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「劇場版モノノ怪 唐傘」感想 

やふぅー٩( 'ω' )و
「劇場版モノノ怪 唐傘」を鑑賞して、全然分からなかった感想を書きます。

まず、まず。
エンドロールの画面が酔い過ぎて、数秒で目を閉じた。
回り過ぎ。
室内をグルリと回る画像に合わせて、スタッフの名前が出てくるのは酔う。

友人がこの映画について、何も言及していなければ私はスルーしていた。
1度は知らない世界を覗くのも良い。
つまり、何も知らずにこの映画を見たのである(大奥も知らない)

【分からなかったこと】 (キャラクター名はネット頼り)

1.アサは何が大切だったのか
2.歌山は最後どうなったのか
3.もののけとは何か
4.北川は何者か
5.人形は何か
6.「かわく」とは何か
7.水や天使様(?)とは何か
8.顔がある人とない人の違い
(どうでも良いけど渦巻いている人の顔、漫画『NARUTO -ナルト-』が毎回思い浮かんだ)

いや、本当になんだったんだ。
理解不能が多過ぎて、途中混乱した。
軽い気持ちでアニメーション映画を見に行こうと思ったら、
とんでもなく「??」な映画だった。
考えたくないから、その後ミニオンズ観ようか本気で悩んだ。

私が映画鑑賞後に何も分かってないということは、分かった。

「かわいてはいけない」って、謎過ぎる。
女性が「かわいていない」と言えば、人に選ばれるのも分からない。
北川の言葉から考えるには、「かわいた≒失った」ということなのだろうか。
「失ってはいけないよ」=「かわいてはいけないよ」

唐傘の被害者が共通してミイラ化しているのは、かわいた者の末路なのだろうか。
唐傘に狙われるのは、かわき過ぎた(失い過ぎた)のか?
一応、みなさん大奥に来たら大事な物を井戸に投げ捨てている。

井戸の水も分からない。
侍?の1人が井戸に落ちた後に泣いている理由も分からない。
姉の遺体を見つけたのだろうか。
大奥に来たら、皆大事なものを井戸に投げ捨てる。
侍は、今まで失われたものの集まり(≒かわいたものの集まり)を見て発狂したのだろうか。

仮に”もののけ”が怪奇現象であるならば、北川は取り憑かれたのだろうか?
北川の性格が、もののけを呼んだのか。
この話、怖い話として3つの疑問がある。
もののけが怖いのか、人が怖いのか、両方なのか。
終始分からなかった。

「私の務め」と言うシーンは、シンプルに怖いと思った。
承認欲求の果てなのか。
エゴイストなのか。
絶対に譲らない、失いたくないものが新たに生じたのか。
執着心なのか。

出来れば仕事は適度にやって、プライベート重視したい私はここも理解不能だった。

終始理解不能だった私には、ノリと勢いの映画となった。
しかし、音楽とアニメーション(和風)は非常に美しくて興味深い。
和風になると、途端に異空間の感じが増すあの感覚。
水が頻繁に出てくるので、雨粒が水に落ちる描写が個人的にとても好き。

彩鮮やかで、襖の開閉でシーンが変わるところは、デジタルでありながら、アナログ感が出ていて面白い。
ストーリーが理解出来れば、もっと面白いのだろう。

良い体験だった。

映画鑑賞から時間が経つと、もう1度観たいと思うようになった。
音は映画館が好ましいけれど、画面酔いするので映画館では1度で満足。

久しぶりに映画館に行けたのも良かった。
色んな映画が上映しているので、映画を観て楽しむのも最高。



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