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『ゴッホのあしあと』

やふぅー٩( 'ω' )و
今回は、読んだ本の感想を書きます。

原田マハ著 『ゴッホのあしあと』 (幻冬舎、2020)



内容

オランダの画家、フィンセント・ヴァン・ゴッホ。
彼の生涯を、著者が追いかける。
実際に足を運んでみて、彼についての様々な研究を通して。

フィンセント・ヴァン・ゴッホとは、一体どのような人物であったのか。


感想

私には、好きな画家が何人かいる。
好きな作品も多い。

しかし、ゴッホに関しては、まったく知らなかった。
作品はもちろんだが、人物に関しても。
だが、知らない間に、ゴッホの作品に出会ってはいた。

以前、購入したステッカー。
絵の具のチューブの先から出ている絵画は、ゴッホの「夜のカフェテラス」だった。
めちゃくちゃ気に入っているので、地味に驚いた。

ゴッホ?!耳を切った人でしょう?!
正直、私にはそのイメージしかなかった。
しかし、本書を読んだらイメージが変わった。

それにしても、遠く離れた日本に興味を持つヨーロッパの画家に、毎回驚く。
話せることなら、どんな風に見えていたのか聞いてみたい。

逆パターン(日本人が見るヨーロッパ)は、とにかく全部がオシャレ。
街並みが絵画のようだ。
それもそのはず、日本人はヨーロッパ絵画を見るし、世界史では、その街並みをそれなりに学ぶから。
でも彼らと同じ1800年代を生きていたら、印象が変わるのかもしれない。

本書は、とりあえずゴッホを知りたい方に、手をつけやすい本。
ここから、彼の作品を見ることはもちろん楽しいのだと思う。

そして、原田マハさんの作品を読むのは初めてだと思っていたら、そんなことなかったって話。
どうして、アートと小説が結びつくの?!と思っていたけれど、
この本を読んでから、原田マハさんの他の作品も読もうと思っている。

そして、私は読書後から、ゴッホに興味を持ち始めている。

絵画に興味がある人、ゴッホは有名だがまったく知らないという方。
とりあえず、本書を手にしてみるのも良いかもしれない。
読みやすいので。

さらに言うと、猛烈にフランスとオランダに行きたくなるでしょう。
旅をしながら、本書を片手に持ちたい。
そんな本。

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