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心の話。(3)「しっくり来る」感覚

 (2)の補足…アドラー心理学の目的論の話を引き合いに出したのは、記事にも書いた通り「こう在れたら楽だろうな」と感じ、自分の中で目標の一つとして目指したい考え方だからです。
 ですが、私はアドラー心理学の全てを違和感無く受け入れられる訳ではありません。参考に出来そうなところはする、くらいのゆるさです。

 毎回冒頭と締め括りが反省?&補足っぽくなりそうです。
 ぼちぼち書きます。

(※以下はあくまで一個人の考えであり、万人にとって「正しい」考えではありません)

3-1.自分がどう心と向き合いたいかを把握する

 曖昧な表現だけど、心の問題に対する基本的なスタンスみたいなのをざっくりと把握しておく。関連書籍を読んだり、SNSなどでそういった発言をしている誰かの意見を読んだり、知人の人柄に触れてみたり、色々な情報と接してみる。その中からしっくり来る意見を頭に入れて行く。何でもかんでも頭に入れようとしても「これは自分には合わない考え方だな」みたいなのがある上、情報量が多いとしんどくて気力が失われる…。
 情報のどこに共感したのか、何故しっくり来たのか、逆にどこが合わないと感じたのか…と探ってみる。「この考え方、なんか良いと感じる」みたいな漠然とした感覚もとても大切だと思う。

 以下は私個人の考え方です。こういうのは他SNSだと何となく書けないですね。

 不健康な心は、幼少期に満たされるはずだった愛情という確固たる心の支えが無いことから生まれる不安により、自分の感情が分からなくなっている状態。不安は無意識に追いやられるほど根深い。
 無意識に追いやられているのは、誤った思考回路が作られていたり(=異常を異常と判断出来ない)、感情と思考の間にズレが生じているから(=抑圧)。
 現在そういった状態になってしまっているのは元々の気質に加えて、"その状態であることが正常であると認識する様に"、外部から長期間影響を受け続けたから。
 不安を意識化させること、思考回路を組み替えること、心が健康な他人と接することが、自身の不健康な心から脱却出来る糸口となる。
 ただし元々の気質は変わらない。

 自分だけが解れば良いので自分の表現や感覚でまとめておく。
 こうして自分の考え方を把握しておくと、その後の情報収集の効率も上がる気がする…「これは自分に合う(必要)/合わない(必要無い)情報だ」センサーがより敏感に機能してくれる感じ。

3-2.心の問題へのアプローチ方法を考えてみる

 考え方を把握した上で、心の問題へのアプローチ方法や、「心を健康にするためにこんな感じに考えていきたいな」「これは忘れないでいたいな」という自分の方向性みたいなものをまとめる。
 こちらについては、少し具体的に書き出した方が良いのかなと思う。

 以下は現段階での自分の場合ですが、細かく書けば更に増えるのでざっくりと書きます。

・不安を探るにあたり過去を見つめることは避けられない。同時に、過去と現在は別物だと認識する
・心が孤独でも、心と現実は別物であり、現実では孤独ではないことを思い出すようにする
・愛情飢餓感を他人で埋めようとしても確固たる心の支えは得られない。依存と愛情は別物と考える
・素の自分を受け入れることが心の支えとなる。気質を受け入れる
・付き合う人はなるべく自分より心が健康な人を選ぶ。家族が心理的に不健康な場合も出来るだけ関わりを断つ
・親含む他人と自分は別人格である
・自分への呪縛となっている抑圧に気付くことと、誤った思考回路を組み替えることを日々取り入れる
・思考よりも素直な感情や直感を優先する

 考え方は千差万別なので、こちらも自分がしっくり来るものを考える。
 これをある程度まとめられた時点で、心の健康にとって大きな一歩となっている気がする。「これが私にとって心が健康な状態だな」と目指す像が生まれるので…。闇雲に努力する時間はしんどい。
 現在の自分からかけ離れている内容であっても、心がしっくり来る考え方であれば良いと思っている。

「私は死ぬまでこの像を目覚す」と決め付けて意気込まないこと。考え方は変化して当たり前。柔軟で良い。
 上記は以前の自分だと「これとこれは矛盾してる…」と思うものもあるんだけど、現在の自分は矛盾ではないと感じていてしっくり来ている。そのうちまた変化して行くことでしょう。

3-3.「しっくり来る」感覚と「ざわざわする」感覚

 感覚的な話だけど…当記事でも連呼しているように「しっくり来る」感覚を大切にする。それは自分自身の素の感情だから。反対に「ざわざわする」「モヤッとする」感覚も大切にする。
 それら快不快の感覚を体感で覚えておくと、日常生活の中でその感覚に遭遇した時に考えるヒントになる。新たに心に抑圧が生まれそうな時は未然に防ぐことが出来るようになって来る。野性の勘みたいですね。
「周りがダメと言うからこれはダメだ」ではなく「周りはダメと言うけど、自分は良いと思う」と少しずつ感じられるようになる。


 今回も備忘録らしく(?)、もしどなたかが読んでくれたとしても「?」なまとめになった。
 順序立てが下手だったり矛盾していたり話が膨らみ過ぎる悪癖が自分で気になる。気にする必要無いのにね。
「あれ書きたいからこれ書かなきゃ」といった風に無限に膨らませるのはやめて、もっと頭を空っぽにして、書こうと思った順にポンポン書きたいな。


 

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