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結局は…激務の社畜になり果てるのなら…高額な「リベラル・アーツ」はなんだったのか!?批判ばかりじゃ役には立たない…(※個人の感想です)!?

 ICUでは、上下関係もなく、お互いをファーストネームで呼び合う不思議な近い距離の友人ができてよかったよ!と思いつつ、英語力(およびその自負)が仇(あだ)になり、どこにも居場所が見つけられない人たち(含自分)も結構多いのではないかな…と思ってしまったりもします。学費の高さは本当に今やネックでしかない…。安い学生寮も男子寮は一つに減ってしまったし…。我が子をICUに通わせたいかというと、教育内容が素晴らしいのは分かるけど、学費の高さに見合うだけの就職先につけるひとは、そんなに多くないような気がするから、「男の子はやめといたほうがいいかも…(女の子は文系卒の場合、仕事のなさはどこも一緒だからまだ条件はいいと思う→差別的?)」と、言いたくなってしまう自分もいるのでした。

 最近、ご両親ともICU出身でも、お子様をICUに通わせていない先輩方によく会うことがあって、結構、これはまずいのではないかと、危機感を覚えています。18歳人口の激減は、ひたすら進んでいくので、小規模な私大の場合、関係者の子女以外に、大学の存在を知らしめるルートがないと言っても過言ではないのです。両親ともにICUに進学した人たちが、子供たちに進学を勧めないというのは、致命的なのではないかと。と、言いつつここまで平均給与が低い時代になると、高額な学費をかけて英語を身につけたり留学をさせたいと思う気持ちも減退し、「国際」より理系や実学系に人気が高くなるというリアルもあり、保守的な考え方に飲み込まれてしまいそうです。どうせ日本で生まれて後から英語を身につけても、大した英語力にはならないし・・・(投げやり)。

 自分は家賃の安い学生寮がたくさんあった、楽しい時代にICUで過ごせて幸運でした。
 男子がパッとしなかった、パッとしないのに妙に上から目線だし、パッとしなくて妙に上から目線で話しててもなんかあんまりおもしろくもないにもかかわらず、たくさんの女性たちに言い寄られたりと不当にモテていて、ムカついたなどと、20年以上たっても恨みつらみばかり書いているけど、それを差し引いても、あの時代は、本当に楽しかったです。

以上です。

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