アル中に捧ぐ！ 京都の歩き方
お久しぶりです、佐藤オランユータンです。先日、京アニフェスで京都に行ってきたのですが、毎回京都に行く度に聖地巡礼をしていたので、今回は嗜好を変えてアルコール摂取に全振りしてみました。ちなみに京都の聖地巡礼は多くの京アニ作品をはじめ、有頂天家族やであいもんといった素晴らしいアニメの聖地が集っているので、もし経験の無い方は一度はやってみて下さい。特にたまこまーけっと、有頂天家族、であいもんを観た上での出町柳の散策はめちゃくちゃにコスパ良いです。
それと筆者は車椅子ユーザーなので、車椅子利用者の方がそのお店、施設を利用しやすいかどうかも併記しようと思います。難しい場合のみその程度を書くので、記載が無ければ普通にバリアフリーだと思って下さい。参考までにどうぞ。
12:55 佐藤オランユータン 現着。
という事でね、京都駅に着いてまず向かったのは京都タワーです。今ユーフォと四回目のコラボをしているので、二回目のコラボぶりに伺いました。開催期間は12月下旬までだそうで、京プレに行くオタク君は寄ってみても良いのかなーと思います。
京都タワーは中２恋映画の聖地にもなっているので、今なら京アニ作品のダブルコンボを味わえます。京都タワー展望台にて京都の街並みを一望した後、一階に戻って来るのですが、その際に展示されているパネルを見る事が出来ます。
パネルを見ていると鏡面がとんでもなく歪曲した謎の鏡を発見。連れのオタクが無為転変されたような顔面になっていて爆笑しました。
あと抹茶が好きな方は絶対に京都タワーふもとにある『茶の菓』に入りましょう。抹茶アイス、抹茶ラングドシャ、抹茶フォンダンショコラ……と、抹茶大好きさんには天国のような場所です。
続いて向かったのが、LIVE会場に次ぐ今回のメイン目的地、京都ビアラボ。京都駅から北東に徒歩10数分。ロームシアター京都や四条、三条に用の有る方もついでに立ち寄りやすいです。車椅子での利用難度は中程度で、入り口が少し狭い事とカウンターが少し高い事がネックです。でも外にもテーブルがあったので、寒くない時期なら外で飲めると思います。
オタクくんとほぼ全種類のビールを飲み干したのですが、かぶせ茶ホワイトエールとオタク・アタックがめちゃくちゃ美味しかったです。『てかこの名前なんだよ、アタックするぞ？』と思いながら飲んでました。前者は、爽快感の中に少し甘みがあるような味で、めちゃくちゃ飲みやすかったです。後者はIPA特有のホップの香りが口内にバチクソに拡がるような、でも飲みやすい味でした。飲みやすいしか言ってないな。
つまみの鴨のローストビーフが絶品で、酒が一生止まりませんでした。立地も良いので、また京都に来た際には寄ろうと思います。
時間も良い頃合いとなり、『そろそろ会場に向かうンゴニダ松ンゴねェ……』と思い近くのバス停に行ったのですが、マジで一生満員で３，４本待っても乗車を断られてしまったので、仕方なくタクシーで会場へ向かいました。休日の京都、恐るべし。
日曜日のチケットを２枚持っていたので、土曜日のチケットを交換してくれる方をTwitter（現Ｘ）で見つけ、会場にて合流。外国の方だったので『本人確認とか色々と大丈夫かな……？』と思いましたが大丈夫でした。
京アニフェスの感想も書くと長くなりすぎるので、ここで２日間まとめて簡潔に書くのですが、まず、ラックライフがＮａｒｕを干したのは中々に残念でした。というかラックライフだけじゃなくて今回はそういうのが多かったと思います。ヴァイオレット・エヴァーガーデンから実質２曲しかやらなかったりね。前回の京アニフェスでそこらへんを拾っていた私はそこそこの不満で済んだのですが、連れのポタク君はとても残念そうにしていました。ただ、それを差し引いても下川みくに、ヒャダイン、平野綾、Ｌｉａ、彩菜、eufonius、STEREO DIVE FOUNDATION（R・O・N）あたりのアーティストをお目に掛かれる機会はそうそう無いので、アクリルパネルとの抱き合わせチケット（18700円）しか販売しないカスみたいな商法に乗っかってでも、本当に行く価値のあるＬＩＶＥだったと思います。
曲の話をもっとしたいのですが長くなるので少しだけすると、『ヒャダインのカカカタ☆カタオモイ-C』とかいう本気の多動ソングで本気の多動をしてしまいまして、場内警備の方に少し注意されてしまいました。大変申し訳ございませんでした、と思うと同時に、曲が終わるまで待ってくれた事に感謝したいです。ありがとうございました。
それともうね、『ハレ晴レユカイ』ですよ、もう。俺絶対に『冒険でしょでしょ？』の方が絶頂すると思ってたのですが、ハレ晴レはもうその100倍ぐらい絶頂してました。激レア演者を見るかアニメ映像を見て高まるかの２択を毎秒迫られていて、聖者無双OPぐらい顔面が忙しかったです。
LIVEを終え向かった先は、三条大橋近くの鴨川。ここで飲む酒が世界で最も気持ちの良い野外飲酒です。去年のアニサマ京都と完全に同じムーブで、今年１年も全く成長しなかった事を実感しました。
ほんで土日の京都はホテル代が高すぎるので、伏見の方にある民泊みたいなとこに泊まる事に。普通に京都周辺で泊まったら安くても一人16000ぐらいだったので、一人5600円まで抑える事に成功してニコニコしていたのですが、なんとここ、テレビが使えません。私の日課ならぬ週課であるところの『ひろがるスカイ！プリキュア』のリアタイが不可能だと知った時の絶望と言ったら、もう……。女児よりギャン泣きしてました。『予約の時見た室内写真にめちゃくちゃＴＶ写ってたのにコレって普通にアウトでは……？』と思いましたが、宿泊代安く済んだししょうがないよね、と泣く泣く受け入れました。
ただ室内は普通に綺麗だし布団ではなくベッドだったので、京都のLIVEに行きたいけど宿泊代が高すぎる！と思ってるポタク君には一応オススメしておきます。TVに加えて冷蔵庫もありませんが。
あとここは部屋が二階、三階にあるので、階段を登れる方でないと車椅子での宿泊は難しいです。
翌朝。素泊まりだったので朝食は徒歩10分ちょいのサンマルクで……と思ったら道中にてサンマルクの上位互換みたいな地元のパン屋さんを見つけたのでそこへ。美味いパンが安かったので何も言う事はありませんでした。
９時半のチェックアウトから１時間ほど過ごし、中書島の方にある11時から営業の日本酒のお店へ向かう事に。パン屋さんからは20分ちょいです。と、その道中でまたブルワリーを発見してしまいました。前日にビールをしこたま飲んだというのに、これから日本酒をしこたま飲む事が確定しているのに、気付いたら店内に吸い込まれていました。俺の肝臓を破壊する気か！！！！！！と叫びながら完飲させて頂きました。あとカレー美味かったです。
元々の目当てである黄桜カッパカントリーに現着。おでんと日本酒９種飲み比べで、無事死亡致しました。でもめちゃくちゃ美味かったです。
飲み比べって得てして『アレ、今飲んでるのどれだ？？』ってなるモンなんですが、手元にあるメニューに名称、度数、日本酒度（その日本酒が辛口なのか甘口なのかの指標）といった詳細な情報が書かれているので、ちゃんと飲み比べしてる感があります。ちなみにその表は撮り忘れました、すみません。
https://kizakura.co.jp/restaurant/country/index.html
この時点で開演の17時までかなり時間があったので、適当に平安神宮で酒飲むか～と中書島に向かったところ、なんと京阪電車ともユーフォがコラボしており、当駅にパネルが設置されている事が判明。葉月ﾁｬﾝと川島サファイアとモブみたいなパーカスの女性のパネルを撮影し、北の会場ではなく南の宇治の方へ向かう事を決定。パネルを回収しつつ、アンサンブルコンテスト編で新登場した公園等の聖地を巡礼する事に。
中書島→六地蔵→公園等の聖地→黄檗→宇治→会場へ……という完璧なプランだったのですが、普通に時間無くて久美子と麗奈のパネルは見る事が出来ませんでした。（一番見たかったのですが……）
ほんで会場へ。LIVEで気持ち良くなった後、近くのラーメン店へ。結構美味くて、ロームシアター京都に来たらここに来るって感じでも良いかもなーと思いました。本当は先斗町とかまで行って高くて美味い飯食った方が良いんですけど、高くて美味い飯は高いので（進次郎）、安くて美味い飯が良い方にはオススメです。普通に美味いだけでもう満足なんだけど、キムチや明太子、家系ラーメンによくあるキュウリの漬物とあと何かが食べ放題でした。あと何故かラーメン屋なのにカレーパンめちゃくちゃ作ってて、十数種類のカレーパンを食べる事も出来ます。普通にすげーなと思いました。
それとこの店は車椅子での利用は難しいです。手前の席が空いていれば、着席後に車椅子を店外に出す事で利用する事が出来なくもないですが、入り口も狭いのでオススメしません。
翌日は大阪に泊まる予定でした。そこのホテルには浴場が無かった事に加え、レイトチェックインで24時以降にならないとチェックイン出来ないという事で、京都で銭湯に入ってから行く事に。ロームシアター京都から徒歩20分の桜湯へ現着致しました。驚いた事に、浴場の中にデッカい水槽があって、湯船に漬かりながらデカい鯉を見る事が出来ます。コレがなかなかに気持ち良かったです。
それとシャンプーとボディソープが無くて驚いたのですが、１セット70円でミニサイズのボトルを買う事が出来ます。結構な量が入ってるので、連れが居れば二人で使いましょう。あと勿論バリアフリー非対応です。
その後は湯上り後の一杯の後、大阪に向かいまして、十三（じゅうそう）という町の素敵なバーを発見しました。なんとグーグル評価驚異の4.9です。今回は京都の記事なので、写真とURLだけ貼ってこの記事の締めとしようと思います。
みなさん、是非今回の記事を参考に京都で肝臓を傷めてみて下さい。
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