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『はじめて読む 古典落語百選』

やふぅー٩( 'ω' )و
今回は、読んだ本の感想を書きます。


林家たい平著 『はじめて読む 古典落語百選』 (リベラル社 、2021)


本書は、数年前に購入した。
漫画の影響で落語を動画で見てみたら、内容がまったく分からない&全然聞き取れない。
そういうわけで、落語の本を数冊買ったうちの1冊がこれだ。





サクッと内容

本書は、12章に分けられて構成されている。

第一章 腹を抱えて笑おう

子ほめ
長短
猫の皿
家見舞い
転失気
芋俵
つる
寝床
金明竹
あくび指南
錦の袈裟
崇徳院

第ニ章 こんな仲間と暮らしたい

寄合酒
不動坊[たい平バージョン]
長屋の花見
茶の湯
のめる
御慶
ぞろぞろ
小言幸兵衛
鰻屋
権助提灯

第三章 絶体絶命のピンチ

御神酒徳利
たがや[たい平バージョン]
風呂敷
愛宕山
本膳
お見立て
鰻のたいこ
船徳
お化け長屋
壺算
紙入れ

第四章 お腹が空いちゃう

饅頭怖い
目黒のさんま
馬のす
そば清
うどん屋
ちりとてちん
時そば

第五章 度が過ぎるから大騒ぎ

強情灸
たいこ腹
皿屋敷
粗忽長屋
宿屋の富
かつぎや
くも駕籠
半分あか
さんま火事
天狗裁き

第六章 人間以外もしゃべります

王子の狐
狸札
ねずみ
元犬
化け物使い
死神

第七章 変わった人がいるもんです

粗忽の使者
天災
権助魚
道具屋
ろくろ首
堀の内
千早振る
粗忽の釘
宮戸川
紀州

第八章 泥棒さん! いらっしゃい

夏泥
釜泥
だくだく
転宅

第九章 酒が入ると何かが起こる

試し酒
二番煎じ
禁酒番屋
ガマの油
猫の災難
代り目
らくだ

第十章 この親ありてこの子あり

寿限無
牛ほめ
桃太郎
初天神
近日息子
干物箱
片棒
親子酒

第十一章 ホロっとするいい話

抜け雀
井戸の茶碗
笠碁
甲府い
薮入り
八五郎出世
千両みかん
文七元結
幾世餅

第十二章 妻に感謝ですよ

厩火事
火焔太鼓
青菜
子別れ
尻餅
芝浜


感想

本書を読む度に思うのは、未だに寄席に行けていないから、早く行かないと!!ということだ。

落語のあらすじを知っていると良いと思うことは、他愛もない話をしないといけない時に助かるからだということもある。
秒で終わるような天気の話よりも、落語の話の方がオチもあるし、相手も喜ぶ(気がする)
実際、本書の第四章に出てくる「目黒のさんま」の話をしたことがある。
お互い知っているネタだと、「こういうオチもあるって知ってた?」というように話が広がるので楽しい。

この本にはないけれど、私が知っている落語の話で1番好きなのは「居残り佐平次」だ。
個人的に鉄板ネタな気がする「芝浜」も生で聴いてみたいし、見てみたい。

寄席には、来月に行こう。
未だに分からないことしかないので、まずは経験してみようと思う。
有言実行出来ますように!!



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