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そんなことある?問題がある方が得がある人。

人生には、時折、

問題を解決しようとしているのに
なかなか問題が解決せず

解決しない理由がわからず、
前に進むのが
難しいことがあります。

一体なぜなのでしょうか?

もしかしたら、心の奥深くで、
問題がある方が得をしている
可能性を考えたことはありますか?

実は、
無意識の中には
「二次利得」と呼ばれる
メカニズムが存在し、

私たちの行動や
決定に影響を与えていることが
あります。

この記事では、未解決の問題が
なかなか改善しない理由と、

その背後にある
心理的なメカニズムについて
探求してみましょう。

問題のメリットに隠された心理

多くの場合、
問題や障害があるとき、

我々はその解決に
専念することが自然です。

しかし、
なぜか問題が解決しないことが
あります。

これは、
問題そのものが、無意識のうちに

何らかのメリットを
提供しているためかも
しれません。

例えば
病気になることによって

  • 学校を休める

  • 会社を休める

  • 他者に優しくして
    もらえる

  • その時だけは注目される

  • かまってもらえる

  • 嫌なことを断る
    理由ができる

などがあげられます。

病気によって学校や仕事を
休むことで、

人々の注意を引き、
他者の優しさを受けることが
できることがその人のメリットに
なっているのです。


そして、
この状態によって一時的な「利益」を
享受していることがあるのです。

こうした
心理的なメカニズムは、

禁煙においても見受けられます。

喫煙が
緊張を解消する手段と勘違い
している場合、

禁煙によってそのメリットが
失われることで、

逆に不安が増大することが
あります。

しかし、これは、
ニコチンが切れている時が
正常ではなくなっている
だけなのです。

そして、
本人はその状態を
「リラックスできない」と
認識してしまうのです。

このように、
問題や障害がなかなか解決しない
背後には、

無意識の中でのメリットが
存在することがあるのです。

二次利得を知ることの重要性

「口では成功したい」と
思っていても、

実際には
「成功に伴う責任増」や
「労働時間の増加」を
恐れていることがあります。

また、
成功することで
「他人に攻撃される」と
心配することもあります。

親を裏切るようで
「自分が成功してはいけない」と
思い込んでいる

あるいは、
親への復讐のために
「自分は幸せにならない」と
決めていたり

親に対して成功して
幸福になるということに
罪悪感を抱くことも
あるでしょう。

落ちた時の
落差が耐えられないので、

それなら、
「金持ちにならない方が
いい」等

本人は
無自覚なことが多いのです。

防衛反応が起きている
場合もあります。

以上の例えのように
問題がなかなか解決しない場合

無意識のうちに
「二次利得」が影響している
可能性があるのです。

認めることから始めよう

これらはすべて、

好きで抱えている
わけではなく

そうするしかなかったのです。

もし、
自分がそうだと気付いた場合、

そこは、
責めるべきところではなく、

ちゃんと
防衛反応が起こったことを、
誉めてあげ、そうしたうえで
次のステップに進みましょう。

認識することが第一歩

そして、
このようなメリットを
認識することは、

問題解決への第一歩です。

問題が
解決しないのは、その問題によって

あなたが
「得をしている」ためかもしれない、
という視点を持つことで、

問題に対する
新たな理解が得られるでしょう。

そして、
それによる防衛反応を理解し、
克服するためのステップに
進むことができるように
なるのです。

解決策への道

まず、
大切なのは、

自分の現状、状態を
客観的に見つめることです。

自分がどのような状況で
得をしているのか、

どのような
メリットがあるのかを
洞察することが重要です。

その上で、
そのメリットが
現実的なものなのか、
無意識の錯覚なのかを
見極めましょう。

行動の検討

次に、
解決策を見つけるための
具体的な行動を検討します。

自分を成功へと
導く第一歩を踏み出すことは、

その後の変化への道を
開くことになります。

過去の防衛反応から
抜け出すためには、
自分と向き合い、
適切な支援を得ることも
大切です。

身近な人や
専門家との対話が、
新たな視点やアイデアを
もたらすでしょう。

以上、
「問題がある方が得がある人」
でした。

まとめ

問題が解決しない理由は、

しばしば、
無意識の中にある
メリットに起因していることもあります。

防衛反応や二次利得という
心理メカニズムを理解し、

それらを
克服するためのステップを
踏むことは、前進するための
大切な一歩です。

あなたの内面に眠る
可能性を解き放ち、

問題を乗り越えて
成長する旅に出ましょう。

自分自身を誉めつつ、

新たな視点を持ち、
勇気を持って未解決の問題に
立ち向かいましょう。

自分の中にある
ポジティブな変化が、

あなたの人生をより豊かに、
充実したものにすること
間違いありません。

問題の真の理由を探る

問題が解決しない
理由を探る際に、

無意識の中にある
メリットに注意を向けましょう。

そのメリットを理解することで、

問題の背後にある
心理的要因が明らかになります。

二次利得の認識

自己評価や
行動の背後にある
「得」を認識することは、

自分自身を理解するための
一環として重要です。

成功や
前進がもたらす変化に伴う
不安や抵抗を認識し、

それに対処するスキルを
養いましょう。

新たな視点の探求

身近な人々や専門家との
対話を通じて、新たな視点や
アイデアを収集します。

これによって、
問題へのアプローチが
豊かになり、

解決策の可能性が
広がります。

自己受容と向き合い

過去の防衛反応や
メカニズムに対する
自己受容は、

自分の精神が成長するための
基盤となります。

自分の過去を受け入れつつ、

未来への変化に向けて前向きな
ステップを踏み出しましょう。

勇気ある行動への踏み出し

自己評価の状態や
防衛反応に気づいたら、

勇気を持って
行動を起こすことを
考えてみましょう。

小さな一歩が、
大きな変化への道を切り開く
鍵となることもあります。

人は気づけば
いつからでも変われます。

あなただけじゃない。
あなた一人じゃない。

知識は人生の
盾であり矛である。

あなたの歩いた道が
幸せの道でありますように。

ではまたっ。

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