第5話:私のDX~定例会で勝先生にご指導いただけたお話
6月28日(月)定例会でのお話です。
勝先生とは?
勝先生といえば、「新しい働き方LABO」が主催する「私の働き方実験」でのみんなの先生です。研究員が研究で迷ったとき、教授室(スラックの一室)を訪れさえすれば、ご相談にのってくださると、キックオフのときにフォトとともにご説明いただき本格的な制度だと感激。
「サイバー大学」の教員でもある勝先生、とてもユニークな授業を展開されています。
例えば演習では、カレー作りのプロジェクトに取り組んでもらったりします。授業はオンラインですが、実際に作ってもらいます。なぜカレー作りかというと、1年次生などシステムやアプリの制作スキルが無い人でもプロジェクトを実体験できる構成にしたかったからです。それなら、料理がいいだろうということで一番嫌いな人が少ないと思われるカレーにしました。
初心者向けのわかりやすい、優しいご発想だなと思いました。
もちろん、カレー作り=仕事を想定しているので、自分が好きなカレーを作っても仕方ありません。相手が食べたいカレーをヒアリングして作ってもらいます。すると1回目は大抵、思い込みが含まれていたりして、相手の想定していたカレーと異なるものになってしまいます。例えば辛すぎるとか、牛肉より鳥肉がよかったなどです。そういう要望を修正して、ようやく相手のイメージに近づいていきます。
仕事も同じで、最初にヒアリングをしっかりして仕様を引き出せていないと、後でそうじゃない、こうじゃないというギャップが発生し、無駄な時間やお金が発生してしまいます。ギャップの内容によっては、プロジェクト成否を分ける要因にもなります。
ユーザー、クライアント主導型の素材ツールがカレー。辛さ、お肉などなど少しのことで全体がガラリと変わることもあるんだなと。
私がよく授業やコンサルの現場で使っているのは日本能率協会コンサルティングが開発した「YWT」というフレームワークです。何の略かというと「やったこと」「分かったこと」「次にやること」なのですが、特に3つ目が重要です。セミナーでも授業でも「やったこと」「分かったこと」をまとめるのはみなさん上手です。でも「じゃあ、あなたは2週間以内に何をしますか?」というと、なかなか実行に移さない人が多いんです。まずは2週間やってみてこれは合わないと思ったら止める。それを積み重ねていくことで自分流が増えて、今までの習慣をブラッシュアップさせていくことができます。
やったことをまとめ、わかったことで納得ではなく、その次にやることが大事なんだなと。
「ITのわかるビジネスパーソン」「ビジネスのわかるITエンジニア」
サイバー大学のコンセプトです。
今回の実験計画の「私のDX」の場合。
・ライティング→ビジネス
・メンター、ティーチング、コーチング、ご相談、コンサルタント→ビジネス
・電子ツールとそれにまつわるエトセトラ(プログラミングの基礎を学んで読めるようにする):今回はワードプレスにチャレンジ→IT
てか、デジタルツールを使った働き方をするためにはパソコンなどのツールは欠かせなくて、これからは、ますますIT事情にも精通していかなきゃならないんだなと!!
デジタルの波のさなかで最先端におられる勝先生。休日はサーファーとしてご出身の奄美大島とご自宅の湘南の海の波に乗り乗りサーフされているそうです。お手製お料理もフェイスブックに掲載されているそうです。研究員専用スラック内の部活、「しゃもじclub」にジョイン、お手製のお料理をご披露、素晴らしいお料理ばかりです。私もジョインしています。前より盛り付け方をかなり意識するようになりました。
総務省によるとテレワークは今後ICTの活用で問題が解消され、推進していくとのことです。
・2020・2021年度は、新型コロナウイルス感染症の拡大で首都圏を中心に、テレワークが一時的に広く利用
・急遽・短期間での実施だったことに伴い、マネジメントやコミュニケーションでの問題が生じた
・結果として生産性が下がってしまったが、新しいICTツールの活用により、十分解消していくことができるものもある
・労働者のテレワークの(継続)利用希望は高い
・人材確保にも一定の効果が見られる
勝先生は2012年から奄美大島ライフを実践「フリーランスが最も働きやすい島化計画」に取り組まれています。
・仕事→どこでもできる
・くらし→ここでしかできない暮らし
どの地域にもここでしかできない暮らしがありますが、アマミブルー!!奄美大島がフリーランスに人気なのは、手つかずの透明な海、サンゴ礁に熱帯魚、亜熱帯の植物、鶏飯が日常だからでしょう。
学べるIT部分~経済産業省主催の無料講座
経済産業省主催の無料で受講できる講座を発見しました。いくつかあげてみます。
たくさんありますが、「DIVER 基礎文法コース」では、お試しになりますが有料コースの一部の基本的な部分をe-learningで学べるそうです。
Ruby基礎文法、Python基礎文法、Ruby on Railsセミナーテキスト、HTML・CSS基礎文法のテキストの閲覧と学習が出来ます。また一部教材には動画を利用した解説も視聴いただけます。
これから基礎の基礎を学ぼうとしている私にとっては嬉しい講座ばかり。時間軸が複数あればいいのに。
てーん、
てーん、
100てーん
で、
な、なんとZoom定例で登壇(時間にして2,3分のイメージです。)、そ、そしてあの勝先生からダイレクトティーチング&コーチングを、なんと受けることができたのでした!!そして、ご依頼してくださったのは「私の働き方実験」運営のAyaさん。Ayaさんは保育士、シンガポール、マレーシア、タイの駐妻からWEBライター、ひとり親メディア編集長、ベンチャーCMO、キャリアカウンセラーをされています。
Ayaさんは「働く」と「ときめく」を掛け合わせて研究をされています。Ayaさん主催の「ときめき会」に興味津々で参加。おはなし会では、1人ずつ2手に分かれ、自己紹介とときめきについて1人ずつ。
「働く」と「ときめき」って対照的。働くのうちにも、さらには心にときめき、あったらいいなとしみじみ。ときめきのイメージは喜怒哀楽の楽に高さをもたせたところにありそうな感情。普段あまり実感がわかない感覚、てか忘れがちでして。だから新鮮でピュアになれる貴重なキラキラしたひとときでした🌟
第一回定例のお話
定例は1時間30分ほどでした。
頑張ったことはもちろん、悩んだこともオープンにしてより研究しやすくのコンセプトのもと、運営のあずさん、こまこまさんお二人がご登壇。研究員のお困りごとを優しく丁寧に解説してくださいました。お二人とも一言でいえば、とってもフレッシュ&cute(キューティクルではございません)、そう、ときめきの感覚ですね、キラッキラなお二人。
こちらのツイートもこまこまさんだった~!!1万フォロワーでした~!!!定例はタイからのご参加。スラック講習会でもご登壇されていました。こまこま(のまどか)さん、早口言葉で言えた~
あずさんは半ナース半フリーランスです。病棟看護師からフリーナース、美容系企画営業部長、発信企業コンサルタントキャリアののち、現在はWEBライターとしてバリバリ活動されています!!
あずさんの研究内容はこちらです。
365日一日も欠かさずですよぉ!!!あ、今日書いてなかったとかフナッシー(無し)ですからぁあああ。これからブログも書いていこうとしている私、参考にさせていただきあず(洒落っぽい?)。あず様でした。
「指定企画」の進捗の発表が続きました。
どの企画もまさに、「ビジネスとIT」のIT部分。ちなみにわたしの企画、一時停止状態のUdemyを完成させてワードプレスへいざリンク、させていく予定です。
いよいよ自主企画の発表へ。
最初に紹介されたのは、はづきへちまさんでした。
はづきへちまさんは、ライターと声優(吹替、ナレーション、ラジオなど)の複業フリーランス。指定企画のchromebookをつかったYouTubeとライティング、収入の研究に取り組まれます。
はづきへちまさんは2020年10月の「一般クリエイターたちが全国上映を目指して映画製作に挑戦したらどうなるのか?」でも作品を発表されています。
短編映画でぐっときました。はづきへちまさんは作・演出です。
そしていよいよ、シモカタさんにnotenoteさんと呼ばれました。ちなみにZoomはじめて音声と画像オンにした日でで、緊張は越えて放心、ループとはこのことだなと。発表、そして勝先生の総評そしてご質問タイムへ。
・5段階評価はどんなものなの?
・なぜブログを書くの?
どちらも改善の余地があります。とにかくてんこ盛りの計画なので、計画倒れになるかもと想定し、評価も考えていたからです。成功、つまり予定通り進むことができたなら、当然準備の分の時間を仕事時間に充てることができるので、収入換算で成長記録を残すことも可能になります。計画倒れになるかもと思い、それを言うのを少しためらっていた自分がいましたが、勝先生はこういう計画の場合、はっきりとした「完成形」はないんだよとおっしゃってくださり気持ちが軽くなりました!!!
なぜブログを書いているの?の質問に対し、その時は”実験とブログ”と考えてしまったので、忘れないようにするためとお答えしました。でもそれは、インサイトではありませんでした。ライターしていてよかった、マーケティングの基礎学べてよかった、ベネフィットとインサイトを学べたからです。
・ベネフィット:目的や目標が成功、実現したあとどうなりたいか、どうありたいか
・インサイト:ニーズより深い願望のようなもの
会が終わったあと、一人脳内運動会、ではなく大反省会。
勝先生のご質問であった「ブログなぜ書くの?」について、
・インサイト(願望)→ニーズ:忘れないようにするため→ブログを書く→目的→ベネフィット、とつながります。
ニーズを言ってしまったかも!!
日頃からブログを書く理由を考えていれば、インサイトレベルで考えられたのでしょう。脳内運動会の中でよりぎました。
あるとき、ブログをなぜ書くんだろう?と考えたことがありました。勝先生と一緒の質問だと気付きました。その時はブログを書いてどうなるの?的な考えが9割を占めている時期でした。ブログ書いても読まれているの?その時はいいねがゼロ個ばかりが続いていたし。
そして、こうも思いました。ゆるくボランティア。かっこつけんじゃねーよーとチコちゃんに叱られそうですが、その時はボランティアふとでてきて、とにかくアカウントはおいておこうと。多分、この時はブログを書いている目的や目標を定めることができなかったんだと思います。
仕事が目標でもいい、もちろん研究も、目標を定めることで、目標にかかわる手段として活用できているから、「忘れないようにするため」と理由1が出てきた次第です。理由1と書いたのは他にも理由はあるからです。多分、決めたところまで出来た達成感があるから書いているんだと。
あれ、noteへのその都度の記録自体を指標として使えそうだな。数値ではありませんが、ブログで記録もかねてnote活用もできそう。
隙間時間で研究する日々でしたが、ご助言で新しい発見ができてよかったです。
和歌山のコミュニティーマネージャーでもあるシモカタセイジさんは、私のウォッチする限り、ランサーズのイベントで多くの司会進行されています。登壇前に少しジョークを言ってくださり緊張がほぐれました!!!新しい働き方LABOフェスをパソコン画面からユーザーとしてみていたのに、今は同じZoom内で紹介をうけていること、不思議でした!!あるあるでしょうか?
アンカーは北原泰幸さん。ホテルマン、高校国語教師、キャリアコンサルタント、主夫をへて今はWEBライターと子供のライフデザインの複業フリーランスをされています。
今回のご登壇での発表は、こちらです。
新しい働き方LABOには40個ほどのチャンネルが設定されていて、部活動もふくめて様々な参加が可能になっています。
オンラインツールでのやりとりを川遊びで例えられています。
・スラック、ツイッターなどではみんなの活動の記録をみると、できていない気分になる
↓ツイッターやスレッドをする時間は、1日のうちのほんの少しの時間
↓研究よりも川遊び(SNS)が気になるので、研究ができない
↓自分のやりたいことが分からない状態になる
↓発信して自分のやりたかったことを見失うばあい、何のために研究員を選んだのかになってしまう
↓自分に合ったツールとの付き合い方をしていかなければいけないのではないか
↓自分に合った付き合い方を考えて、かつ、それをnoteなどでみんなに知らせることも必要なのではないか
↓オープンルールをnoteなどのツールでみんなに提示したら、反響があったので前よりも楽になった
一方、北原さんはご自分を分析。
・こういう時だからこうだったんだと苦しいと思う理由を見つけられた
北原さんの「定期的につまらなくなる自分をメンテする」の記事を引用させていただきます。
そもそも折り紙を買う前に「そんなに折り紙折る時間あるかな?」とか「折っても飾るほどいいもの折れないしな」とか「鶴の折り方忘れた」とか「折ってうまくいかないとがっかりするな」とか「だいたい折り紙折って、なこれから何かの役に立つ?」とか、頭の中の過去やら未来やらと照らし合わせて自分に水を差して、結局やらない。
自分の「いま」のちょっとやりたい気持ちに、過去の一部の切り出しや合っているかどうかわからない未来予測の脳内ロープレで制限をかけて、どこかつまらない気持ちを感じてる。
鶴の折り方忘れたなら、なんとなく思いついたように折ってみたらいいのにね。うまく折れなかったら、それはそれでがっかりした気持ちを味わったらいいのにね。
ご自身のお子さんと一緒に研究をされていること、研究にご自身を用いられていることなどから心理的にも自分をみつめることもしていかなければいけません。そこへ研究員制度に合格、北原さんはとても優しい大人なんだと正直思いました。
スラックについてに戻ります。初めて渋谷のスクランブル交差点を歩いた時にクラクラしたと言っている人がいたんですが、その時は?と思うだけでした。今、クラクラってもしかしたらこういうこと?っていうくらいクラクラしました(始まりたてのころになりますが)。ツールに酔う感覚、コーヒーカップに乗りながらスマホを見る感じです。そりゃそうだと思いました、部活動ふくめて40個以上のチャンネルがあり、合格者は何人だったかな、4倍の難関だったから、300人近くだったと思います。
すべてのチャンネルをで研究員が1つぶやきや連絡をするだけで12000スレッドが流れるとなります。実際は1日に40チャンネルすべてみることはないでしょうけれど、あるのかも?
勝先生は、「今だからやらなきゃなんない研究だろうな~」と感慨深げにおっしゃっていました。
勝先生Point:
・SNSをみるタイミング、時間、曜日を開示することで、その人との付き合い方がわかる。例)返事がない、発信がない時などなど
例)勝先生ご自身のお料理のフェイスブック。
→美味しくつくった日だけUP→フェイスブック上では美味しい料理ばかりが並ぶ→見た人はいつも美味しい料理を作って食べていると勘違いしてしまう。→ツイートやスラック上でも同じことが起こっている
サイバー大学の勝先生のインタビューより
特にネットのニュースは、嘘か本当かではなく、どれくらいインパクトがあるかどうかで広がってしまうという特徴があります。ですから、情報をどうフィルタリングして、何を自分に取り入れるかということをちゃんとやらないと、いい加減な情報を基にいい加減な研究や行動をしてしまうのです。
北原さんの対策をご参考に、こういうのもいいなと。
・まったく見ない→1日何チャンネル、何人のスレッドと決めてみる。例えば、(全体連絡などマストな項目など以外)1日1~2チャンネル、開いたチャンネルの最初から数えて2,3人などなど。
・まったく見ない→スタンプ押す数を少なくしてみる。さらに、スタンプの数も最初に見たページのところからはじめて、〇〇人とかにするのもいいかも。
・まったく見ない→何人と決めて返信するだけにする
・まったく見ない→読むだけ。スタンプ押したいけれど、今の気持ちを表すのに適切なのがみつからない、となってしまった場合、それだけでけっこうストレスフルなんだなと。
→これらの点については、”全く見ないことによるもやもや”と、天秤にかけて考えていくのがいいと思いました。
時間決めにすると、短い時間を設定した場合、全部読みたい衝動で余計にストレスになるのではないかとも思ったので、時間分けではなく範囲分けで自分ペースで読んでいく方法がみつかればいいなと。
うーん?だけど余計に難しくしてしまっているな~とも思ったり。全部把握したいと思うからなんでしょうか、全部把握しなくてもいいのに。見ないと決めてしまうとまた、それを実践するのにストレスになったり、じゃあこうしようと決めたとてそれにアダプトしない日もあったり。
結論:その日の気分次第。(全体必要事項など、マストなチャンネルは省きますよぉねぇ)
そうなんか~い🎶だったら北原さんのを参考にさせてもらおう、てかふりだしや~ん🎶いえいえ、360度と720度は違うんです。
自主企画は今回3人でした。おおとりは🎶運営(ランサーズ)の根岸さんのラジオのお話でした。根岸さんは、stand.fmで旅にまつわるエトセトラを配信されています。どんなの?それは「旅学:TABIGAKU」の第1話でどうぞ。
定例会での登壇のお話をさせていただきました、では次に向かってゴーインマイウェイ、ウェ~イイェ~イ(羊っぽく)
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