AI旋風を横目に、今、20代でない人が考えるべきこと。
AIのニュースが止まらない。
Chat-GPTの次にBingが出てきたと思ったら、もうnotionで書きながらAIで要約したり、アイデア出し〜たたき台まで秒で作る仕組みがリリースされてた。
あれよあれよという間に、あたらしいツールが登場して仕事のやり方が更新されている。
子どもの世話をしていると、うっかりひっくり返した何かを片付けたり、かんしゃくをなだめているだけで平気で半日終わる。急に病院に連れて行くことになって、そのまま日が暮れる日だってある。
一方でプライベート=ワークのような人たちもいっぱいいて、昼夜関係なく世界中で全力でトライアンドエラーを繰り返しながら切磋琢磨して技術を刷新しつづけている。
まだオーシャンが真っ赤に染まらないうちにと、いち早く取り入れて仕組み化して換金しようとする人たちだっているのだ。
今がボーナスタイムであることは間違いない。何もかもかなぐり捨てて、今そこに全力投資したら下剋上できる。そういう時代が切り替わるタイミングは、人生でそう多くはない。今、あなたが何かをぶち上げたいと思っている20代なら、この技術を活かすことに全投資するべきだろう。
家事をしながら、そのうねりを遠くから眺めている。
わたしも子どもも、いまはそのタイミングではないから、状況確認程度に嗜みつつ、じっと観察している。
恐ろしい速度で流れる景色を見ながら、この嵐の向こう側に広がる世界に思いを馳せる。
この波の次にはどんな世界が広がり、何が価値となり、どんなうねりがやってくるのか。
子どもがたちが社会に出る10年後、何に夢中になれたら幸せに生きられるのか。
それはもう、お金を稼ぐ仕事ではないのだろう。そんな気がしている。
自分の書く文章をきっかけに、あらゆる物や事と交換できる道具が動くのって、なんでこんなに感動するのだろう。その数字より、そのこと自体に、心が震えます。