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精神科医の言葉で、知られざる”自分”との出会い、判明した私の病名


難航した心療内科探しの末、

ついに心療内科を見つけて受診。


いよいよ診察室へ



いよいよ名前を呼ばれて、

診察室へ。

満面の笑顔というわけではないけれど、

穏やかな笑みを浮かべた、

中年の女性医師が立って迎えてくれ、

「どうぞこちらに座ってください」と席を促してくれた。

真っ暗な診察室



不思議なことがある。

なぜだろうか。

この初診の時を思い出すと、

なぜか部屋の中が真っ暗だ。


今、思い出しても真っ暗。

暗闇の中で診察を受けているイメージが湧く。

暗闇の中に

ぼんやり医師の顔が浮かんでいる。

そんなはずはないのだけれど。

だって待合室は明るかったのだから。

真っ暗な中で

緊張しながら

医師と向き合って座った自分を思い出す。

あの時の私の精神状態のヤバさが表れているのだろうか。

精神科医に伝えたこと


事前にオンラインで問診票を書き込めたことは

とても良かった。


時間をかけて

自分と向き合いながら書き込んだから、

自分の思いを後悔なく、無駄なく、表現できていたと思う。


たしか、

「しんどい親を撃退するために専門家の力を借りたい」
という言葉で結んだ。


だからそれほど話す必要はなかった。

具体的に何を話したのか、覚えていないが

こんなことを言ったような記憶がある。

・自分の現状を把握したい。

・苦しくてたまらない

・やりたいわけではないが、自殺の記事ばかり目に付いて
自殺した人に共感している。

・睡眠中にうなされて叫んで目が覚めて、いよいよおかしくなったかと思っている。

精神科医に言われた言葉


一言も遮らず

ひと通り、

私の話を聞いた医師の第一声は

「もう、あなたは自分で分かっていらっしゃるでしょう?」

だった。

続けて、

「これほど冷静に自己分析も出来ていて、

おそらくここに来るまでに自分でいろいろ調べていらっしゃる。」


そして、続けた。

この医師の言葉に、

私は目を開かれる思いがした。


「あなたは、

ここまで、

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