ある休日

ある天気の良い休日、家でゴロゴロと過ごしておりますと、面識のないお二人のご婦人が拙宅に訪ねて参りました。

町内会費の集金か？と思いきや、『聖書を読んだことはありますか？』とおっしゃった。自分達は聖書の伝道の為に家々を訪ねているのだとニコニコ笑顔でおっしゃる。

とりあえずここは『結構です』と言うべきか否か、なんて答えるべきかを瞬時に考えるも、なにぶんさっきまで家の中でゴロゴロしていた身...脳みそ切り替えスイッチが咄嗟に作動するわけがなく、遠回しに言い訳がましくお断りするのもめんどくさい...それと実はご婦人が手にしている素敵なカラー冊子の絵がちょっと気になっていて、もしかしてそれはくれるのかなーとか考えていて、だったらここはストレートに言っちゃえと思って、

あの、自分は真如苑という宗教を信仰しているんですけどそれでもよいならお話をお聞きしますけど

とお答えしました。

するとマダム達は私の返答が意外だったのか『まあそうですか!?』と、キラキラ笑顔でちょっとはしゃいだ後、"ではお言葉に甘えて..."と聖書のさわりの部分をお話ししてくれました。

結論は

面白かった。

それからしばらくの間、マダム達は月1くらいのペースで(私が休みで会えた時限定で)玄関先15分程度の聖書勉強会を開いてくれました。

なんかちょっと都市伝説的な話もちょこちょこ入ってて面白かったな。私の仕事が忙しくなったせいで中々会えなくなり自然消滅しちゃったけど。

てかエホバのマダム達は真如苑を知らなかったｮ...(笑)

"え？仏教...？わたくし存じなくってごめんなさいね"って言われた。

全然大丈夫です！笑

追記:関係ないけどマダム達の聖書、アンダーラインとか引いててかなり読み込んであってめちゃくちゃボロボロですごくカッコよかったのでそこは真似したいと思った(カタチから入る奴)。

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