のカードは非常に便利でした。

■Ahamo
Webで予約可能な観光施設が多かったため、インターネットへの接続環境の確保は重要です。Ahamoは既存の料金内で海外データ通信が可能(データ容量の上限は20GB)で、日本にいるときと同じ感覚でスマホを利用できます。データ通信を開始してから15日経過すると低速となり使い物にならなくなるため、長期滞在する際は注意が必要です。
詳しくは以下サイトをご確認ください。


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