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「五感で受け取るもの」を大切にしているわけ

https://note.com/nephelee_okinawa
↑これまでの投稿

40年ほど前の私がまだ15-16歳だった頃に初めて飛行機に乗り、アラスカを中継し(当時はまだ途中で燃料を補充せねばならなかったと思います)、アメリカ・ワシントン州のシアトルから片田舎の町に行きホームスティしたことを別の投稿でお話しました。↓
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その話も交えながら、感覚について「五感で受け取るものを大切にしているわけ」としてお伝えできればと思います。

感覚

私くらいの年齢になると、本当に1日もあっという間、1ヶ月も1年もあっという間で、若い頃に比べたら感覚も鈍くなってしまって…と少々情けなく感じます。
しかし、こんな年齢になっても、子どもの頃に受け取った感覚って、いつまでもずっと自分のココロやカラダに染み付いているものなんですよね。

感覚は主に五感で表されていますが、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚、つまり、目・耳・鼻・口(舌)・手足(肌)ということになります。
何気なく生活していても、当然この五感を使わない暮らしは無いのですが、よーーーく、よーーく、子供の頃からの自身のこと、振り返ってみてください♪そして、ここでは赤ちゃんから幼児期に成長する時期を例に、みなさんとおさらいしたいと思います。

生まれてすぐの赤ちゃん、最初に見えたのはママの顔でしょうか。その目からは何もかもが新しい、初めてみるものばかり。まさに瞳を大きく開きくるくると周りを見回し、新しいものに向かっていきますね。

生まれる前からきっと、ママの声や心音を聞きながら安心して育った赤ちゃん。最初に聞いたのは自分の泣き声だったかもしれませんが、家族たちがかける優しい言葉を聞きながら、物音ややさしい音楽を聞きながら、自分の出す音に繋げていくのでしょう。

この世に生まれて初めて嗅ぐ匂いはどんな匂いだったのでしょう。少しずつ匂いで周りの空気を感じとる力をつけていき、美味しい香りや匂い、ちょっと不快な臭い、お外のにおい、ママやパパの匂い・・・とメモリーされていくのでしょうね。

生まれて最初に口にしたのはそれぞれに用意されたミルク、そして柔らかい食感のものから少しずつ食事の味を覚えると同時に、ありとあらゆるものを口に入れて試していくさまは可愛らしくもあり、家族にとってはハラハラドキドキですね。それでも、まだ手を器用に使えないからこそ、口を使って安全を確かめたりしているのかもしれません。

手足や肌の感覚は、まさに安全を確かめ記憶していくために一層大切なものですね。

子育てとは子どもとの信頼関係を築くこと

私は子育てする中、4年間通わせた園で、当時すでに80歳を過ぎておられた園長先生や、その右腕であられた副園長先生からマザークラスでご教授いただき、そのおかげさまで遠回りすることなく、ひとつひとつに感動し続ける、幸せな18年間の子育てをすることができました。
そして、そんな私の総括として、「子育てとは子どもとの信頼関係を築くことである、と言えます。

先生方からいただいた教えは、どこででもいただけるものではありません。
しかし、この五感について成長する乳幼児期にどれほど大切に意識しながら育てるといいのかや、私自身の子育てエピソードなどを加え、それらを出し惜しみすることなく、Time&SpaceやTime&Space Adventureに参加いただくママたちに向けた「みさえクラス」やメンバーシップに向けた動画などで今までもこれからも、ご紹介いたします。
それは、必要な方に届くことが何よりなのですが、もう一つ理由があります。
細かいことは割愛しながらも、息子、そして私という母親が、この沖縄で先生やお友だち、またその父母のみなさんからいただいたたくさんの愛をどう返していこうかと考えた時に、私たちがすべきことはこの沖縄で育つ子どもたちに伝えていくことだと思っているからです。

1980年代に渡ったアメリカ

私が15-16歳で、とあるアメリカ人ファミリー宅にポーンと数週間放り込まれたとき、初めはその五感で受け取るもの全てが新鮮で、暮らしぶりや学校授業の内容に驚いたり、慣れるとつい反抗心が湧いたり、ホームシックになったり、とそこで起きたすべてが未知体験でした。
そしてこうして40年経っても、その時の匂い、味、感触が何かの折にふと蘇ることがあります。

一昨年、Time&Space Adventureというプログラムの下見に出向いた時に、いくつか思い出に共鳴しました。
空港の外に出た時の乾いた空気の感触、風の匂い、なんとも言えないふわふわした土の感触、広大な酪農によって育まれた生きとし生けるものの命をいただくという感じ、その味もあきらかに日常とは違い、あのアメリカを思わせるものでした。
子どものころに、かけがえのない経験をすることはその後生きていく子どもたちの視野を広げ、興味の幅を広げ、そして想像力が豊かになり、目標を遠くに置き向かっていくことができる、そんな人になっていけるのだと私は確信しています。

最後までご覧くださりありがとうございます。
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このブログは、
毎年夏休みなどを使って、沖縄から北海道・十勝へ未知体験旅行する沖縄で育つ小中学生のためのプログラム「Time&Space Adventure」と、
その準備として約半年間のお付き合いをさせていただく「Time&Space」クラスのことについて、最近は主にお話しさせていただいています。

子どもたちにかけがえのないプレゼントをしていただきたい、と願いながら、一方で毎日毎日がんばっているママたちを応援するクラスも不定期ですが企画しています。

2025年からは冬季プログラムとして北海道での「雪のある暮らしを見て体験する」コースもスタートします。
オンライン説明会などもご案内していきますので、私たちの発信をぜひチェックお願いいたします♡
それではまた次のブログにて!

プログラムの概要は下記をご覧ください。中程から後半にかけて参加へのオペレーションや費用概算などご紹介しております。

https://note.com/nephelee_okinawa/n/n418b6163897d



インバウンド事業のほかに、学ぶこと・生きることに辛さを感じている子育て家庭をサポートする活動もしています。教わる側だけでなく、教える側のモチベーションも大切にしています。 こうして寄り添ってくださるみなさまのお気持ちも、大切にいたします♡