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書かないと気がすまないから

20歳を超えても、僕は何をするにしても自分の意志が持てなかった。
自分の意志で何かを成した。というと、
強いていうなら部活が強いからという理由で志望校を決めた高校受験。
あとは買うゲームを何にするか。くらい。
トマトアドベンチャーは名作。

死ぬほどやった。続編が出るとずっと思っていました
https://www.nintendo.co.jp/titles/20010000012947
より

高校に入ったタイミングでスマホがちょうど広まり始め、
初めての携帯な事もあり、その餌食になった。
授業の8割は寝るかスマホのことを考えていた。
良い成績が残せるはずもなく、進級会議にもひっかかった。
そのために入ったと言っても過言ではない部活も、
いつの間にか義務感しか感じられなくなり、
楽しいと言えるものではなくなっていた。

そんなこんなで大学受験は第一志望は落ち、
担任の先生が探してくれた国公立に合格はできた。
そこでも将来のことを考えることから逃げつつけた。
その結果が現状。どんな仕事をしていてもしっくりこない。
仕事の軸が見つからないからそれ以外の将来なんか考えられなかった。

高校・大学時代はモラトリアムにどっぷり浸かって、卒業してからも
そこから抜けられずそのツケを今になって返済している今。
だけど、そんな中でもこの時期は僕にとって大切で取り消してはいけないものだ。
この現状をなんとか良いものにしていくためのヒントも、
大切な友達との思い出もこの時にもらっているから。


思ったより長くなりそうです、続きます

どんな行動をするにしても、
人の目が気になって当たり障りのないことしかできなかった。
これが続くと自分の意志で進む道を選び取って、
選んだことに責任を持って人生の舵を取ることができなくなる。
そのことに気づいてからは、遠回りして苦しんだけど
やっと自分の意志を持って人生を進んでいくことができそうになってきた。
そのきっかけになったもの・ことが、
これまでの経験から思い返したときに3つあったので残しておく。

1.高校時代のサボり
大学受験期の高3。
夏に全部嫌になって学校にいくふりをして、
公園の日陰で本を読んだり、
電車で隣の県まで湖を眺めに行ったりした。
制服で家出て、体操服入れる鞄に私服詰め込んで駅で着替えてました。
帰りの電車の時間間違えて制服の同級生に見られて秒で逃げた。
当時は限界の末の逃避だったけど、この経験はもっと自由に自分のペースで生きていくことを考えさせてくれた。

2.音楽
大学生になって初めて、入ったサークルでバンドをやった。
ドラムもやったしボーカルもやった。
ここで好きなものを外に向けて発信することを初めてやった。
めちゃくちゃ楽しいって思えた。
人前に出ることを忌避してた自分が、
個性を外に発していいと思えたきっかけはこれが一番強いものだったかも。
Suchmosというバンド、kid fresinoというラッパー。
この両者からもかなり強い影響を受けた。
これについても今後書きたい・・

3.洋服
高校生まで洋服に興味がなかった。
エースの服は高一の時、誕生日に買ってもらったSTUSSYのスウェット。
(ステューシーは知ってた)
学ランの下に着て脱いだ時にアピールしてた。
大学生になって、周りの友達・先輩が服が好きで影響を受けた。
最初はおしゃれな人になりたい。だったのが、映画や音楽について掘っていくうちに目指すものが生まれた。あの映画に出てたあの人っぽく。とか、好きなアーティストのあの格好がカッコいいな。とか。
自分が身につけるもの、持ち物がどれも表面上の見た目だけでなく、
自分なりのスタイル・軸に根ざしたものになっていくのが嬉しかった。
自分なりのスタイルを持つこと、そこへ行き着くために興味を持ったことを取り込んでいくこと。その量の多さ。果てがないからずっと追いかける。楽しい。
好きなものを深掘りすることの楽しさを教えてくれた。

先に挙げた3つは今の自分を形作った大事な要素だと思っている。


そろそろ終わります

いざキーボードを打ち始めると、
考えていなかった方向に話が進んでかなり長くなりました。
以前書いたものとかなり酔った内容ですが、これを書いてからは頭がすっきりしたかも。

書くことがこんなに楽しいとは思わなかった。
個人的に書きたいことを書いているだけだから当たり前だろうけど。

もっとコンパクトにまとめたい、精進します

まだまだいろんな事について書いていくので、
どうぞよろしくお願いします。


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