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子どもの優しさの軸は何?

子どもの優しさについて考えています。

子どもはみんな、本質的な優しさを持っています。おそらく本能です。協力したり、多様性を受け入れたりしながら生きていかないと、命を守れないから。大人さえ排他的な態度を教えなかったり、子どもが排他的でないと生きていけないような社会を作らなければ、子どもから自然発生することはないと思っています。

そうじゃないと、20年以上、メンバーが入れ替わりながらも、ミューレで「みんなと仲良くしなさい」という指導を一切行わず、一度も子ども同士の排他的揉め事が起きたことがない、子ども同士の好き嫌いがトラブルを引き起こしたことがない、という事実に説明がつきません。

もちろん、ベースとなる愛情やある一定のモラルは教育していただいた子しか来ていないという条件は必要です。ですが、ここでトラブルメーカーになるほど心が荒んでいる子は、別なサポートが要る子だと思われますので、やはり「子どもに備わっている」として話を進めます。

すると一体、「うちの子は優しい」と親が認識しているときの「優しさ」、つまり、「他の子と比較したとしても、うちの子独自の特徴である」と思うような「優しさ」とは一体何なのか、考えてみます。

結論から言うと、

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