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人生リブート指南(25)そこは「水の流れるイベントホール」という趣なのだった

もしもあなたが静岡県沼津市で人生リブートのための現地リサーチをしたとして、「桃屋」でコッペパンサンドを買ったら、ぜひ行っていただきたいのが付近を流れる「狩野川(かのがわ)」の河原です。
といっても沼津市街地のそれは広範囲にわたる護岸工事がなされていて、河原とか河川敷という言葉から連想される野趣あふれる光景とはかけ離れていますが。

最初に行ったときの私も、そのあまりの隙のなさに「ほえ~」と圧倒されてしまいました。
この川は1958年に「狩野川台風」という大災害の舞台となったので、通常以上の治水工事をしているのかもしれませんね。
ウチの郷里でも1974年に「七夕豪雨」と呼ばれる水害に見舞われ、わが家でも床下浸水をしました。
「ちびまる子ちゃん」の作者のさくらももこさんも地元の巴川が氾濫し、そのときの様子は同作でも描かれました(コミックス2巻収録)。
近年は「●●年に一度の」という触れ込みの大雨が毎年降る異常事態期ですので、やはり治水工事はしっかりやってるに越したことはありませんね。

ちなみに狩野川の河原はコンサートホールの座席状の階段が延々と続いてますので、野外イベントの会場として色々と活用できそうです。
「三密」にもならないで済みますから、今の情勢下でも安心感たっぷり。
こうした施設がすでにある自治体って、移住して何か企画したい人にはよさげですね。
興味ある方、ぜひその目で見に行ってください。
ちなみに私はコッペペンサンドをぱくつく場所として使わせていただきましたとさ。

画題「あなたならどのような使い方がしたいですか?」

狩野川


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