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会員制ワークショップ詳細

この度開催するワークショップ(以下WS)に関しての詳細をTwitterの限られた文字数で説明するのは難しいと思い、この場で説明したいと思います。また、それ以上にご質問などがありましたら私あてにメッセージなりで聞いてくださいませ。

■目的 あくまで写真表現、だからこそテクニック
写真が身近になりSNSなどを用いて誰しもが簡単に発表できる場も増えました。ところが自分の写真は果たしてどういう評価を受けるものなのか、そういう問いを持ってもなかなか聞く場所というのはありません。SNSは基本いいね文化なので、あえて他人の写真を悪くいうことは少ないと思います。

しかしです。表現を客観視し、しっかりとした評価を受けることは己の表現力の向上にもなります。私はここ10年、早稲田大学、川崎市市民ミュージアム、RICOHフォトアカデミーなどで講師をしてきましたが、結局は自分の作品としっかりと向かい合うことが一番重要なのに、どうしてか疎かにされるケースが多いことを目の当たりにしてきました。当WSではその点をしっかりと指導、個々の生徒がオリジナリティを持って写真に取り組めるようにしたいと思っております。

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オリジナリティという点ではどうにもレタッチ、Photoshopのスキルが軽視されているのは否めません。デジタル時代、特にここ1年はAIの導入などによってPhotoshopの進化はめざましいものがあります。これを使いこなしている人と、分からないからとプリセットやなんとなくのレタッチに逃げているひととで差がでないはずがありません。

Photoshopはあくまで表現を完成させるためのツールです。それに振り回されてしまってはミイラ取りがミイラになるようなもの。

ただこれはPhotoshopが敷居が高いように思われる点にも問題があります。写真表現に使うのはPhotoshopの全機能のうちどれくらいでしょう?私はおよそ3割くらいだと思っています。

Photoshop歴は20年くらいになりますが、その3割を効率的にわかりやすく体系立て解説した教本というのはいまだに無いように思います。もちろん様々な本が出版されてきているのですが、どれも本質からずれていたり、写真には不必要な説明であったりと基礎を習得するのに適したものがないのです。

■効率的なPhotoshopの習得

WSでは大きく分けてPhotoshopの習得と写真講評になります。レタッチに関しては、以下の実際の例のように課題のレタッチを私が添削し、どのように直すべきか、なぜそうしたほうが良いのかという本質的なものを学びます。

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言葉でかくより動画で説明したほうがいいものなどはできるだけわかりやすく説明いたします。

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■写真講評
写真というのは絵画と違って1から作るものではありません。特に組写真となると、どうしてそう組んだのかしっかりと意図を説明できることは重要なことです。写真は実際のWSの様子ですが、私対生徒ではなく、皆さんが意見をだしあって新しい視点の発見をすることが必要になります。

それはオンラインでも十分に可能です。プラットフォームはFBのグループ機能を使う予定です。24時間気になったことはいつでも質問を投げて構いません(私は24時間起きているわけではありませんが)。もちろん写真・カメラに関わらずどんな質問でもいいですし、生徒同士のコミュニケーションも大事ですからそこは自由です。

■参加資格

機材や写真歴などは不問です。ただやる気のある方、その一点です。
そういう方には私もとことんつきあわさせて頂きたいと考えております。
Photoshopに関してはMacでもWindowsでも大差ないのでそこはどちらでも。初心者から写真家希望の方まで個別サポートできるのがメリットだと考えております。

WSは月額3.000円(税込み)で、月末までに指定の口座に振り込みにてお願いいたします。ちなみにこの料金設定は15名までとさせて頂きます。

オンライン講座ということで地域もバラバラになるかと思いますが、定期的なオフ会やまだ未定ではありますがグループ展の開催なども視野にいれております。

お問い合わせはSNSのメッセージか、nerorism.japan@gmail.comにどうぞ。

新納

2020.10.15

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1982年 横浜生まれ
2001年 麻布学園卒業
2002年 早稲田大学理工学部応用物理学科入学
2006年 同大学中退
2009年 Gallery Niepceのメンバーに参加(-2010)
2012年 川崎市市民ミュージアムにて写真講座の講師を務める

個展
道脈 (Gallery Niepce,Tokyo 2006.6)

横浜遥か近景 (Garellia Q,Tokyo 2007.9)

Out Line (Garellia Q,Tokyo 2008.2)

Dystopia Nippon (Gallery Niepce,Tokyo 2009.2)

山谷Now (Gallery Niepce,Tokyo 2009.6)

道脈 #2 (Gallery Niepce,Tokyo 2009.8)

Dystopia Nippon #2 (Gallery Niepce,Tokyo 2010.1)

道脈 #3 (Gallery Niepce,Tokyo2010.4)

NoSunnyDays (Gallery Niepce,Tokyo 2010.9)

山谷 (Zen Foto Gallery, 北京 2011.1)

Tokyo Foto (from LibroArte 2012.9)

帳場カメラマンが見た山谷 (広島大学 2012.10)

NoFoundPhotography(Paris, 2012.11)

Japan Expo (Paris, 2014)

築地0景 (ふげん社、東京 2015,6)

Another Side (新宿ベルク 2016)

Another Side (渋谷Loft 2016)

PEELING CITY(ふげん社、東京 2017,6)

PEELING CITY (book obsucura, 東京 2018.2)

PEELING CITY (gallery176, 大阪 2018.4)

ヘリサイド(ふげん社、東京 2019,9)


グループ展
vs. Station by Dystopia Photographers (Gallery Niepce 2009.9)

Spicilegium Amecitiae (Totem Pole Photo Gallery 2010.11)

Spicilegium Amecitiae (Totem Pole Photo Gallery 2011)

The Histoic Future 8.4 Yokohama 新納翔×下平竜矢 (大蔵寺 唯摩堂、神奈川)

photobookshow One Eyed Jacks Gallery .Brighton, England( 6 – 15 June 2014)

写真集
山谷 (2010 Zen Foto Gallery) ボールペン画家佐藤明日香による山谷マップ付きAnother Side (2012 LibroArte)

築地0景 (2015 ふげん社

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