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レシピ:キリテーの作り方(スリランカ式ミルクティー)2021年版

キリテーとはスリランカ式のミルクティーの事だ。チャイとは違う。じゃあ、何が違うのかと言えば「スパイスが入らない、煮込まない」この二つなので実は初心者の人でもやりやすいのがキリテーじゃないかと思う。今日はこのキリテーの作り方と日本で再現するのに必要なあれこれ、ない場合の代替案をご紹介。

材料 4人分

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1:ミルクティーに向いた茶葉を10g ワンダーリンクスの紅茶ならなんでも良いが

とか

とか

とかがおススメ。

2:粉ミルク(全脂粉乳)を溶かした物か脂肪分の高い牛乳、160㏄ほど

3:上白糖 お好みで。甘めにするのが現地スタイル。

キリテーの作り方は地域や家々により違うのであくまで私の作り方です。ご参考までに。茶こしは網目の細かいちょっと大きめの物をお勧めします、使うときにこぼさなくなりますし、大きいと洗いやすいです。

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まずは4人分の茶葉を3人分の湯量で淹れます。今回の茶葉なら2分。

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その後その中に粉ミルクをお湯で溶いた物を入れて、砂糖もその際に入れます。

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そして最後に電子レンジで1分ほど温めたら完成。簡単ですね。コップに入れる時は茶こしを使わないと溶けてない牛乳の粉や、細かい茶葉が混じります。そこには気をつけましょう。鍋でも同じで再加熱は鍋の淵に小さい泡が出てきたら止めます。

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今回はこのようなティーサーバー/コーヒーサーバーと言われる物で淹れました。この方法なら鍋などなくとも煮込みの必要が無いので出来ますね。オフィスでも簡単にキリテーが楽しめます。

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Tips
キリテーは煮込みません。スパイスも入りません。ミルクに関してはミルクフォーマーなどで温めてかき混ぜておくとより良いでしょう。

スリランカで売っている粉ミルクは全脂粉乳と言って「水分5%以下、乳固形分95%以上で乳脂肪25%以上。」というとても濃い物なので、苦手な人は自分に合う形での牛乳を使ってください。国内でも通販で買えるのですが少々お高めかつ、密閉容器に入れて冷蔵庫に入れないと痛むので保存はきっちりと。

濃厚なミルク感と紅茶の味が優しく広がるスリランカ式ミルクティー、キリテー。ご興味あればお試しを。

個人的には黒胡椒なんかを砕いて軽く振りかけるとアクセントになって美味しい。

最後に。乳製品を使った茶器は漂白しないと「乳臭さ」が器に残るので茶渋を取るついでに洗うときに漂白してから洗うのをお勧めします。


こちらの記事は2021年5月12日に修正しております。


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