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ドラ集合のモンキーマジック 猿川プロが三倍満で初トップ【Мリーグ】

 ドラ集合の「モンキーマジック」で三倍満の一撃です。

 2023年10月13日(金)のMリーグ2023-24レギュラーシーズン第31戦。今季からMリーグに参入したBEAST Japanextの猿川真寿プロが今季初トップを獲得しました。

 Mリーグ参戦して待望の初勝利を呼びこんだのは東4局1本場の三倍満ツモです。

 猿川プロは白を暗刻にした手でリーチをかけ、ラス牌をツモりました。

 魔法をかけたようにドラをいっぱい集め、ドラ1枚、赤ドラ1枚、槓ドラ1枚、裏ドラ5枚のあがりを決めました。

 第31戦はTEAM雷電・黒沢咲プロ、BEAST Japanext・猿川真寿プロ、セガサミーフェニックス・醍醐大プロ、KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人プロの並び順。

 東4局1本場を迎え、持ち点は東家・寿人プロ32500、南家・黒沢24500、北家・醍醐21900、西家・猿川21100です。

 猿川プロは東2局に選択が裏目となって親満のあがりを逃し、ラス目に沈んでいます。

 トップ目で親の寿人プロが6巡目に五萬を重ね、いち早くチートイツのイーシャンテンになりました。

 猿川プロも6巡目に四萬を引き入れ、イーシャンテンです。

 猿川プロは7巡目に白を暗刻にして聴牌。カンチャンの2索待ちで白・ドラ1・赤ドラ1の6400点の手です。

 猿川プロは出あがりを狙い、黙聴に構えました。

 2索は山に3枚残っていました。

 寿人プロが8巡目に8筒を重ね、すぐ追いつきました。チートイツの東単騎待ちでリーチです。

 東は場に2枚切られていて地獄待ち。得意の「ヒサトイツ」です。

 猿川プロは8巡目に5筒をツモって暗槓しました。新たなドラは3索。リンシャン牌からツモったのは危険牌の四萬です。

 猿川プロはカンチャンの2索待ちでは勝算が持てず、現物の1索を外して聴牌を崩しました。

 猿川プロは9巡目に6索をツモりました。寿人プロは8索、4索を1枚、9索を2枚切っています。

 索子は寿人プロに比較的通りやすいと判断。猿川プロは強気に6索をツモ切りました。

 猿川プロは10巡目に絶好の4索を引き入れました。2索・5索の両面待ちになればもちろん四萬を勝負。果敢に追っかけリーチしました。

 2索・5索は山に2索1枚しか残っていませんでした。猿川プロと寿人プロは「1対1」のラス牌のめくり合いです。

 軍配は猿川プロにあがりました。12巡目に2索をツモりました。

 裏ドラがなんと5筒と三萬。猿川プロはリーチ・白・ツモ・ドラ1・赤ドラ1・槓ドラ1・裏ドラ5の6000、12000(+1300)です。

 三倍満をツモってトップ目に立った猿川プロの持ち点は46400点。2着目の寿人プロに27000点差をつけ、大きくリードしました。

 その後、南2局に醍醐プロが倍満ツモで猛追。親被りとなった猿川プロは8900点差まで迫られましたが、もう一度突き放して勝利です。

 第31戦の結果は猿川43700、醍醐26200、寿人16700、黒沢13400。

 今季3戦目で初トップの猿川プロ。磨きのかかったモンキーマジックをどんどん見せてほしいです。

 

 

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