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【学習・生活・機能編】オンライン授業に対するアンケート結果

こんにちは!ふじみ野市大井にある学習塾、ネオチャレふじみ野教室の高木です。
今日も朝から10名以上の生徒が、一生懸命学校の宿題や塾の課題、私から出された個人的な課題に取り組んでいました。

さて、昨日は第一弾をまとめてみましたが…

今日はこの続きということで、【生活・機能編】をまとめていきます。

⑥ お子様の学習態度について

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子どもが家にいる時間が増え、より勉強している姿、勉強していない姿が見える環境になりましたが、意外にも学習態度が「悪い」と感じている親御様は全体の10%に満たない結果となりました。しかも、ネオチャレは勉強が嫌い、苦手な子をターゲットとした塾です。その塾に通う子たちの中でのこの結果は、思いの外みんなが勉強を頑張っている証拠なのかもしれません。

自由に使える時間が増えたことで、ゲームばっかりやる、遊んでばかりいるのではないかという心配はどうやらあまり必要なさそうです(もちろん、中にはそうした子もいるかもしれませんが)。
オンラインでも、塾のような勉強を物理的にする時間を確保する環境があるということで、一定の学習態度を保つ、もしくは向上することができているのかもしれません。

⑦ お子様の学習理解について

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学習理解については、全体の約80%の方が「普通」もしくは「良い、とても良い」と感じていました

これはオンラインだけに限らず、今までの学習のイメージも入っているとは思いますが、オンラインにしたことにより学習の理解度に不安を抱えている方は10%程度に止まっていることがわかります。

とはいえ、今は学校のテストなどもなく、「なんとなく」のイメージでおそらくこう思われているのだと思います。
実際蓋を開けてみたら全然理解していなかった、という可能性も0ではありません。

そこで、今後ふじみ野教室では毎回のチェックテストの結果を親御様にLINEで報告することにしました。
それにより、理解度をテストという定量的な結果で確認することができ、生徒の学習理解の程度をより明確に把握してもらえるのではないかと考えたからです。
オンライン授業に対する「なんとなく学習理解が弱いのでは…」という不安を打ち消すべく、しっかりテストで点数を取れるように授業を展開し、その結果をクリアーに親御様に示していきたいと考えています。

⑧ 休校措置となってから、お子様との学習面についてのコミュニケーション頻度

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やはり、家にいることにより親御様と生徒とがコミュニケーションを取る機会が多くなっているのないかと感じています。また、その中で学習の話をする割合も増えているのではないか?と感じ、この項目を設定しました。

結果、60%以上のご家庭で、学習面についてのコミュニケーションは増えたということがわかりました。もちろん、これはポジティブなコミュニケーションだけではないのではと考えています。

「宿題終わったの?」
「早く宿題終わらせちゃいなさいよ?」
「ちゃんと勉強もするんだよ?」

のような、生徒からすれば聞きたくないフレーズ…。これをコミュニケーションというのかはわかりませんが、こうしたやりとりが増えていることも容易に考えることができます。

「へえ、今そんなところを勉強してるんだ!」
「もうそんなに宿題終わってるの?」
「意外とちゃんと家でも勉強してるんだね」

といったポジティブなコミュニケーションを増やすことが私たちの仕事です。そのためには、塾の時間を使ってある程度学校からの課題を終わらせること、物理的に勉強時間を増やしてあげること、そして自慢したくなるくらいテストの結果を上げてもらうことが重要です。

⑨ オンライン授業で不安なこと

この項目で目についた回答は「ちゃんと理解できているか不安」という声でした。

⑦の結果から、やはり「理解できていないとは思わないけど、なんとなくオンラインだと理解できていないんじゃないかな」というイメージを、多くの親御様が抱いていることがわかります。

もちろん、塾に通っているからといって理解ができているという話でもないとは思いますが、オンラインになりそれがより不安視されるようになった、ということでしょう。

これについては先述の通り、確認テストをクリアーにして、親御様の不安を少しでも解消していくということにしました。
これでテストの結果がひどい場合、それは不安をより煽ってしまうことになるのですが…。

⑩ オンライン授業において追加してほしいサービス、システム、機能を教えてください

この質問では、まとまった回答はなく、様々な回答がありましたので一部抜粋します。

・個別に学習しているところをLINEなどで写真で送り、解説してもらえるようにしてほしい
→教室のLINEアカウントを生徒に伝え、そちらに送ってもらうことで、解決できるようにしました。生徒から意欲的に送られてくることはそこまで多くないと思っているので、こちらからの声かけも増やしていこうと考えています。

・オンライン上で回答、採点ができるシステムがほしい
→導入しましたので、来週から運用します!

・復習の時間を増やしてほしい、復習できるようテストを増やしてほしい
→全単元で確認テストを実施、目標点に達しない場合は補習の時間に復習させるようにしました!

・授業内容の動画配信
→ふじみ野教室では以前より授業動画を編集し、親御様にお送りしていましたが、今後はWEB上で自分の該当するクラスの授業動画にアクセスできる体制を整えました。

・時間をとにかく増やしてほしい
→できる限り物量を担保できるようにはいたします!

といったところで、アンケートは以上になります。

最初に述べたように、オンラインという環境に対する「漠然とした不安」が親御様の中にもやもやと存在していることは間違いありません。これはロジカルではなくエモーショナルな問題なのかもしれませんが、だからと言ってただ感情的に「オンラインでも大丈夫なんです!」と訴えかけてもそれは受け入れられないはずです。

しっかりとロジカルにシステムを構築し、その訴求は感情を動かすものでなくてはいけない…特にオンラインという無機質で冷たいイメージのものをどう温かみをつけて提供していくのか、私たちのこれからの課題です。

今後、さらにオンライン環境が様々な場所で当たり前になっていくはずですが、学習塾としてちゃんとそこに対応できるように、私たちも準備を進めていきたいと思います。

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