🌼アウトリーチ活動を終えた大学生の感想🌼

こんにちは、NESラボステーションの林田です🐰

私たちの所属するNESラボステーションの活動の一環である、「アウトリーチ活動」
実際に私たち大学生が農家さんを訪問し、自身の肌で実際に感じたこと、学んだことを小学生に伝え「持続可能な都市農業について」課題解決のための意見交換を経て様々な発見や驚いた事などを紹介していきたいと思います💭

🌼小学生の食への関心🌼

はじめに、個人的に感じたのは小学生の「知識量」と「関心の深さ」です。
都内は畑や田んぼが地方に比べれば圧倒的に少なく、畑に触れる機会や見かける機会も少ないにも関わらず「どうやってこの野菜はできるの？」「野菜のできない季節はどうするの？」「後継者問題について知りたい！」といったような畑だけではなく、踏み込んだ問題についても疑問に思う小学生を見て、驚きと同時に感銘を受けました。
普段何気なく食べている野菜を「食べ物」と一括りにしているのではなく「持続可能」な未来のための率直な質問や小学生ならではの質問を投げかけ、メモを取っている姿は強く印象に残っています。

🌼大学生側の感想🌼

　このような「食に対する小学生の関心の高さ」について、事後学習で学生と話をしたときに多くの学生が同じ事を思った、と驚いていました😲

　では、このアウトリーチ活動の大本である、農家さんを訪問した大学生の感想を見ていきたいと思います！

・都市では「農業」との関わりが少なく、身近に感じることが難しいと思うが、体験農園を通じて出荷前の野菜のリアルな姿を目にすることが出来たり、実際に収穫を体験して野菜に触れ合うことの出来る機会があることは、農業に興味を持ってもらうキッカケの１つになるのではないか

・体験して感じた都市農業のメリットとしては、近隣住民との距離感の近さを活かした交流を通じて農家さんで何を行っているのか、どんなものをどのようにしてつくっているのか、どうやって食べるのが一番美味しい食べ方になるのか等の発信力があることであると感じた

・都市農業を行う農家さんが、農業と並行して庭先販売を展開しているところを見て、地域との距離感が近いように感じた。それにより、本来であれば騒音や土埃などといった都市農業に対する不満点を「地域の理解」という形でうまく中和している印象を受けた。

　様々な視点からの感想や、新しい発見がその場に行ってみることによって感じることができました。
農家さんに行く機会や実際に触れる機会が少なかった子などにそれを伝えていくことによってより「食」についての関心を得られるのではないかと考えました💭

🌼小学生の感想🌼

次に小学生が私たちの授業を受けてから思ってくれた事、感想を紹介したいと思います。

・世の中の農家さんが不安に思っていることもわかり身近に感じられるようになった。将来の夢は調理師なので、このことはしっかり胸に刻み付けた上で、いろいろなことを学んでいかなくてはいけないと思った。

・自分たちの考えに対する具体的なアドバイスがもらえて専門的なことも知れました。

・いつもの授業は同学年と同じ目線で話し合っている問題を解決しようとするが、大学生と一緒に問題を解決しようとすることで、他のいろいろな目線から視点を変えて考えることができ、自分の考えが変わった。

　このように、日本の農家さんが抱えている問題や、Z世代同士でも年の離れた私たちと一緒に考えていくことによってまた新たな考えや問題解決の糸口となっていることが分かってすごく嬉しかったです😊

🌼まとめ🌼

　私たちのアウトリーチ活動を通じて学生側にも新しい発見や問題、それをZ世代どうしで教えあいをすることでよりフラットな形で食と農について知ることができ、教えられた側も関心を持ち、教えた側も興味を持って新たなことに挑戦、またどうやったら関心を持ってもらえるか、伝える努力にも繋がるため新たな学びを得ることができると思いました。
　この活動は私たちのみならず「食」に関心を持っている人なら誰でもできます。
  興味を持ってくださった方は『フォロー・スキ❤』などよろしくお願いします！
閲覧頂き、ありがとうございました！😊

　食品ロスを減らし、持続可能な未来を一緒に作りませんか？

担当：3年　林田