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本で作った『おはなしおじさんの城』

2017年に京都から移住し、大分県に移住しました。出身が大分県の竹田市なので、他の人からすると里帰りをしたと思われるかもしれませんが、18歳から関西で芸人として活動してきた僕としては新天地にいく気持ちであった。

はじめに住んだのは別府の清島アパート。ここはアーティストたちが住みながら創作をするアーティストインレジデンス、芸術家版トキワ荘である。

家賃が安かったのでネットで本を買いまくった。一人で活動していくために役に立ちそうな本、従来の演芸からはずれるためアート関係の本、HIPHOP関係の本、民俗学系の本。いろいろ買いました。ハズレも多かったけど。

そして一人の時間を確保するために、別府の街から少し離れた海辺で本を持ち込み生活をはじめました。次に集めだしたのは本と、ゲームソフトです。

稼いだお金をもって昔ほしかったレトロゲーを稼いだお金をもち秋葉原を訪れ中古ゲームソフトを買い集めました。仕事もなかったので毎日ゲームをしてすごしました。映画も見まくりました。

創作の世界に没頭したあとは、それを作り出すためにはどうしようかということで、TRPG(テーブルトークロールプレイングゲーム)関係の本、ジョセフキャンベルをはじめとした物語論の話、アニメ映画関係の本を集めました。

このあたりでYoutubeの研究も始めました。2019年の後半から毎日のように投稿しはじめました。(当時、全然再生回数も登録者ものびなかったけど)

月亭太遊のムーンパレスへようこそhttps://www.youtube.com/channel/UC6APRCJ5biGvuOknkyWvUpA

そうこうしているうちに2020コロナ禍に突入。ステイホームがさけばれる中、毎日家ですごし75日間連続で新作落語を作りアップしつづけました。

夏になり、しばらくは落語のお仕事をして、短期関西で活動したりもしました。ここではすごくお堅いお仕事もさせていただいたりもしました。ここで得たギャランティは都構想反対の活動を通して真面目に考えないといけないと感じた政治関係の本を集めました。

時々集団で活動すること、組織で活動することもたまにフラフラとやってみようと考えたこともありましたが、そのたびヘトヘトに疲れ果て、やっぱり自分でやっていこうと心に決めました。

そんなこんなで昨日の晩、いきなりなんか、「いける」という確信が持てた次第です。

こちらnoteも重要な表現の場のひとつです。Youtubeともどもどうぞご愛顧ください。お読みいただきありがとうございました。

月亭太遊

本でできたおはなしおじさんの城・完成【ムーンパレスへようこそ】館長 月亭太遊・就寝前のあいさつ https://youtu.be/5G3IyITO6jc

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