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経口ブドウ糖負荷試験 その4

検査を終えて

会計をすませて、急ぎ足で自宅に戻りました。午後から福岡に移動するためです。
福岡は私の生まれ育ったところで、今も両親が暮らしています。2週間前に父から連絡があり、骨折で整形外科に通院している母に付き添ってあげほしいという連絡をもらいました。母は、2月の上旬に庭で草木に水やりをしていた時にバランスを崩して肋骨を3本骨折したのです。その回復経過が想定よりもよくないので、一緒に行って先生の話をよく聞いて欲しいということのようです。
仕事、ブドウ糖負荷試験、帰省という3つのバランスを取った結果、新幹線で行くことにしました。一番の大きな理由は、ブドウ糖負荷試験がどれくらい体に影響があるのかわからなかったことです。もし体調不良になった場合でも、新幹線なら何とかなりそうな気がする、という漠然とした思いからした選択でした。東京で暮らして30年くらいになりますが、新幹線で福岡に行くのは初めてのことです。若い頃に青春18きっぷで帰ったことはありましたが。今は品川・博多間は5時間かからないなんて驚きました。

帰宅してすぐにゆで卵を1個頬張り、半袖のTシャツから長袖のカットソーに着替えて準備は完了です。妻に見送られて最寄りの駅へ急ぎます。
品川に行くために新宿で山手線に乗り換えたのですが、その時にリブレで計測してみたら、過去最低の58の表示です。反応性低血糖というやつですね。知識として知っていましたが、自分の体で起きると理解が深まります。

飴玉とか持ってないけど大丈夫かな、と一瞬不安になりましたが、コンビニによる時間の余裕もありません。何もない事を祈りながら山手線に乗り換えます。

反応性低血糖ですね。過去一の数字だったのでちょっと焦りました。

品川に到着して計測すると、80台まで回復してました。
反応性低血糖恐るべし。

新幹線の発車時刻まで10分ほど時間があるので、自分の昼飯と姪たちへのお土産を買いこみます。東京駅や羽田空港と比べると、お土産の品数は1/30くらいな気がします。おみやげは姪のお気に入りの東京バナナのノーマル味にしました。
自分のランチは、Paulのサンドイッチとまい泉のカツサンドです。お米を使ったお弁当系はブドウ糖果糖液糖がたくさん使われていそう(イメージです)なので、買う勇気が出ませんでした。
最後にZazaコーヒーも購入して準備は完了です。

新幹線車中

品川を出たときは全然空いている気がしましたが、新横浜を出るころには窓側の席は全席埋まり、3人掛けの通路側もほとんど埋まっているくらいの込み具合でした。私は二人掛け席の窓側(E席)でした。3日前までに予約すれば、17,000円くらいで博多まで行けます。
新横浜を出て、隣に人が座らないことが確実になってから、Paulのサンドイッチを食べました。レタス、チーズ、ハムが挟んであるものです。
GI値の高いフランスパンがベースになっているのは承知していましたが、180近辺まで上昇。その後も140ぐらいまでしか下がりませんでした。

急上昇急降下からの新幹線車内での血糖値の動き

下がりきる前に追加の食事をするのは気が引けましたが、お腹もすいていたので、広島を出てからまい泉のカツサンドをふたつ食べました。
博多に着いて計測したら204でした。なんも食えねぇ・・・。
結局この日の夕食はモスバーガーによって菜摘のてりやきチキンを食べました。

検査結果は、次週東京に戻ってからです。

その5へ続く。

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