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大学生が車とバイク両方所有してわかったこと

初めまして!Neoriders Projectアンバサダーのじゅーむです!

この度、私の車レクサスISが納車されて半年ほど経過しました。実は、私はバイクも所有しています。大学生にして車とバイクを両方とも所有する方は多くないと思います。大学生の目線で車とバイクを徹底比較します。

大学生になって車とバイク、両方の免許を取れるようになり、学生としてどちらを取るべきか迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな方々の参考になれば幸いです!

今回は費用のほかに利便性や趣味性の面でそれぞれのメリットデメリットを語ります!

費用

大学生のあなたが一番気にするのは費用面ではないでしょうか。正直、これは言わずもがなバイクに軍配が上がりますが、さらに細かく区分して、計5区分を比べたいと思います。初めにそれぞれの特徴を簡単に紹介いたします!

MTマニュアルバイク


ATオートマバイク

①小型二輪

エンジンが小型のため高速道路は乗れませんが一般道では十分な走行性能を持ちます。初期費用、維持費が圧倒的に安いものの旅する最低限のパワーがあることが特徴です。

②中型二輪250cc車検無

高速道路に乗れるバイクで、人気のある分野です。車検が必要なく維持費、パワー、取り回し、旅行適性が高い次元で両立されています。

③中型二輪400cc車検有

中型二輪免許で乗れるパワフルなジャンルです。エンジンをあまり回さなくても余裕ある走りができますが車検があり維持費が少し高くなります。

④軽自動車

車体もエンジンも小柄な車です。快適性や安全性、走行性能は低いですが車の割にはかなり安価なジャンルです。

⑤普通車

車種が多く自分の好みに合った一台を選ぶ楽しさがあるメリットは言わずもがなですが、とにかく維持費が高いです。またバイクに比べて大きな車体は扱いにくさを感じさせます。

比較の結果、価格が手ごろな車両は順に小型→中型二輪→軽自動車→普通車となりました。実際に数字を出してみると小型二輪が非常に低コストで乗ることができます。他の趣味とも両立したい方は小型二輪がおすすめです。

一方で250ccの中型二輪は軽自動車より断然安く、高速道路にも乗れるためコストパフォーマンスに優れていると言えるでしょう。

車同士で比較してみると軽自動車と普通車でも大きな開きがあります。性能や見栄えとトレードオフですが軽自動車が人気なのも頷けますね。

続いて車とバイクを皆さんが特に気になるであろう快適性、安全性、積載性、趣味性という項目で実際どうなのか語っていこうと思います!

バイクにかかる費用について、免許や装備品、保険、などをより詳細に検討したい場合には、以下のシミュレーターを活用してみて下さい!

快適性:自動車

車の快適性は語るまでもないかと思いますが、冷暖房完備で夏も涼しく、冬も暖かいです!

また日差しや風雨にさらされることもなく、バイクから降りた直後に乗り換えると落ち着きます。

一方で実際に乗ってみて誤算だったのはバイクより自動車に乗る方が疲労がたまりやすいということです。バイクは姿勢の自由度が高く適度に動かすことができますが、車を、特に運転するとなると姿勢が固定されてしまいます。そのため通学やスーパーなど近所では問題ありませんが、隣町に行ったり、旅行したり長時間運転すると顕著に疲労感に差が現れます。

レクサスIS

快適性:バイク

正直天候と気温によります!春の陽気や秋晴れの中で美しい四季を感じて走るのはめちゃくちゃ気持ち良いです。一方で、あなたが気になるであろう夏、冬、雨の3つのシチュエーションについてお話しします。

まず夏のバイクの快適性は走るところによります。市街地では信号が多く想像通り非常に暑いです。近場なら走行風で問題なく涼しいですが、夏に東京近郊や大阪近郊を大きく横切るのは一苦労です。

一方で山間部や海沿いは信号が少ないといったこともあり、うだるような暑さではありません。それどころか木陰や蒸散によりひんやりと感じることもあり、こういった自然の繊細な変化を感じられることがバイクの魅力の一つではないでしょうか。

また近年では水冷ジャケットや送風機付きジャケット、メッシュジャケットの普及により夏のバイクの快適性は急速に高まってきています。

めっちゃ寒いです!気合です!と言うのは実はもう過去の話です。防寒着の進歩によってこちらも急速に快適性が高まってきています。

特に近年では電熱インナーなど電熱装備により冬の夜の高速道路でも春の陽気にいるようにポカポカです!他にも電熱グローブや電熱ソックス、電熱ネックウォーマー、電熱腹巻などはバイク乗らない人にもおすすめですし、寒がりでも問題なく冬のバイクに乗ることができます。加えてワークマン等で購入できる防寒着の進歩も目覚しく、「バイク=寒い」どころか冬は車よりバイクの方が快適とまで思います。車は温まるまで時間もかかり、非常に乾燥することがデメリットです。

ただ脱ぎ着やコード繋げてボタン押してという手間がかかるため、煩わしく感じます。私は少し性能が低いものを重ね着しているので着膨れしますw

雨の日に長距離移動はお勧めしません。初心者の頃は雨でもお構いなく乗っていましたが視界も良くないし、峠だとスリップしそうな気がしてヒヤヒヤものだし、長時間使うと合羽も浸水してくるしであまり乗らない方がいいでしょう。

一方で通勤通学や買い物など近場なら合羽1枚着れば解決する話なのでそんなに気にならないように思います。間違いなく車の方が快適ですし、私も雨が降っていたら迷わず車に乗りますが、「近所なら許容範囲内」です。

安全性:自動車

言うまでもなく車は衝撃から直接身を守り、エアバッグもあるので事故の際の安全性はバイクより高いです。さらに四輪で接地しているため路面状況にかかわらず高い安定感を実現しています。加えて新型車では、上級車中心ですが先進予防安全装置で衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報がついているものもあります。

一方で手の内に収まらない車幅であるため、バイクより運転に非常に気を使います。特に歩行者や自転車が多い市街地、狭い道での走行やすれ違いなどでは本当に気疲れします。またバイクより死角が多く安全確認がやや難しいのでその点でも心労がたまります。

安全性:バイク

バイクに乗る一番の懸念点かもしれませんが、やはり事故にあってしまった場合の被害は大きくなる傾向が多いです。

ただそもそもそういった事故はオーバースピードなど無茶な運転によるケースが多いように思います。法定速度などの交通規則をしっかりと守って「バイク=危ない乗り物」という初心を忘れずに運転すれば、事故にあう確率はぐっと減るでしょう。

またプロテクターの装着も非常に重要です。近年では私服の下に違和感なく着れるインナープロテクターがあり、私も愛用しています。バイクの事故経験についてはこちらの記事に詳しく説明していますのでよければあわせてお読みください。「3度も転倒事故した早稲田生が語る「バイクって何が楽しいの?」

積載性:自動車

車種にもよりますが、特に大柄な車では積載性はスキーやグランピングをする人にとっても十分です。

また複数人での移動にも適しており、みんなで楽しくドライブもできるでしょう。電車など公共交通機関と違い、周囲の目を気にしなくて良いので友達と車内で思いっきり盛り上がることができます。

積載性:バイク

大きなものは積載が厳しく、車種によっては買い物にリュックが必須となります。しかし、普段使いする分には大丈夫です。加えてサイドバッグをつける、リアボックスをつける、バッグを括るなどすれば、1ヶ月以上の旅行やキャンプツーリングもできるので最低限困らない積載性はあるように思います。(旅行でお土産を買ってこない理由になりますw)

趣味性:自動車

何といっても視野が狭いです。特にバイクと違って、運転しているとろくに景色を堪能することができません。「フロントはガラス張りだからそう変わらないでしょ」と思って乗り始めましたが、正面から見えるものはアスファルトの道路ばかりです。

ただ一方で私のレクサスISのようにスポーティな車はバイクとは違った「走る楽しさ」があります!大きな車をすいすいと曲げて慣性に抗いながら疾走する高揚感と、自在に操る達成感は車ならではの面白さでしょう。

趣味性:バイク

バイクに興味を持つ一番の理由ではないでしょうか。私が思うバイクの魅力はズバリ

「幼少期の頃にしか感じられなかった、新鮮なワクワク感」を感じられるところだと思います。

4,5歳の頃って将来に何の不安もなくて、全てが新しい発見で、知的好奇心が満たされていく感じがしませんでしたか。バイクに乗ると、そのワクワク感を再び感じることができます。

この動画のように晴れた高原を走っている時には、大学生で感動的な体験をしているという特別感もひとしおで、バイクに乗って良かったと心から思います!

(ただ絶景ロードで雨が降った時のなんとも言えないショックな気持ちもひとしおです。)

ここまで読んで頂きありがとうございました!バイクと車、大学生が実際に所有してみた経験からそれぞれのメリットとデメリットについてお伝えしました。少しでもみなさんの疑問や不安を解消することができたでしょうか。

私はバイクも車も好きなので正直なところバイク一本推しというわけではありません。

車とバイク、皆さんにとって最適な選択の一助になれたら幸いです!


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