コロナ禍の海外旅行 ~コペンハーゲン編~
今回の旅行でコペンハーゲンは5/8~5/10に訪れました。
デンマークの首都であるコペンハーゲンは、オランダ・ルネッサンス様式の建造物が多くみられます。市街地では建築物の撤去が規制されており、建て替えの際には調和させることが義務付けられています。また中心部にある市庁舎よりも高い建物の建設が禁止されているため、高層ビルがない点も特徴です。
コペンハーゲンの様子
フランスやスペインと比べ北に位置することから、肌寒く長袖が必要でした
付加価値税が25%と、物価は非常に高いです。食事も日本の外食の1.5倍以上はお金がかかると考えた方が良いです。
セブンイレブンが進出しているため、軽食を買ってホテルで食事を済ませてもよいと思います。
デンマークの通貨はクローネです。ユーロ通貨圏外のため、ユーロ紙幣は一切利用できません。ただしキャッシュレス化が浸透しており、特に換金せずともすべてクレジットカードで精算できました。
母国語はデンマーク語ですが、英語でも問題なく通じます。
交通
コペンハーゲンへの行き方
パリのCDGからeasy jetを利用し、飛行機でコペンハーゲンのかすと六腑国際空港に向かいました。空港からは国鉄DSBの列車を利用し、コペンハーゲン中央駅まで行きました。
市内の移動
移動は地下鉄が便利です。2019年にコペンハーゲン中央駅やフレデリクスベア駅を結ぶ環状線の路線M3線が、さらに2020年にはコペンハーゲン中央駅を通り南北に延びるM4線がそれぞれ開通したことで、利便性が格段に向上しています。
また自転車の利用者が多く、道路には専用のレーンもあるためレンタサイクルもおすすめです。
観光スポット
複数の観光施設を回るのであれば、コペンハーゲンカードの利用がおすすめです。費用はお高めですが、博物館や美術館などの施設が無料になるほか、公共交通機関の運賃が無料になり、一部のレストランが割引になったりと恩恵は大きいです。今回はコペンハーゲン中央駅の窓口で購入しました。
チボリ公園
コペンハーゲン中央駅を出てすぐ目の前にあるのがチボリ公園です。ウォルト・ディズニーも参考にした世界最古の遊園地で、アトラクションやショーなどを楽しむことができます。
コペンハーゲンカードの対象ですが、入園料のみ無料となり、アトラクションに乗るためには別途チケットを購入する必要あります。
今回は18時に入園し園内は混んでいましたが、アトラクションの待ち時間は少ないため、十分楽しめました。
市庁舎
コペンハーゲン中央駅近くにそびえ立つ建物です。ガイドツアーに参加することで塔に上ることができますが、今回は時間が合わなかったため、内部のホールのみ見学しました。なおツアーに参加しない場合は、無料で入場可能です。
アメリエンボー宮殿
4つの建物から構成される、デンマーク王室の宮殿です。現在は女王マルクデーレ 2世の主な居城として使用されています。宝物展示室は一般公開されており、コペンハーゲンカードで入場可能です。
フレデリクス教会
「大理石の教会」と呼ばれるロマネスク・バロック様式の教会です。高価な大理石を使用して建築を進めたことで費用がかさみ、一時建設が中断されましたが、1世紀をかけ完成した歴史があります。入場は無料です。
救世主教会
1606年に建設された教会で、50年後にらせん状の尖塔が追加されました。尖塔に上ることもでき、途中にはコペンハーゲンの歴史に関する映像を見ることができます。教会内は無料で入場可能ですが、尖塔に行く場合は入場料が必要です。コペンハーゲンカードも利用可能です。
ニューハウン
運河沿いにカラフルなお店が連なるエリアです。テラス席で運河を見ながら食事を楽しむことができます。
人魚像
アンデルセンの人魚姫を模した像です。最寄りの駅はエスターポート駅ですが、徒歩15分とかなり離れているため、注意が必要です。周りにはあまり見どころがないため、正直他の施設を優先してもよいかなと思いました。
運河ツアー
ヴェストラーデンかニューハウンから乗ることができます。ツアーは約1時間で、運河沿いの観光スポットを巡ります。ガイド員は英語とデンマーク語両方で説明してくれます。ここでもコペンハーゲンカードを利用することができます。
食事
Grøften
チボリ公園内にある世界最古の老舗レストランです。デンマークの伝統的な料理が楽しめます。
Bertels Salon
NYチーズケーキ専門店のカフェです。手作りのチーズケーキが数十種類並びます。人気のお店ですが、2階席もあるため広々していました。
Restaurant Havfruen
ニューハウンにあるシーフードレストランです。
他の観光地はこちら。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?