覚悟とは依存を断ち切ること

こんにちは、佐藤祐輔です。

新しいことにチャレンジしても三日坊主。
禁煙を決意してもすぐに挫折。
あれもこれもすべて手に入れようとして失敗。

今ある現実を変えようと思うのであれば覚悟が必要です。
何かをしようとするのも覚悟、
何かをしないでいるのも覚悟です。

覚悟と聞くと、何か清水の舞台から飛び降りるくらいの連想をしてしまいます。
判断や決断より強い意思を感じるのは私だけではないはずです。

それはなぜなのでしょう。

判断や決断では大きな関係性は変わりません。
しかし、覚悟となると関係性までも影響してきます。
それは覚悟が依存を断ち切ることを目的としているからではないでしょうか。
関係
立場
良心
価値
嗜好
依存しているものを断ち切ることが覚悟なら、判断や決断よりも多くのエネルギーを使うのはそのためです。

逆にいえば、依存を断つことができるのなら覚悟のハードルは低くなります。
関係性からの依存を断ちたいのであれば、
違う関係性をつくる
間にもう1人の関係を挟む
きっぱり抜け出す
いろいろあります。

嗜好からの依存を断ちたいのであれば、
違う依存をつくる
その依存のユーザビリティ(利用しやすさ)を手間がかかるものにする
いっさい考えない
などいろいろあるでしょう。

「タバコをやめる」
という覚悟は、いっさい考えないという1つの選択肢しかイメージしにくいですが、
依存を断つと考えてみれば選択肢は多く感じるでしょう。

何かをするのもしないのも、そのもの自体に難しさはありません。
大人には難しいと感じることを子供のほうが簡単にやってしまうことだってあります。
大人になるにつれて、言葉のイメージや情報の量によって自分で大きくしてしまっているのです。

少しバカになるくらいのほうが、簡単に依存を断ち切れるのではないでしょうか。

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