今年のネットフリックスといえばコレでしょ。あの人に聞くマイ・ベスト5(後編)
ネットフリックスが発表した2019年の注目作品リスト「What's Hot? 2019」。一年の終わりに、今年観た作品を思い出したり、語り合ったりするのは楽しいですよね。みなさんはどんな作品が心に残っていますか? ここでは14人の方に、2019年にネットフリックスで観た作品について聞きました。「マイ・ベスト」を5つ、教えてください。(ILLUSTRATION:MARIE WATANABE)
前編はこちら(町山智浩さん、TOWA TEI /テイ・トウワさん、モーリー・ロバートソンさん、OKAMOTO'S オカモトショウさん、加藤るみさん、明和電機 土佐信道さん、樋口真嗣さん)
▼よしひろまさみちさん(映画ライター)
01.『クィア・アイ in Japan!』
「まさかファブ5が日本に来てくれるなんて! 夢のような企画だけど、打ち出されたメッセージはまさにヘル日本。アメリカの田舎町を舞台にした前シーズンまでと比較しても、基本的人権やマイノリティーの生活などが根本的に守られていない国、というのが露呈するという結果に、悲しさを覚えてしまったわ。この作品をきっかけに、もっともっと寛容な世の中になってほしいと願うばかり」
クィア・アイ in Japan!
02.『マリッジ・ストーリー』
「ノア・バームバックがあまり得意なほうではないあたしでも、これは超イケる! 圧倒的セリフ数をものともせずに、寄りのカットで熱演するアダム&スカヨハにはのけぞりました。この感じ、どこかで……と思ったら、橋田壽賀子先生ですよ、渡鬼!」
マリッジ・ストーリー
03.『全裸監督』
「日本オリジナルコンテンツにも力を注いできたネットフリックスですが、これほどバズったのは初めてでは。なんせタブーだらけのAV業界転換期を、これほどつまびらかに描くとは思っていませんでしたから。山田孝之はもちろんですが、新星・森田望智の熱演には唖然。映画を中心に日本作品のクオリティーが落ちる一方の昨今、かなり明るいニュースでした。クリエーターがやりたいことを実現できると、やっぱり面白くなるという好例」
全裸監督
04.『ネバーランドにさよならを』
「ケーブル局HBOで放映され話題になったドキュメンタリーが、まさかネットフリックスで配信されるとは。正直、めちゃくちゃ権利が高額という噂を聞き、放送局や配給会社はもとより日本企業では権利取得できないと諦めていたので、めちゃくちゃうれしかったです。内容は、MJファンにとって鬱展開すぎるんですが。でも、欧米での放映からあまり時間をおかずに見られてよかった」
ネバーランドにさよならを
05.『隣人は悪魔 ーナチス戦犯裁判の記録ー』
「ネットフリックスオリジナルのドキュメンタリーやリアリティーショーはどれも骨太で、めちゃくちゃ大がかり。日本ローンチからずっと見続けてますが、今年はこれに震撼。やっぱり実際の事件に勝る大ネタなし、ってことを改めて感じました。しかも、描き出されるのは、実在する狂気。ラストエピソードでのあの表情に、心が凍りつきました」
隣人は悪魔 ーナチス戦犯裁判の記録ー
よしひろまさみち 1972年、東京生まれ。映画ライター。音楽誌、情報誌、女性誌などの編集部を経てフリーに。現在、『sweet』『otona MUSE』で編集、執筆を担当するほか、雑誌やWebで連載多数。日本テレビ系『スッキリ!!』のほか、テレビ、ラジオ、イベントなどでの映画紹介も手がけている。
▼岡宗秀吾さん(テレビディレクター)
01.『ザ・ダート: モトリー・クルー自伝』
「モトリー・クルー自伝『ザ・ダート』。コレがまぁハチャメチャな映画で、この手のミュージシャン実録映画にありがちな仲間との確執や再結成、音楽は素晴らしい的な教育的メッセージが極端に少ない! いや、あるにはあるんだけど、それ以上にセックス&ドラッグ&ホテルぶっ壊す的な描写が大半を占める。そこがいい! そんなヤツもいていい! 映画だからって崇高なメッセージだけが欲しいわけじゃない! 享楽的な人生を永久に続けるメンバーはこの映画にしっかり全員そろってプロデューサーに名を連ねている。まだ仲いいのかよ! モトリー・クルーはそうでなくっちゃ!」
ザ・ダート: モトリー・クルー自伝
02.『ストレンジャー・シングス 未知の世界』
「ネットフリックスの誇るジュブナイルものの傑作だ。2019年は待ちに待ったシーズン3の公開。僕も公開と同時に一気にみてしまった! アメリカの片田舎の少年たちがショッピングモールを舞台に、またもやパラレルワールドの怪物と対決する。80年代のディテールがそこかしこにちりばめられた世界観は、ちょうどこのころ主人公の少年たちと同世代だった僕をタイムスリップさせる。いやーグッズまで買っちゃって大変でした!」
『ストレンジャー・シングス 未知の世界』
03.『全裸監督』
「AVの帝王と言われた村西とおる監督の半生をつづった実録もの。日本制作のオリジナル作品は『火花』以降、パッとしなかったけど、ついに真打ち登場って感じだったなぁ。『ジャパニーズポルノ』って世界の共通語だし、個人的に村西監督と何度か仕事してきた自分としてはたまらないものがありました! 山田孝之さんの怪演がとにかく最高なうえ、シーズン1では描かれなかった村西監督の人生はここから先がまた強烈なんだよな。日本映画の時代が変わる音がする!」
全裸監督
04.『Yankee/ヤンキー』
「ネットフリックスお得意の麻薬カルテルものだが、アリゾナで幸せに暮らすイケメンマイホームパパは裏でコカイン密輸をお手伝い。しかしひょんなことから警察に追われ、カルテルの本拠地メキシコで裸一貫、再出発を余儀なくされる。メキシコ麻薬カルテルでは珍しいアメリカ人が何とかのし上がっていく様は、まさにヤンキー漫画そのもの。裏切りと報復と濡れ場の嵐! 『BE-BOP』とか『クローズ』とか見る感覚で見ちゃいました!」
Yankee/ヤンキー
05.『アイリッシュマン』
「御大マーティン・スコセッシ監督のもと、ロバート・デ・ニーロ、ジョー・ぺシ、アル・パチーノ、ハーヴェイ・カイテルが集まって、長くアメリカのフィクサーとして君臨したジミー・ホッファの怪死を追った実録ギャングもの。もうこれだけでおなかいっぱい! これがダメなら何の映画が好きなんだ? 漢の教科書最終章とも言えるこの映画。3時間半、全カット目を凝らして見るべきだ。ゲコの僕も何だか酔っぱらってしまいました!」
アイリッシュマン
岡宗秀吾(おかむね・しゅうご)
1973年、神戸市生まれ。テレビディレクター。代表作に「全日本コール選手権」「BAZOOKA!!!」など。著書に自身の半生を描いたエッセイ集『煩悩ウオーク』がある。
▼サカナクション 山口一郎さん(ミュージシャン)
01.『マインドハンター』
「1970年代という時代感の再現が徹底されていて、衣装や美術、小物から車まで、ディテールの作り込みが印象的です。実話に基づいたストーリーである点も魅力の一つですが、そこの作り込みが説得力を持たせているのではないかと思います」
マインドハンター
02.『深夜食堂』
「もともと番組の存在自体は知ってはいましたが、ネットフリックスで配信されていたのを見つけて、これが『深夜食堂』かと改めて出会った作品です。ネットフリックスのセレクトは自分にとってそういう作品が多いように思います」
深夜食堂
03.『邪悪な天才: ピザ配達人爆死事件の真相』
「藤原ヒロシさんが紹介されていたことをきっかけに観ました。ネットフリックスオリジナルの作品の中には、実話をベースにしたものも多いと思いますが、その中でもこの事件・作品のインパクトはすごかったです」
邪悪な天才: ピザ配達人爆死事件の真相
04.『ハイパーハードボイルドグルメリポート』
「晩御飯を食べて、ベッドに寝転んで眠くなりながらこの番組を見ていたら、日本という国は幸せなんだと実感すると同時に、罪悪感も覚えます」
ハイパーハードボイルドグルメリポート
05.『釣りバカ日誌 シリーズ』
「みち子さん役が石田えりさんから浅田美代子さんに代わってから、なんとなく新作を観てこなかったのですが、Netflixで配信されているので、シリーズ全てを追いかけてみました。カメラや編集技術が、時代によって変化していくのを見ていくのも面白いです。こんなに長く続くシリーズもあまりないですし、時間があるときにまとめて一気に見てほしいと思います」
釣りバカ日誌 シリーズ
山口一郎(やまぐち・いちろう) 1980年、北海道生まれ。ミュージシャン。2005年にロックバンド「サカナクション」として活動を開始し、07年にメジャーデビュー。第39回日本アカデミー賞でロックバンド初の最優秀音楽賞受賞。多彩で先進的な表現をし続ける姿勢は幅広い層から支持を獲得している。
▼中原昌也さん(音楽家・小説家)
01.『マリッジ・ストーリー』
「ノア・バームバックの前作『マイヤーウィッツ家の人々』もかなりの傑作だが、本作はウディ・アレンっぽい味を意図的に減少させた結果、余計にウディ映画を超えた超ウディ映画と言ったら皮肉か? いや、人間社会の不毛を描きながらも根底にある人間愛があふれていて、人間嫌いのウディとは真逆。そこが好き。大好き」
マリッジ・ストーリー
02.『ルディ・レイ・ムーア』
「『ハッスル&フロウ』のクレイグ・ブリュワーはどうしてるんだろう? と思っていたら、昔から大好きなルディの伝記映画をエディ・マーフィーと! しかし、ルディがこんなにいいヤツとは知らなかった。ありがとう! ラストは幸せ過ぎて泣いた」
ルディ・レイ・ムーア
03.『風の向こうへ』
「偉大な遺作はいつ観れるのか? と思っていたら、翌日には観れた、というネットフリックスならではの感動は忘れられない。オーソンとラス・メイヤーとのミッシングリンクを結ぶ、異形ぶりが驚愕」
風の向こうへ
04.『トレーラー・パーク・ボーイズ : THE ANIMATION』
「現実のどうしようもなさやくだらなさを突き詰めて、突如アニメ化。何故そんな無駄なことを? という問いが、アニメーションそのものに対する問いにもつながる」
トレーラー・パーク・ボーイズ : THE ANIMATION
05.『アイリッシュマン』
「つまらない作品もたまには撮るけど、若い感覚のスコセッシ作品は常に面白い。けど、これはなんなのか? 役と役者の実年齢の差異、という現代映画の矛盾を考えさせられる」
アイリッシュマン
中原昌也(なかはら・まさや) ノイズユニット「暴力温泉芸者」の立ち上げ後、ユニット名を「Hair Stylistics」に改め活動。また小説家・画家としても活動し『あらゆる場所に花束が…』『名もなき孤児たちの墓』『中原昌也作業日誌20042007』などで数々の賞を受賞。最新刊は『パートタイム・デスライフ』『虐殺ソングブックremix』。映画についての著作・対談集に『エーガ界に捧ぐ』『映画の頭脳破壊』など。
▼イ・ランさん(マルチ・アーティスト)
01.『ハンナ・ギャズビーのナネット』
「ひとりで見て、友達と一緒に見て、音声ファイルにして飛行機に乗るたびに聞いて、繰り返し心に刻む話。性的少数者でありコメディアンであるハンナ・ギャズビー。彼女がスタンドアップコメディーの舞台上で、自分の話をきちんと伝えるためにコメディーをやめると話し、後半には激高して叫ぶようにセリフを吐く様子は、見ていて、聞いていて戦慄します」
ハンナ・ギャズビーのナネット
02.『アンビリーバブル たった1つの真実』
「実話をもとにした連続強姦事件を扱っていて、『被害者らしさ』について何度も考え直す機会を与えてくれたりする、とても良いドラマ。『被害者らしくない』という理由で差別と暴力を浴びせる人々と、どんな被害者にも偏見なく接するデュバル刑事。被害者に向ける両極の態度が描かれていて、見ていると本当に目が覚めます。デュバル刑事の車に貼られたメモには聖書の一文が書かれていて、私たちがどのような姿勢で社会を生きていくべきかを教えてくれているようです」
アンビリーバブル たった1つの真実
03.『セックス・エデュケーション』
「セックスカウンセラーとしてさまざまな相談を受ける母親を見て育ったオーティス。生半可ながらもそれなりに優れたカウンセリング能力で、友達たちの性の悩み相談を受けることに。性的少数者差別、リベンジポルノ、履き違えた男性らしさと暴力問題など、社会の縮小版である学校で起こる多様な問題に、セックスカウンセリングというフォーマットから青少年の視線で接近する。全世界の大人が教科書のように見てもいい作品」
セックス・エデュケーション
04.『ブラック・ミラー』
「電子機器がoffになると、のぞき見る人の顔が映る鏡のような黒い画面。近未来を舞台にメディアや技術の発展がもたらす想像可能なすべてのディストピアを見せてくれるドラマ。『いいね』の数がそのまま階級に反映される社会。すべての記憶を保存して、いつでもまた見ることができる記憶に一寸の誤差も許さない社会。身体が死んでも仮想現実の中で永遠に生きていける"生"などを、ドラマの中で想像、経験することができます」
ブラック・ミラー
05.『テラスハウス: Tokyo 2019-2020』
「韓国では『guilty pleasure(やましい楽しみ)』という言葉をよく使いますが、『テラスハウス』は私のguilty pleasureコンテンツです。それぞれ異なる理由の欲望を持って(しかし、その欲望をよくコントロールできると考えている)共同生活をする出演者が、時にコントロールを崩す瞬間だけを待つスタジオのパネリストと私たち視聴者。本当に悪魔のようなコンテンツです。韓国では見ることができないので、仕事で日本を訪れるたびに一日を終えた深夜の時間、まとめて視聴しています」
テラスハウス: Tokyo 2019-2020
イ・ラン(い・らん) 韓国ソウル生まれ。マルチ・アーティスト。16年に第14回韓国大衆音楽賞最優秀フォーク楽曲賞を受賞したセカンド・アルバム『神様ごっこ』をリリースし大きな注目を浴びる。著書『悲しくてかっこいい人』『私が30代になった』を本邦でも上梓。真摯で嘘のない発言やフレンドリーな姿勢、思考、行動が韓日両国でセンセーションとシンパシーを生んでいる。
▼栗原類さん(モデル、俳優)
01.『サウスパーク』
「日本で一度放送していたことがある、社会風刺とブラックジョーク満載のアニメで、僕は8歳からこれを見て育ってきました。ブランクはだいぶありますが、シーズン15から見はじめても全然ついていけるし、方向性もブレてはいないです」
サウスパーク
02.『ボディガード ー守るべきものー』
「『ライン・オブ・デューティ』のジェド・マーキュリオ制作のドラマ。いつ何が起きてもおかしくなく、常に『え、』というような展開が続いていくので最初の1話もあっという間に終わってしまいます。同じ英語でもイギリス英語だと全然ニュアンスが違うので、そういう違いを発見することができるのもオススメポイントのひとつ。シリーズも短めなので時間があれば一気に見ることができます」
ボディガード ー守るべきものー
03.『マインドハンター』
「デヴィッド・フィンチャー監督のクライムドラマ。アメリカで実際に起きた殺人事件をベースにしながら、犯人の嗜好と方法論を分析する。今は犯人を理解するために時間とお金をかけていますが、昔はそんなことにリソースをさくなんてとんでもなかった。犯罪心理学という言葉もなかった時代にプロファイリングという理論を確立するべく捜査官2人が犯人と向き合っていきます」
マインドハンター
04.『7月22日』
「2011年に起きたノルウェー連続テロ事件をベースにした作品。ノルウェーの政治システムがどのように構築されているのかを、派手なカメラワークやドッキリとかで見せるのではなく、ありのままの姿を描いています。日本でも大きく報道された事件でしたが、さらに深く掘り下げた内容に引き込まれます」
7月22日
05.『アンブレラ・アカデミー』
「コミックをベースにした作品で、絶妙なユーモアと、個性的なキャラクターたちがたくさん登場します。劇中歌も原作者であるマイケミカル・ロマンスのボーカリスト、ジェラルド・ウェイが担当するなど、豪華でセンスがいい。見れば見るほど、前のめりになるシリーズです。スーパーヒーローものが好きな方には特にオススメです」
アンブレラ・アカデミー
栗原類(くりはら・るい) 1994年、東京都生まれ。幼少期よりモデル活動を開始し、その後『メンズノンノ』など男性ファッション誌で活躍。近年は役者としても活動の場を拡げている。主な出演作品に【舞台】『気づかいルーシー』『どうぶつ会議』『春のめざめ』、映画『ハナレイ・ベイ』『108~海馬五郎の復讐と冒険~』、ドラマ『ルパンの娘』(CX)など。
▼シソンヌ 長谷川忍さん(お笑い芸人)
01.『リック・アンド・モーティ』
「初めて見たのは2017年、新婚旅行で行ったハワイのホテルでした。海外なので英語はほぼ理解できなかったけれど、確実に好きなジャンルのイカれた作品だと肌で感じたのを覚えています。下ネタ・差別ネタはもちろんのこと、ギリギリをついてくるジョークのセンスもピカイチです。音楽にもこだわっていて、サントラも購入しました。ラッパーのLogicやIce-T、Kanye Westなども参加していて自分的には二度おいしい気分になれます。祖父のリックに翻弄されるモーティが愛しくもいじらしくて、大好きなコンビです。それ以外のキャラも個性的で、イッキに3シーズンも見てしまいました。一番のお気に入りはシーズン3の『ピクルス・リックの冒険』です」
リック・アンド・モーティ
02.『ビッグバン・セオリー ギークなボクらの恋愛法則』
「いわゆる「geek・nerd』と呼ばれる、アメリカのモテない・さえないオタク4人組の話。それぞれのオタクキャラのすみ分けがしっかりできているので、どの角度からも楽しめます。科学者のシェルドンのイカれっぷりは突出していて、理論詰めにイラつきながらもいつの間にか愛おしくなっている自分がいます。あと個人的にお気に入りなのは、メンバー全員で食事をするOPのラストカット」
ビッグバン・セオリー ギークなボクらの恋愛法則
03.『ザ・ポリティシャン』
「この作品は脚本が面白いのはもちろんのこと、若い俳優陣の実力に面をくらいました。高校での生徒会長の座を取るために、裏切り、根回し、友情や恋愛が交錯していき……。このまま書き進めたら完全にネタばらしをしてしまうので、このあたりで止めておきます。早くも次のシーズンが楽しみな作品です」
ザ・ポリティシャン
04.『ボクらを作ったオモチャたち』
「アメリカの、いわゆる『TOY』の歴史ドキュメンタリーです。自分は異常なほどにアメリカおもちゃに取り憑かれているので、見ないという選択肢はありませんでした。ビジネスに興味がある方が見ても楽しめるのでは。オススメはタートルズの回です。漫画『まんが道』みたいな話だったのが印象的でした」
ボクらを作ったオモチャたち
05.『テラスハウス: Tokyo 2019-2020』
「説明不要の人気番組ですし、今さら薦めるのもおこがましいですが、やっぱり大好きな作品です。毎週見ていると住人たちの性質が何となく理解できて、いろんな考察もできるので副音声込みで最低でも1話2回ほど見ます。何げないカメラ割りにヒントがあったりして、それからアレコレ考察するのも楽しいですね。スタジオメンバーと同じ意見だったりするとなおさらアガります」
テラスハウス: Tokyo 2019-2020
シソンヌ 長谷川忍(はせがわ・しのぶ) 1978年、静岡県浜松市生まれ。2006年にじろうとお笑いコンビ「シソンヌ」を結成。14年のキングオブコント王者。13年よりコントライブ『シソンヌライブ』を毎年開催するほか、47都道府県ツアー『シソンヌライブ[モノクロ]』も行う。広島ホームテレビ「ぶちぶちシソンヌ」RKBラジオ「シソンヌのばばあの罠」 にて冠番組を持つ。またNHK「LIFE!」等にも出演中。日本テレビ「今日から俺は!!」TBS「ブラックペアン」「凪のお暇」等、ドラマにも多数出演。
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