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バングラデシュLIFE

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バングラデシュでの激動の2年間。 青年は異文化に触れて、何を感じて思ったのか。
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記事一覧

2年ぶりの帰国で思ったこと。

バングラデシュでの暮らしの記事を書いていて、帰国後に思ったことがあったので書いていきたい…

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今日の飯か、明日の教育か。(教育⑥)

前回、校内美化の為に靴棚作りを子供たちと行い、教室にゴミを捨てる人が減っていき、校内美化…

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人を育てる難しさ。(教育⑤)

前回、モデル校プロジェクトが始まり、日本人学校や現地NGOの見学に行き、早速首都のモデル校…

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感じて動くから、感動でしょ。(教育④)

前回、半年以上悶々としながら続けていた学校巡回から、より根本的な問題解決に向けたモデル校…

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道がなくても、走るしかない。(教育編③)

今回の内容を理解する上でも、前回の記事を一読していただけると、理解がスムーズだと思います…

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教育現場=国の現状(教育編②)

今回は、バングラデシュのNGO団体での活動内容について書いていきます。 前回、バングラデシ…

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1/100の確率(教育編①)

今回は、バングラデシュの教育について話したいと思う。 少し長くなるので、3部構成で書いていきたい。 突然だが、日本の大学への進学率をご存じだろうか? 2020年度の日本の大学進学率が54.4%に達し、2人に1人は大学へ行っている。 大学入学は、全体の1%バングラデシュの教育状況を100人の子供に例えてみる。 小学校 100人中、93人が入学する。 93人中、44人が卒業する。 中学校 44人中、29人が入学する。 29人中、7人が卒業する。 高等学校 7人中、3.5

愛ある者たち(人々編②)

今回は、私が出会った愛のある人たちを紹介していきます。 前回、変わった者たちというテーマ…

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変わり者たち(人々編)

どこの国にも「変わった人」と呼ばれる人たちがいる。見出しの写真は、オッドアイという左右の…

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ハードな環境は、人を育てる。(病気編)

体調を崩すとモチベーションが落ちていく。 休暇を利用して、バングラデシュにあるミャンマー…

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歴史は続くよ、どこまでも(歴史編)

ある日、突然違う国が日本に来て「私たちの言語を話しなさい」と強要してきて、突然日本語が無…

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生と死の狭間で生きる私たち(命編)

バングラデシュでの生活は、生と死の場面に出会うことが多い。 生活の非常に近い場所に生と死…

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日常に埋もれていく大切なこと。(物乞い編)

皆さんは、物乞いにお金をせがまれた事があるだろうか。 日本も含めて先進国にもホームレスは…

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無知が歪める認識(宗教編)

例えば、見出しのような写真が説明も無しにSNSにアップされたり、メディアに使われたら見た人の中には、やっぱりイスラム教は怖いという印象だけが残る。この男性の笑顔の写真もあるが、あえてこの写真を使うことで印象操作ができてしまう。特にネット記事の見出し写真だけパッと見て、ミスリーデイングしてしまう人も少なくないのではないか。 ちなみに、この写真はイスラム教のコルバニイード(犠牲祭)中の写真である。犠牲祭とは、イスラム教の祭りで牛やヤギに自分の名前を付けて屠殺し、神様に献上するも