Neoriders Story Vol.3:やりたいことにまっすぐ突き進むバイクライフ
若者の等身大のバイクライフを紹介するNeoriders Story。
第三回は、SR400でツーリングを楽しみながらライディングスクールに通い運転技術の向上にも努めているおみさんにお話を伺います。
もともとバイクは邪魔で嫌いなものだったと言うおみさん。そんな彼女が如何にして免許取得からバイク購入にまで至ったのでしょうか。
今回は、Neoriders Projectアンバサダーの白鳥が、その物語に迫ります。
自己紹介
白鳥:こんにちは!今日はよろしくお願いします。まずは簡単に自己紹介からお願いします!
おみ:こんにちは!国際基督教大学4年のおみです!バイクの免許は今年の3月に取得して、5月に愛車のヤマハSR400を購入しバイクライフを楽しんでいます!
白鳥:SR!いいバイクですね!
ツーリング先で友達のバイクに跨るおみさん
今しかない自由な時間、やりたいことにまっすぐに
白鳥:まずは、おみさんがバイクに乗り始めたきっかけを教えて下さい。
おみ:きっかけはいろいろあるんですけど、主に2つあります。1つは社会人になる前の自由な学生の時間で、今しかできないことをやりたかったからです。
白鳥:なるほど、そこでバイクに挑戦しようと思ったのはどうしてですか?
おみ:それが2つめの理由で、YouTubeでバイク関連の動画を見ていたからですね。もともとバイクに対しては邪魔だしむしろ嫌いな乗り物という印象だったのですが、”脳筋ライダー”や”CABHEY”などバイクがメインだけどそれだけじゃなく誰でも楽しめるYouTuberの動画を見ているうちにバイクに興味が出てきました。それで、今のうちに免許だけでも取っておくかって軽い気持ちで教習所に通い始めました。
Youtubeでのオススメ動画
教習所で気づいたバイクの楽しさ
白鳥:最初は免許を取ることだけ考えていたんですね。
おみ:そうなんです。でも、教習所で初めてバイクに乗ってからその楽しさに気づいて自分のバイクが欲しい!って思いました。
白鳥:どういった点でバイクの楽しさを感じたのですか?
おみ:もともとドライブは好きだったので、車と同じようにドライブの楽しさを感じました。それから、バイクならではの機械的な操作感も楽しかったです。車よりもずっと操作が難しくて、まるで初めて自転車に乗った子どものように夢中になりました笑。
家族は大反対!説得も一苦労
白鳥:バイクに乗ることに対して家族は?
おみ:もう大反対でしたね。やっぱりバイクは危ないとか暴走族とかマイナスイメージが強くて、家族全員から反対されました笑
白鳥:やっぱりそうですよね笑。どうやって説得したのですか?
おみ:しっかり話し合いをしました。まず、自己責任で全部自分のお金で買って親には迷惑をかけないようにしました。そうはいっても自分が怪我したら自分だけでは終わらないので、家族とは「雨の日や夜は走らない」「バイクのカスタムではなくライディング技術に投資する」という約束をしました。
SRを選んだ理由
白鳥:おみさんはなぜSR400を選んだのですか?
おみ:初めてのバイクは、変わったものでなくシンプルでバイクの原点を学べるものにしたかったからです。
白鳥:たしかにSRは一番バイクらしいバイクかもしれませんね。それで実際に乗ってみた感じはどうでしたか?
おみ:やっぱりSRで良かったと思います!SRは「止まりにくい。曲がりにくい。走りにくい」と言われるバイクで実際その通りだったのですが、そのおかげでライディング技術は向上しました。それに、やっぱりSRはバイク乗りなら誰とでも会話が盛り上がりますし、のんびりゆっくり気ままに走れて、そういう走り方が好きな方にオススメです!
ツーリング先で見る絶景もバイクの魅力の一つ
安全に楽しく綺麗に楽しむバイクライフ
白鳥:おみさんのバイクライフについて教えて下さい。
おみ:SRでのツーリングに加えて、ライディングスクールの会員になっていて月に2回ほど通っています。バイクには綺麗に乗りたいっていう理想があって、綺麗に安全に乗るためにスクールに通っています。運転技術を一歩一歩少しずつ積み重ねて上達していく感覚はスポ―ツに似ていて楽しいです!
白鳥:綺麗に乗るって大事ですね!スピードや見た目を重視してしまう人が多いなかで、すごく素敵な考え方だと思います!
何にも縛られず自由に走りたい
白鳥:これからバイクでやりたいことは何かありますか?
おみ:具体的なプランは持ってないです。プランを立てるとそれに縛られてしまうようで嫌でした。「せっかく買ったんだから乗らなくちゃ」とかそういう義務的な乗り方はしたくないです。
白鳥:自由でいいですね!
バイク仲間とツーリング
未来のライダーへのメッセージ
白鳥:それでは最後に、大学生に向けてメッセージをお願いします!
おみ:バイクに対してスポーツと同じように触れてほしいです!例としては私が今やっているボルダリングも怪我する危険はあるけど、皆が安全に綺麗にやろうとしてるから悪いイメージがありません。バイクもそうなってほしい。皆が安全に綺麗に乗ろうとしていたら、きっとバイクももっとプラスイメージになるはずです!
白鳥:古いバイク乗りのイメージに縛られないおみさんならではの視点ですね!
おみ:バイク乗りの人が持ってる「バイク乗りとは!」みたいな持論が、バイクへの敷居を上げちゃってると思います。もっと自由に自然に安全に楽しくバイクに乗ってもらいたいですね。
白鳥:時代の変化に合わせてバイクを囲っている環境も変わっていってほしいですね。今日はありがとうございました!
おみ:ありがとうございました!
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