市役所を辞めてハワイで1年間仕事をした話
こんにちは!今回は私が8年間務めた市役所を辞めて、ハワイに1年間移住した話を書きます。
公務員辞めたい人や海外に住みたい人の参考になればいいな。
今回はざっくりまとめて、詳細は随時記事にしていく予定です。
1.自己紹介
私は地元大学を卒業しそのまま地元で新卒で市役所に入庁。英語のスキルは普通より毛が生えた程度。
海外には小さい頃ハワイに1回だけ行ったことがある。
2.私が市役所を辞めてハワイに移住した理由とは
そもそもの事の発端は29歳の夏(市役所8年目)、ハワイに住んでいる親戚と実家で会った時のこと。
私「いよいよ30歳だよ〜。ワーホリも行けなくなるし平凡な人生だよ。」
親戚「えっハワイに来てる日本人で働いてる子いっぱいいるよ!」
私「行っちゃお!」
どうやら聞いたところ現地で多くの日本人が働いているらしい…。アメリカはワーホリの制度がないはずなのになぜ…と思い調べてみるとJ1ビザという働きながら異文化交流的なビザがあるとのことでした。
ワーホリに行くのを渋って30歳になってしまった大きな原因は、英語力に自信がないことでした。ワーホリは現地で仕事を見つけなければなりません。英語力がないうえ、初海外生活で難易度高いです。
しかしこのビザの制度はビザ取得前に就職先を見つけることが必須条件なので、安心して渡米できる!と思い決断。
ちなみに親にはこの時にサラッと伝えただけで、しっかり渡米と伝えたのは年末です笑
移住に至った理由は下記の3つです。
もともと仕事に不満があった。
海外で留学した話を聞くと羨ましいとずっと思っていた。
海外の職場環境を見てみたかった。
あとはいつか孫ができたときに「おばあちゃん、若いころ海外で働いてたよ」って言ったらかっこいいかなって。
今考えるとかっこいいっていうか全然大したことないんですけどね。
ちなみに私はこの理由のほかハワイに行くメリット・デメリットを手帳に書きました。
なぜなら実際に出国するまで私は確実に迷うと思ったから!迷ったらこのメリットを見ようって!(そして後々この予言は実現し、メリット書いてて何度も救われたのでおすすめです。)
3.ハワイ移住への準備とビザ取得のストーリー
まず親戚伝いにハワイに来て働いている日本人の友達にどうやってビザを取ったか等教えてもらうことに。
その友達はビザ取得はエージェント(代行業者)に依頼したらしく、私もその会社を聞き依頼することに。
今回取得したJ1ビザは非常にめんどくさいビザ、というかアメリカは就労ビザがとんでもなく厳しいです。そのためエージェントに頼むのが1番かも。ただしエージェント詐欺がよくあるみたいなので気をつけて!
そして気になる金額です。
エージェント代 80万円
健康診断代(ビザ申請時に必要)2万円
パスポート代 1万円
大使館面接代 2万円
大使館面接の交通費等 7万円
航空券(ハワイ) 7万円
最初の1ヶ月の家賃 20万円
〜150万円ってところかな。欲しい車があったのでたまたましていた貯金に助けられました。笑
エージェント費用は80万円ほどですが、就職先のハワイの会社と契約を結び、1年間無事働けたら半額キャッシュバックしてくれる予定です。
会社の同じビザで働いていた先輩に話を聞いたところ、実際に半額キャッシュバックしてくれたので間違いないらしい。
この費用の中には空港のピックアップ代など含んでありましたが、長くなりそうなのでまた次の機会に。
続いてビザ取得の流れです。
8月 エージェントに依頼。パスポート取得。
9月 健康診断。ハワイの会社と面接。
11月 ビザをサポートしてくれるスポンサー団体と面接。(*)
12月 大使館面接予約。上司に退職意向を伝える。
1月 大使館面接
2月 部屋・スマホ契約。航空券手配。
3月 退職
4月中旬 渡米
*ビザを申請するため、自分の身元保証人のようなスポンサーが必要になります。このスポンサーにはいくつか条件がありややこしいので割愛します。私はエージェントからあてがわれたスポンサーに応募しました。
私は3月末にしか退職ができなかったこと(退職金の関係)、また2月〜3月までが職場の繁忙期のため大使館面接をその前に済ませておきたかったことからかなり長い準備期間を経てしまいました。普通は4ヶ月前にエージェントに依頼すればOKです。
4.公務員を辞めた後の新しい人生とこれからの予定
んーこれに関しては何もわからない!ただ次はオーストラリアでワーホリをしに行く予定です。
一つ言えることはハワイに来て良かったこと。この楽しい思い出や学んだことを公務員続けていたら知らなかったと思うとそっちの方が怖いです。ホームレスになるかもしれない不安定な未来だとしても。
5.ハワイ生活や仕事のメリット・デメリット
これに関しても後々記事にしてまとめます。
おまけ 決断前に知っておいた方がいいこと
①日本には1年間帰れないと思った方がいい
帰る方法はありますが、スポンサー団体の出国許可や申請料金?が別途かかるみたいです。私みたいに1年間しかいない人はアメリカ国内旅行をした方が有意義だと思います。
お金もったいないし、時給で働いてるから休むとお金なくなっちゃうしね!
②保険は会社で入れる(かも)
ビザ申請時に保険加入は必須条件です。そのためスポンサー団体が薦める保険に入ることになります。
で、この保険っていうのが最低限しかカバーされないのです。目と歯はもちろん適用外。心配な人は日本で保険を入ることになります。
しかし就職後気付きましたが、会社で社会保険入れます!目と歯もカバーされます!
給料から天引きですが、アメリカは保険がないと自己責任の国です。保険がなく急に病院にかかりお金がなくなる日本人見ました。
会社によって社会保険に入れるかどうかは違うと思いますので、面接時に質問することをお勧めします。
③就職先は変えられない
就職先を変えることは制度上できますが、追加料金がかかります。14万円ほどです。しかし実際働いてみないとわからないのも事実です。お金の余裕は持って渡米したほうがいいと思います。
このビザは通称奴隷ビザと言われることもあり(私は偶然ホワイト企業でしたが)週6日休憩なしで10時間労働させられている日本人の噂はよく聞きます。お気をつけて!
以上大まかな感じでまとめてしまいましたが、次回からビザ取得についての詳細や公務員辞めた時の話等まとめていこうと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
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