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【読書】ぐうたらブックライフ🐬4~6月分

こんばんちはっす!すりぃぴぃです🍀
早いもので、今年も折り返し地点!
これから蒸し暑い日がつづくので、熱中症には気をつけて夏を満喫してください☀️

さて、いつもはサイトレビュー99%の濃度でお届けしている当noteですが、今回は趣旨を変えまして、ここ3か月間で読了した本(漫画含む)を一挙紹介したいと思います。

主な理由としましては、

①note発足時に掲げていた目標のうちの一つ
②読書記録をつけて、何を読んだのか整理したい
(③自分が読んだ本をいろいろな人と共有したい)
(④読書友達がもっとほしい)

読書記録も書きつつ、読書友達も増やしつつ。なんと強欲。

ちなみに微ネタバレ気味ですので、ネタバレ苦手なご注意くださいませ

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🌸4月🌸

◎手紙屋〔Kindle〕

手紙屋との10通という限られたやりとりの中で「働く」ことについて、主人公とともに考え直す自己啓発系の小説。

この手のジャンルは「夢を叶えるゾウ」や「仕事は楽しいかね?」、「なぜ僕らは働くのか」と何作か読んだのですが、それでも新しい発見があった。

就活中の学生さんにももちろん、仕事で行き詰まりを覚えていたり、転職を考えている社会人の方にもおすすめです。


◎賢者の書〔Kindle〕

少年サイードが賢者の書の完成を目指して、9人の賢者を探して東奔西走する話。

第5、7、8章の賢者の言葉が特に胸に響きました。西のオアシスの民に私はなりたい。

それでもやはり最後の賢者がサイードについて表したこの言葉が一番印象に残っています。以下引用文↓

真に学ぶ姿勢がある者にとっては、世の中のあらゆる人が師となりうるのだ。(中略)最高の賢者とは、誰よりも多くの人からいろいろなことを学べる素直な心を持つ人なのだろう

誰しもが誰かの師となり得るし、学べる機会は探せばいくらでもある。今まさに勉強をしている身なので、深く刺さりました。

手紙屋もそうですが、喜多川さんの作品は、慈愛に満ちた言葉で鼓舞してくれるので、読んでいて前向きな気持ちになれます。


純喫茶トルンカシリーズ(純喫茶トルンカ / しあわせの香り)〔Kindle〕

”コーヒートーク”というゲームをプレイして以降、喫茶店が舞台の話にとことん弱い。
“住宅街にひっそりと佇む古めかしい喫茶店”の部分だけで購入。

ひとりひとりがそれぞれ重い事情を抱え込んでいるのですが、谷中銀座という下町情緒溢れる町並みと暖かくて優しい人たちのおかげで、ほとんど暗さを感じません。全編通してもの静かな雰囲気が好き。

こういうご時世なので気軽には行けないですが、谷中銀座、いつかは行ってみたい😊


異世界居酒屋のぶ(3巻まで)〔Kindle〕

ラノベ原作の漫画版をアマプラ読み放題分のみ読了。(原作は未読)

もしも中世ヨーロッパの世界に現代の居酒屋が出店したら・・・というなかなか斬新な設定。
客のリアクションも相まって、さらにご飯の描写にも力を入れているので、深夜の一気読みは危険です。グルメ系漫画では避けては通れぬ性よ。

人物名が非常に難しいのが難点。何を隠そう、9割ほど役職名で覚えているのがこの私。一人一人のキャラが立っているから、覚えられないのが余計悔やまれる。

久しぶりに世界観にのめり込めた漫画だから、いずれは全巻揃えたい。もちろん電子じゃなく書籍で。


🎏5月🎏

フィフティピープル〔書籍〕

はじめての韓国文学。
大学病院を中心とした話なので、時には目を背けたくなるほどの凄惨な場面も。とある章で出てきた少女が前々の章で担ぎ込まれた少女だと気づいたときは頭が真っ白になったのを今でも覚えています…

基本一人一話体制ですが、タイトルどおり50人もいるうえに、他の話に出張サービスするので、メモ取ってても誰が誰だかわからなくなる。カタカナ名が本当に苦手です。どうしたら覚えられるのでしょうか?

だがそんな方でもご安心!
巻末に人名索引が載っているので、「このキムさんは誰?」、「今出てきたイさんってどこで出た人だっけ?」となっても、索引で遡れます。


◎しないことリスト〔書籍〕

これからは肩の力を抜いてぐ~たら生きようぜ!を、ブログのようなゆる~い文章で書き綴られています。

本書で紹介している『自分で独占しない』、『読みっぱなしにしない』が、読書記録を取るきっかけになっていたり。
後で読み返したときに復習にもなるし、これがきっかけで話のタネになるかもしれないし一石二鳥だと思っています。

(チケット買っといてドタキャンのくだりは、さすがにこれはどうなの?と思うところがありました…)


◎HTML&CSSとwebデザインが1冊できちんと身につく本〔書籍〕

本書で紹介されているポートフォリオサイトを製作することで基礎的なHTMLとCSSを覚えられる良書です。

清書しているうちに、CSSそのものが苦手なんじゃなくて、どこのプロパティに書きこめばいいのかがわからないのが原因なんだと判明しました。本当に奥が深いです、CSS。

これ一冊だけでもサイトらしくなるので、コーディング覚えたての初心者の方におすすめです。


☔6月☔

◎なるほどデザイン〔書籍〕

サイトレビューをする上で大変お世話になっている書籍です。
表紙のシンプルさからは想像つかないほどの情報量で、眺めているだけでも楽しい。

デザイナー7つ道具の章がお気に入り。フォント一つ、余白一つで見る側の捉え方が変わったり、色の使い方で主役を際立たせたりと、七つ道具だけでもかなり表現の幅を広げることができるんだなとしみじみ。

7つ道具の最後を””で締め括るのが♥️。内容への愛、届ける愛、両方持ち合わせたいものです。


◎冷たい校舎の時は止まる〔書籍〕

これが辻村さんのデビュー作と知り、この頃からこんなにも完成度が高いものを世に出していたのかと驚きが隠せません。
上下巻合わせて1000ページ弱の大作ですが、気がついたら読み終えていました。

最初の頃はとにかく早くここから出たい一心だったのが、一人また一人と現実世界に戻るにつれて、たった一人でここに取り残されたくないという恐怖心や孤独感に苛まれるのが痛ましかったです。早く全員脱出させてあげて!と何度思ったことか・・・

作中でホストと呼ばれる、この世界の管理人?というか怪異みたいなのと対峙するシーンがあるのですが、それが下手なホラーよりも怖い。特に第5章と第11章はゾッとしました。

辻村さんは表には出したくないドロッとした感情の描写が秀逸だと思う。
だからホラー描写があんなにもおぞましいんだろうなと。

これのスピンオフ?で「ロードムービー」という小説があるらしいので、いつかは手に取ってみたい。


◎ちゃんとしたプロになる webデザイン基礎入門〔書籍〕

先の「HTML&CSSとwebデザインが1冊できちんと身につく本」は制作実践がメインでしたが、こちらは企画段階からサイト改善まで、主に仕事の流れを事細かに説明してくれています。

サイト制作実践コーナーもついていますが、ここに関しては「1冊できちんと身につく本」のほうが見やすかったです。コードをまとめて表記しているから、どういう動作するのかが分かりづらい気がする。

っ取り早くサイト制作したい人は「1冊できちんと身につく本」案件の流れを掴みたい人は、こちらの書籍をおすすめします。


デザイナーじゃないのに!〔書籍〕

「やってはいけないデザイン」の著者さん原作の漫画本で、こちらもサイトレビューの時のデザインの見方の参考になっています。

いかにおしゃれに見せるかではなく、なぜダサく見えてしまうのか、なぜごちゃごちゃしたデザインになってしまうのかに焦点を当てているところがいい。
ゆいちゃんと一緒に試行錯誤しながら学んでいる感覚になれるのもGOOD😃🎵

何より全員の掛け合いが面白い。
シャーって飛んできて、バビューンって去っていく上司のおじさんがなんかかわいらしくてツボです。

(「やってはいけないデザイン」はKindleの中で眠りについているので、今年の夏までにはなんとか読むまで漕ぎ着けたい)


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3か月分溜まりに溜まっていたから語りに語りまくっていますね~うーむ長い!

いざ感想を書くとなると、ネタバレにならない程度にまとめないといけないし、まだまだ書きたいことが多いのにこれ以上長くなると読みづらくなるしで本当に難しい😢

今後は①読み終わった作品は即読了ツイート、②月末に読み終わった本の簡易感想記事を書くを目標に、①は月に3~4冊、②は月一で書き上げたい。


というわけで、最後までお付き合いいただき本当にありがとうございます💕
また次の記事でお会いしましょう😄‼️

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