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マクロルーティン

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エクセルマクロ初心者の方に向けて書き始めた記事です。マクロを勉強するうえで、基本的なコードをご紹介していますので、ここでご紹介したコードだけでも習得すればかなりマクロを扱える人に…
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2020年7月の記事一覧

マクロルーティン#6(行のコピー)

マクロルーティン#6(行のコピー)

行ごとコピーして別の行にそのまま貼り付ける

皆さんこんにちは。
今回は行ごとコピーして別の行にそのまま貼り付けるというコードの書き方をご紹介します。

◆目標
1の行をコピーして4の行に貼り付ける

◆書くコード
Rows(1).Copy Rows(4)

◆解説

「Rows」というのが始めて出てきましたが、これは行を指定するときに使います。Rowsの次にカッコ書きで行番号をいれます。
これは

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マクロルーティン#5(範囲のコピー)

マクロルーティン#5(範囲のコピー)

範囲をコピー&ペーストする

皆さんこんにちは。
今回は複数セルの範囲選択でコピー&ペーストする方法をご紹介します。

◆目標
A1からA5の値をD1からD5セルにコピー&ペーストする

◆マクロルーティン#4の方法での書き方

◆まとめてコピー&ペーストする書き方

◆解説
A1からA5までの範囲を取得する書き方は
Range(”A1:A5”)
カッコ内で最初のセルと最後のセルをコロン「:」で区

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マクロルーティン#4(セルのコピー)

マクロルーティン#4(セルのコピー)

セルからセルにコピー&ペーストする
皆さんこんにちは。
今回はセルのコピー&ペーストをVBAで書く方法をご紹介します。

◆目標
A1セルに入っている値”1”をコピーしてD1セルにペーストする

◆書くコード
Range("A1").Copy Range("D1")

◆解説

◆書く場所
マクロルーティン#0

では問題です。

次の右の図のようにA1からA5の値をコピーしてD1からD5に貼り付

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マクロルーティン#3(繰り返し構文For to Next)続き

マクロルーティン#3(繰り返し構文For to Next)続き

一瞬で連続したセルに入力する
[For to Next を使う]前回のLEVELUP問題

◆目標
B1からB5のセルに連番を入力する(【For to Next】を使う)

◆考え方
まずB1に1を入力するコードを書いてみる(マクロルーティン#1 参照)
B1 の 値 は 1

つまり、
B列の1行目には1
B列の i 行目には i
      ↓
★ i が1から5まで変わるとき
B i の値は

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マクロルーティン#2(繰り返し構文For to Next)

マクロルーティン#2(繰り返し構文For to Next)

連続したセルに入力する

◆目標
A1からA5のセルに連番を入力する

◆書くコード

◆読み方
例)Range("A1").Value=1
→Range A1 の 値 は 1

◆解説
RENBANは適当につけたマクロ名です。
Rangeは範囲のこと
ピリオドは「の」と読むとわかりやすい。
Valueは値のこと
★マクロルーティン#1 の記事では入力する値が文字列なのでイコールの後ろは ”種1”

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マクロルーティン#0(基本手順)

マクロルーティン#0(基本手順)

マクロを書き始めるときの前準備と実行の仕方

1.マクロを書くファイルを用意まずエクセルを開く

拡張子を.xlsxから.xlsmにする。

[ファイル]→①[名前を付けて保存]→保存するフォルダを選択→②[ファイルの種類]で「Excelマクロ有効ブック(*.xlsm)」を選択→③[保存]

ファイル名が Book1.xlsm になったことを確認

これでマクロを書くファイルができました。

★こ

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マクロルーティン#1(値の入力)

マクロルーティン#1(値の入力)

セルに入力する

◆目標
B2のセルに「種1」と入力する

◆書くコード
Range("B2").Value="種1"

◆読み方
Range B2 の 値 は 種1

◆解説
Rangeは範囲のこと
ピリオドは「の」と読む
Valueは値のこと

◆書く場所
マクロルーティン#0

次の右の図のようにA1からA5まで連番をいれるマクロをつくってください。

マクロルーティン#2へ続く

動画でも

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