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生きる力とは『共養と共育』

ガイア理論&ホロン哲学より
これまで、アトラクター、自己組織化、散逸構造、時間の不可逆性、非線形ダイナミクス、開放系などの科学的理論から私たちの生命体を紐解いてきました。

アトラクター・自己組織化|Myosho (note.com)

再度生命体における上記の作用を簡単に要約すると

アトラクター:

アトラクターとは、動的システムが時間とともに収束する状態や軌道のことを指します。生命体においては、例えば心臓の鼓動や脳の神経活動などが特定のパターンに収束することがアトラクターとして説明されます。

私たちの経験(外部刺激の体験)が蓄積して、危険、安全、要注意、そして階層意識などの原型情報を経験の収束から潜在意識に刷り込み、それらを基にして、外部の刺激に反応し、怖れや、不安、喜び、階層(自己評価・他者評価)意識などを生成し、安定化を図るための心身の基礎システム。

アトラクターは、システムが安定した状態に向かうための「引力点」として機能します これは、外部刺激や内部の動的プロセスによって引き起こされることが多いです。

自己組織化:

自己組織化は、システムが外部からの指示なしに自発的に秩序を形成する現象です。例えば、細胞が特定の形状や機能を持つ組織に成長する過程が自己組織化の一例です

特に幹細胞はその場所に応じてふさわしい形状や組織を形成します。

このプロセスは、幹細胞が外部からの指示なしに自律的に秩序を持った構造を作り出す能力を示しています。

心も同様に

混沌とした状態から秩序や構造が自律的に形成されるプロセスを指します。これは、生命現象や社会の成立プロセスにも見られる現象です。心理学の分野では、自己と世界の出会いの中で、自己が複雑な構造を持ちながら自律的に組織化されていくと考えられています

具体的には、自己組織化の障害があると、感情のコントロールが難しくなったり、自己否定感が強くなったり、対人関係がうまく築けなくなることがあります。これらの障害は、複雑性PTSD(心的外傷後ストレス障害)などの精神的な問題と関連しています

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