![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/121878203/rectangle_large_type_2_8b4f3196edfa20a5bc43e010774b0d06.png?width=1200)
【夜宵★紀行】新大久保食べ歩き
序章
「クリスマスプレゼント探しに東京へ行かない?」
「なら新宿行く?」
「じゃあ、新大久保でごはん食べようよ。」
ツレと談合。
新大久保は韓国料理のメッカだが、二人とも訪れたことがなかった。
満場一致で決定。
ちなみに、タイトルに「食べ歩き」と銘打っているが、私とツレの旅がそれ以外だったことはまず、ない。
2023/11/18~19の記録である。
◆ 「肉&麺」
しょっぱなは「肉&麺」。
韓国通の友達から聞いたお店、行列必至らしい。
「え、ここ?」
思いの外ひっそりと路地にたたずむお店であった。
![](https://assets.st-note.com/img/1701008528796-2ZKmzIfVPq.jpg?width=1200)
11:30着で遅れを取ったと思ったが、幸い並んでいる人はおらず、すんなり通される。
私らは悩むに決まっているので、メニューは来る前に決めておいた。
友達おススメの「Aセット:ジャージャー麵&タンスユク(酢豚)ミニ」、口コミ高評価の「ちゃんぽん」だ。
10分くらいで料理が到着す。
![](https://assets.st-note.com/img/1701008659805-gY12MLJ53q.jpg?width=1200)
ジャージャー麺ってひき肉の肉味噌のイメージだったんだけど、覆された。
茶色いあんは甘いともしょっぱいともつかない、角のない味付け。
具は大きめに四角く切られた玉ねぎと、豚肉の切れ端がごく少量で、きゅうりが彩りで飾られている。
そのあんに大半隠れた麺は、それでも200gはありそうな量だ。
これ、途中で飽きるでしょ、第一食べ切れるかな。
なんて、そんな危惧はいらなかった。
麺はやわらかいながらも弾力があっておいしく、濃ゆいあんを混ぜ混ぜしながらぺろりと完食。
「タンスユク」は豚肉のフリッターに、甘酢あんの別添え。
![](https://assets.st-note.com/img/1701008852754-peQRDTNBS3.jpg?width=1200)
フリッターは湯気が出るほどアツアツ。
その衣は歯触りよくカリッとしており、それでいてモチモチだ。
甘酢あんの具は玉ねぎと細かいパイナップル。
フリッターにあんを全部かけると、せっかくの「カリモチ食感」が台無しになってしまうので、チョンチョンつけて食す。
レモンを絞ると香味が増す。
「ちゃんぽん」はツレの担当。
![](https://assets.st-note.com/img/1701008880963-zvAoXaDJZv.jpg?width=1200)
赤いスープと具沢山な様子はいかにも食欲をそそる様子である。
貝がこれでもかと入っており、それだけに貝の出汁がよく効いている。(←もらって試食した)
麺は「ジャージャー麺」と同じなのかなぁ。
麺もおいしい。
これらを夢中でほおばり、ほぼ満腹にて店を後にした二人であった。
◆ 「POPOホットク」
お次はネットで調べた「POPOホットク」。
ホットクとは、
小麦粉やもち米粉で作った生地で、餡となる黒砂糖とシナモンを饅頭のように包み、多めに油を敷いた鉄板の上で揚げるように焼く。途中、ホットクヌルゲ(호떡 누르게/ホットク押し器)と呼ばれる専用の器具で押さえつけ、平たく整形する。
![](https://assets.st-note.com/img/1700996102813-XcvQ24FwdY.png)
私らはチーズはちみつを選択。
![](https://assets.st-note.com/img/1701009119349-7nLUEtHXMy.jpg?width=1200)
握らせてくれたティッシュで熱さを緩和
「肉&麺」でまぁまぁお腹いっぱいだから、二人で半分こする。
直径15㎝、厚さは1㎝もないかな。
齧るとチーズの塩気とはちみつのコクのある甘みが同時にじわーっと口に広がる。
生地はモチモチ。
これは万人が好きなやつだ。
アツアツだったのに、秒で完食。
◆ 「ワッフルカーン」
ホットクを半分こにとどめておいたのには理由がある。
甘味をもう一種食べるためだ。
「ワッフルカーン」も先述の友達に聞いたお店。
![](https://assets.st-note.com/img/1701009356847-ecYZabKMyp.jpg?width=1200)
店先ではお兄さんがトッピングを詰めている作業が見られる。
私らが頼んだのは、「チョコレートチップ」のハーフ。
![](https://assets.st-note.com/img/1701010289472-b1zbF7mRFa.jpg?width=1200)
ハーフでもかなりのボリューム。
こちらもツレと半分こ。
生地はきつね色でカリっと香ばしく、なのに内部はもっちりしている。
(ちなみにワッフルは焼き立てではない。)
韓国グルメは「カリモチ食感」が得意なんだな。
胡麻も入ってヘルシー。
トッピングは、結果論だが生クリームの方がボリューミーでよかったかも。
次はそれで行こうっと。
今度こそお腹ポンポンの二人。
腹ごなしに、次なる買い物の地新宿まで歩き出したのだった。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?